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「機動戦士ガンダム/THE ORIGIN」安彦良和
投稿日 : 2002/05/06 14:52
投稿者 Excalibur
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<ファースト・ガンダム>再生の試みには別のアプローチも存在する(『フォー・ザ・バレル』)が、これはオリジナル・クリエーターの一人である安彦良和が自ら手掛けた正統派。オリジナル・クリエーターだからこそ許されるアレンジも含め、今後の展開が充分に期待出来る。単にTVシリーズや映画版をコミックに引き写したものにはならないだろうからだ。
ただ安彦良和の画風がかなり変わってしまい、自然と「新しい物」とならざるを得ないのはやや寂しい。等身が上がり面長となったアムロは、かつての15歳の少年ではあり得ない。

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2006年ガンダムエース8月号感想
投稿日 : 2006/11/27 14:25
投稿者 久保田r
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 戦闘中心の回。一度は転進したドズル率いるジオン軍が反転し、連邦軍艦隊に襲いかかるという戦闘シーンが描かれている。艦隊vs艦隊、艦隊vsMSというメカ中心の今回だが、その中でドズルの人となりやレビルの行動などがきちんと描かれている。

 リュウ・ホセイが偵察に出るもミノフスキー粒子の濃度が濃くて索敵不能。戦闘に巻き込まれ、宇宙に放り出されるシーンが描かれている。リュウの台詞は人間味が溢れていてぬくもりを感じる。ドズルと同じタイプではないだろうか。

 最終ページのシャアの不敵な笑みの赤いカラーがかっこいいけど、癪に触る(笑)。
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2006年ガンダムエース7月号感想
投稿日 : 2006/07/02 15:07
投稿者 久保田r
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 サイド6で起きた暴動に対して戦うセイラ。だが、この突然の暴動にマス家の父が亡くなる。ベッドに凭れるようにして跪くセイラが美しい。この暴動の最中にジオン軍がサイド6を攻撃。この攻撃部隊の中にはシャアがおり、「神の加護というものがあるなら アルティシア お前は今ここにはいないはずだ」と心中で祈っている。…つくづくシャアは戦いの核にいて、結局セイラを戦いに巻き込んだのは遠因としてシャアが関わっている。…つくづく業の深い男だ…。セイラがサイド6でこのような過酷な経験をした後、サイド7でホワイト・ベースに避難する際、カイに向かって「軟弱者っ!」と平手打ちを喰らわせたのもこれで分かる気がする。そして、ブライトに向かって「エリートでいらっしゃったのね」と言ったのも。そして、1年戦争終盤にサイド6でシャアと再会するのは、サイド6だからこそ再会出来たという運命的な導きを感じる。こんなシャアとセイラの兄妹の運命は、悲劇としか言い様がないように思う。

 ジオン軍宇宙艦隊と連邦軍宇宙艦隊の戦いの火蓋が切って落とされた。デギンと一緒に戦いの映像を見ていたガルマは、味方戦艦が直撃弾を受けて「当たったじゃないかっ!」と取り乱すが、デギンに「落ち着かんかっ!見苦しいぞっ!」と怒鳴られる。士気の高いジオン軍、勝敗の行方は──。
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2006年ガンダムエース6月号感想
投稿日 : 2006/05/31 13:02
投稿者 久保田r
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 セイラが主役のストーリー。セイラは随分と大人びて、賢い女性に成長している。戦争なんてなければ本当に健やかな聡明な女性になっただろう。つくづく戦争の暗い影がセイラの明るさを削っている。

 セイラは、病床のマス家の父に付きっきりで看護。そこへ、暴動が起き、セイラは自らを守る為に武器を手に戦う。銃を握りしめるセイラの瞳からは涙が。

 その頃シャアは、デギンが出席する御前会議にシャアとして出席。ザビ家の前にマスクのまま出席する。

 一方地球からは、レビル将軍を指揮官とする宇宙軍艦隊が進発。ジオン総軍よりも圧倒的な数でもってルウムへと向かったが、その結果は…。
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2006年ガンダムエース5月号感想
投稿日 : 2006/05/25 14:10
投稿者 久保田r
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 ええ〜っと…ガンダムって、ジオンの話だったんだな…と今更ながら気づいたりして…。ああ…いや…そりゃ…まぁ何と言うか…ジオンだって平気でコロニー落としをしたわけではないし、何事も初めてのことというのは仕掛けた方にドラマがあるのは分かるし…だからまぁ、アニメでは描かれなかったジオンの内部を読むことが出来るのは誠に幸せなことであります。

 今号は、コロニー落とし後のザビ家の家族会議の様子と、セイラが登場。ザビ家の家族会議では、デギンとギレンが対立しており、デギンはコロニー落としで何億もの人を殺したことを悔やんでいる模様。対するギレンは、死んだ人の数に囚われてはいけないと強行な姿勢。この時点で既にデギンとギレンは考えが食い違っている。

 コロニー落としの指揮にあたったドズルは、愛娘、ミネバを見て「俺は何億ものミネバを殺したんだ!!」と号泣する。ドズルの直情的な人間的感情にぐっと来る。しかし、妻、ゼナに膝枕をしてもらいながら、戦うことへの正当な理由付けを自分なりに考えて納得しているのはどうも納得いかない。ドズルもまたこの戦争の悪影響を受けている。

 セイラは、サイド5でドクターとして怪我人を診ているところへ、タチ中尉という人物と接触。タチ中尉は、シャア・アズナブルに注意して下さい、キャスバル・レム・ダイクンは生きています、とセイラに告げ、セイラが動揺しているところへ、ロジェ・アズナブルからセイラの父が危篤という報せが入る。激動のセイラ。

 シャアは、例のあのパーソナルカラーのツノ付きザクが完成し、中尉に。三連星に「あの小洒落たツノっ!!あの他人より目立とうという意図が丸見えの赤い色っ!!」と言われていた。
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2006年ガンダムエース4月号感想
投稿日 : 2006/05/18 14:49
投稿者 久保田r
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 いけません。本当にこんなことはしてはいけません。のコロニー落としが描かれている。

 冒頭のページからギレンのテレビ演説があり、サイド2を完膚無きまでに攻撃した理由をもっともらしく声高に演説している。そのサイド2には、ドズルとランバ・ラルがいて、ドズルはランバ・ラルにコロニーへの毒ガス注入を命じるが、ランバ・ラルはそれを断固拒否。しかし、この作戦は実行され、コロニーは地球へと落下。

 毒ガスが注入される前のコロニー内部の様子が描かれてあり、地球の日本の大学へ留学が決まっていたユウキとファン・リーという若いカップルの刹那の会話が涙を誘う。非人間的行為は、決して許されるものではない。その戦争の悲劇が描かれている。
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2006年ガンダムエース3月号感想
投稿日 : 2006/05/14 14:05
投稿者 久保田r
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 いよいよ開戦。ガルマから始まった連邦軍との小競り合いが大きく膨れ上がり、ジオンはとうとう宣戦布告。MSの開発も戦艦の製造も急ピッチで進められ、大規模な軍事国家に。

 サイド7へ移住したアムロは、父親が全然家に帰らずほぼ一人暮らし状態。いつもパソコンに向かい、引きこもり状態。そこへフラウが世話を焼きに出入りし、クラスメイトのハヤトやカイと一悶着も二悶着も起こすという知られざる子供時代のエピソードが描かれている。

 このアムロの子供時代のエピソードは、アムロがどういった環境で生活していたのかを知るまたとない貴重なエピソード。何事に対しても無気力なアムロを取り巻く環境は、父親や母親や戦争を始めた大人たちが間接的に作り上げたもの。考えさせられる点が多い。

 最後のフラウの「アムロのバカァ!!どうしていつも…そんなことばっかりしてるのよォ。戦争になって、たくさん死んでる人がいるのに!!いるのにいいィ」の叫びがとても良かった。悲しいことは悲しいと真っ直ぐに受け止められる素直な良さが表れている。
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2006年ガンダムエース2月号感想
投稿日 : 2006/04/22 11:27
投稿者 久保田r
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 閣下と呼ばれる謎の女性は、キシリア閣下であられました。なるほど、キシリア閣下をエスコートしなければならなかった諜報部員のベルクマン少佐は、それは大変な任務でありました。しかし、このベルクマン少佐はおしゃべりが過ぎて射殺された。着々と力を付けつつあるジオンの恐怖感が描かれている。

 連邦へ亡命しようとしたミノフスキー博士は、ラル&三連星&シャアの部隊の攻撃により、混乱の最中に亡くなった。シャアすご過ぎ。数は圧倒的に連邦の方が多かったのに、あの勘の良さでほとんどを爆破してしてしまった。「戦いに勝つには数」という常識がシャアを見ていると通用しない。これは確かに怖い相手だ。

 アムロが父親に連れられてサイド7へ。これでいよいよRX-78「ガンダム」の本格的開発がスタート。
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2006年ガンダムエース1月号感想
投稿日 : 2006/02/26 13:39
投稿者 久保田r
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 ミノフスキー博士亡命の顛末。ミノフスキー博士は、『ガンダム』世界にはなくてはならない人で、彼の名を冠した「ミノフスキー粒子」というものがどのシリーズでも戦局を大きく左右するのだが、彼のジオンでのMSの開発が一区切りが付いたということで、亡命のドラマが。今号はまだ序盤で、事がどう動くのかは次号。今号では、閣下と呼ばれる謎の女性や、アムロの父の技術者としての焦りや、MSに乗ったラルと三連星とシャアが顔見せ。一波乱ありそうな雰囲気。ところでシャア。前号までは謙虚な姿勢が見えていたが、今号では三連星相手に不敵な態度。少しずつかわいくなくなりつつある。
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2005年ガンダムエース12月号感想
投稿日 : 2006/01/20 14:32
投稿者 久保田r
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 シャアとララァ邂逅の回。シャアは、ジオンを出て、ジャブローの工事現場に就労中。どんな格好でも似合うところが何とも嫌味な奴だが、ヘルメットの下にタオルという格好も板に付いているから、いっそのことファッションモデルになればいいのにと思いつつ、肉体労働で光る汗がまた素敵。この時得たジャブローの地理の知識が、後のジャブロー降下作戦に役立ったものと思われる。

 ララァとは売春宿で知り合ったと周知の事実のように前々から情報として流れているが、漫画を読むとちょっと違う。ララァは、裏の世界の組織の長に囲われているというのは本当だが、シャアが初めてララァを見たのはジャブローにあるカジノで、言葉を交わしたのは、その翌日の波止場でのこと。この時の会話がララァとシャアを近づけ、二人の心の距離が急接近するが、そこへ裏の世界のボスが現れ、事態は急変。裏の世界でのララァの争奪戦が始まり、シャアは身を呈してララァを庇い、ララァを連れて宇宙へ上がるという展開になっている。

 なるほど、このような激しい乱闘の末に命を助けてもらったら、ララァはシャアの為に尽くすよなぁ…。というか、惚れるよなぁ…。アムロに言った「あなたは遅すぎたのよ」の台詞もこれで頷ける。

 後ろから飛んで来る丸い手裏剣のような武器をシャアは間一髪で躱した。この武器がシャア目がけて飛んでいる時、シャアとララァは互いに閃きがあって躱せたよう。二人が引き合ってニュー・タイプが開花した瞬間。これだけの強い引き合いがあっては、やはりアムロの立ち入るスペースはないかも知れない…。
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2005年ガンダムエース11月号感想
投稿日 : 2005/10/13 11:15
投稿者 久保田r
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 連邦軍兵営の攻撃から一夜明け、ガルマは一気にサイド3の英雄に。自身を取り巻く環境の劇的な変化に戸惑いを隠せないガルマだが、パレードでは華やかな表情を見せるなど王子様振りを発揮。ここで”諸君らが愛してくれたガルマ”が誕生。

 レビルら連邦軍首脳部がギレンらに激しい抗議。それへデギンが「責任者には厳しい処罰をする」と答えてその場は収まるが、その後デギンの怒声を浴びたのはドズル。メッチャメッチャ怒るデギンにドズルはたじたじ。父親の威厳は健在。

 シャアは、除隊処分となり地球へ。そこでララァと出会うよう。先月号で初登場となったゼナは、今号でドズルからプロポーズを受ける。「俺…ドズル・ザビの…子を産んではくれまいか」。かっこいいよ!ドズル!最もあんたらしいプロポーズだ!漢だねぇ!駆け引きなんぞ感じさせない裏のない正直なプロポーズがかっこいい。

 連邦軍V作戦発動。テム・レイ登場。
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2005年ガンダムエース10月号感想
投稿日 : 2005/09/03 10:56
投稿者 久保田r
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 のっけから何なんですが…ぬををををっ!?と叫びますよ。素晴らしい!素晴らしいよ!安彦さん!! 80ページは何なんですかいっ!?こりゃまるでシャガルぢゃ〜あ〜りませんかっ!ぬを〜(バタン)。(鼻血吹いて倒れた)

 そんなことはさておき『THE ORIGIN』は、今号も素晴らしい。先月号の終わりに小天体がサイド3に衝突したのがきっかけとなり、サイド3内では一気に連邦に対する不満が募る。ガルマ達卒業生も残骸の収集に狩り出される。そんな中、シャアがガルマに連邦軍兵営を攻撃するよう煽る。なるほどねぇ…。そうだったか…。下調べやら下準備は入念にしておいて、実行のトップはガルマに。実質的な戦争突入は、シャア煽動のガルマだったんだ…。ははぁ…なるほど…。そんな折、サイド3の議会が「独立するべきだ」と熱く盛り上がる。デギンは、ギレンに「戦争はダメだ」と意見するが、ギレンは言葉には出さずとも強気な姿勢。この時点でもはや実権はギレンの手に落ちていたよう。むむ…デギン…哀れ…。タイミングの計り具合といい計画性といいギレンとシャアは呼応している。むむ…これがジオンの総帥に立つ者なのか…。

 シャアのマスクが登場。あのいかにもなマスクは、士官学校時代の同級生が作ってくれた物だったんだな。フットボールのヘッドギアを応用して作った物。遮光レンズ入り。ガルマは、マスクをしたシャアを見て「まあああ まあまあだね」と評していた。

 そして、ゼナ登場。後にドズルの妻となり、ミネバを産んだあのゼナ・ミアがここで登場。ドズルと初対面。ゼナは、士官学校卒業生だったんやね。卒業席次8番だから優秀。ガルマたちが連邦軍兵営を攻撃する間、校長であるドズルを足止めする為にゼナが選ばれた。彼女を選んだのはシャア。なるほど‥そういうことだったのか…。…ってことはシャア…あんたまさか…(女性疑惑)。
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2005年ガンダムエース9月号感想
投稿日 : 2005/08/07 10:23
投稿者 久保田r
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 士官学校卒業模擬戦。やはりシャアとガルマはピカイチで、特にガルマは単なるお坊ちゃんではないところを見せている。てきぱきとした指示。やるじゃないか、ガルマ。シャアはね、やっぱりちょっと分からんかな。連邦の士官に、質問という形で反抗的な態度をスマートに取って見せて、パシーンッと殴られて周囲に反連邦意識を植え付けさせている。直接という形じゃなくても、(連邦ってこんなものか)という意識を植え付けさせるに十分な態度なんだよね。と、同時に自分のカリスマ性をも知らしめてる。こんな若いうちから狡猾めいた態度を取れるんだから、やっぱりシャアはただ者じゃないよなぁ。そりゃ『Z』で普通の人になろうとしたってダメだって。持って生まれたものが違い過ぎる。持って生まれたものが両親の死で清く真っ直ぐ伸びることが出来なくなってしまったんだから、いずれ『逆襲』で反アースノイドのトップに立つのも止むなし。人々のそういう感情を引き寄せる力を持ってる。

 と、脱線したところで、士官学校の卒業成績は、シャアが模擬戦で連邦の士官といざこざを起こしたので、ガルマが1位。シャアが2位。これもシャアの計算のうちなのかな。ところで、シャアのサングラスは、X抗体の異常が認められていて、Y線量が一定値を超える状況下では使用を認められているということ。な〜るほどねぇ。これでシャアがいついかなる時でもマスクをしていてもみんながスルーしていた訳が分かった。

 さて、シャアがサイド3に直撃する小天体を発見。でも連邦の観測局はこれを発見するのが遅れてサイド3に告知することが出来ず、小天体はズムシティに直撃。折しも士官学校の卒業式の時。この事態はどのように発展するのか。次号へつづく。

 ついでだけど、94ページ〜97ページのシャアが秀逸。何を思ってるんでしょうなぁ、シャア。
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2005年ガンダムエース8月号感想
投稿日 : 2005/06/30 10:41
投稿者 久保田r
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 「開戦編」スタート。シャアに成り済ましたキャスバルがジオンの士官学校に入学したところで「シャア・セイラ編」は終了し、いよいよギレンが宣戦布告をするまでの「開戦編」がスタート。

 今号は、腐女子にはたまらない内容であります(涎)。あの幻のシャアの士官学校時代が描かれているんですから、目を皿のようにして読んでしまうのは必定。それもどうやってあのガルマと同室になったのかという謎が解き明かされ、涎は留まるところを知らず…。うを。た、たまらん(じゅる)。

 えー…そんな萌え話は置いといて、シャアとガルマのライバル意識剥き出しの士官学校時代が描かれています。自分より成績優秀で、全然自分をちやほやしないシャアが気になって気になって仕方がないガルマですが、シャアはどの科目も優秀で、流石ダイクンの息子といったところ。

 重装行軍訓練で雨に濡れた崖をガルマが滑り落ちて、それをシャアが助けるというエピソードが描かれているんですが、これって後のことがあるだけに辛いなぁ…という感じ…。ガルマの信頼を得る為の行動なのか、シャアの人間的部分が判断しての行動なのか…。いずれにせよ普通このようなエピソードがあったら、映画とかでは最後の最後に「君の父上は許せないけど、君はかけがえのない親友だ!」と言って、全てを許して仲直りという救いのあるストーリーになるんだけれど、『ガンダム』はそうじゃないんだよね…。「兄は鬼子です」がよく分かる伏線であると思います。

 それにしてもシャアのランニング姿にバスケしている姿にサバイバル姿にシャワー後の腰巻きタオル姿まで見れちゃってとっても眼福。どんな姿でも似合うなぁ、シャア。いいなぁ、シャア。この調子でちらっとでもいいからベッドシーン見てみたい。(おっといけないまた腐女子的発言を/笑)(一応断っときますが、私は受シャ)
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2005年ガンダムエース7月号の感想
投稿日 : 2005/05/27 15:09
投稿者 久保田r
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 素晴らし過ぎるその内容。キャスバルがシャアとなった経緯とジオンに潜入した経緯が描かれてあって、どっひゃ〜そういうことだったのか〜と歴史的新事実発覚に驚きの連発。

 シャアがどのようにしてジオンに入り込んだかというのは、長年の謎だった。まんまと入り込んでまんまとガルマの親友に収まるシャアって一体どんな青年だったんだろうとずっと思っていた。それがこのような形とは。「チャンスは最大限に生かす主義だ」と言っていた通り、キャスバルはシャアとの出会いを最大限に生かした。シャアと友達になり、シャアがジオンの士官学校へ入学するというチャンスを生かした。キャスバルは切れ者過ぎる。入れ替わることで自分の代わりにシャアがどのような目に遭うか想像出来なかったキャスバルではあるまい…。

 兄のしようとしていることを感知しているアルティシアも鋭い。でもまだ子供で、思うように身動き出来ないのがさぞかし歯痒かっただろう。キャスバルもアルティシアも辛い人生だ…。

 シャアは好い青年だった。喜怒哀楽を表現出来る好い青年だった。かわいかった。親の不幸がなく、普通の子供として出会えたらどんなに良かっただろう。”キャスバルが普通の青年だったら”が形になった青年だった。それだけに辛い…。

 士官学校入学式で成り代わったシャアが眼鏡をかけていた。なるほど。この時から目を隠していたのか。血液型など細かい人体データなどで今後不利となることはないのだろうか。その辺は描かれるのだろうか。来月号も気になる。
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2005年ガンダムエース6月号の感想
投稿日 : 2005/05/27 15:07
投稿者 久保田r
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 『THE ORIGIN/シャア・セイラ編』は、シャアがセイラの元を離れて行くあの別れのシーン。アニメでトレンチコートを着たシャアを見た時は、なんて大人びた子供だろうと思っていたけれど、なるほど『THE ORIGIN』を見ると違和感がない。シャアをあそこまで一気に心に暗いものを抱えた大人にさせたのは、やはり両親の死だったんだ。純粋だなぁ…。セイラの方が生産的。でもシャアが離れてしまったことでセイラも心に暗いものを抱えるんだけどね…。思い切った行動を起こすシャアは、やはり男だ。

 来月号は、シャアとガルマの士官学校時代が拝めるようであります。これはこれで楽しみ。毎月「見たい」と思えるシーンを描く安彦さんはやはり流石。長期連載でも中弛みがありません
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