「銀河英雄伝説」 道原かつみ:作画/田中芳樹:原作
投稿日 | : 2005/05/22 10:32 |
投稿者 | : 久保田r |
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1995年9月25日〜 (株)徳間書店 Chara COMICS
田中芳樹原作「銀河英雄伝説」のコミックス化。
ほぼアニメ通りのキャラクターだが、フェザーン自治領主が男性ではなく女性で描かれている。名前がアニメではルビンスキー。コミックスでは、ルビンスカヤ。アニメと同じ頭に髪の毛のないキャラだが、切れ者の美人。綺麗。
第11巻
投稿日 | : 2005/07/08 10:12 |
投稿者 | : 久保田r |
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キルヒアイス死亡の巻。
ダメだ。泣けて泣けてしょうがない。それしかない。小説でもアニメでもコミックでもキルヒアイスの死には泣くしかない。それ以外に何がある。何が語れる。何もない。
ああ…でも、メルカッツ提督がヤンを頼って亡命し、ヤンが「なんにせよ ヤン・ウェンリーがお引き受けします ご心配なさらずに」と言ったシーンは、また別の意味で泣けた。
うぁぁぁ…もう泣くしかない…泣くしかないこの巻は…。
コミック版「銀河英雄伝説」は、11巻で終わり。以上。
第10巻
投稿日 | : 2005/07/08 10:12 |
投稿者 | : 久保田r |
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ヴェスターラント核攻撃と救国軍事会議滅亡の巻。
ブラウンシュバイク公の愚かさは今に始まったことではないが、やはり欲望のレベルが幼児並の大人に巨大な軍事力を与えてはいけない。ヴェスターラントの核攻撃は、本当に痛ましい。人間のすることじゃない。これを阻止しようとしたラインハルトの反応は素晴らしかったが、この反応をオーベルシュタインが阻止。うーん…オーベルシュタインの言ってることはとってもよく分かるんだけど、やっぱりこればっかりは核攻撃を阻止すべきではなかったかなぁ…。後味が悪過ぎて嫌。
救国軍事会議は、誠に哀しい存在。フレデリカの父親が議長なんて…。遣る瀬なさが全体に満ちている。
それにしてもラインハルトとキルヒアイスの心の擦れ違いと来たら…。あぁ…もぉ…なんてことだ…。
第9巻
投稿日 | : 2005/06/29 09:11 |
投稿者 | : 久保田r |
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賊軍(貴族連合軍)ボロ負けの巻。言い換えて、ラインハルト軍華麗にして大勝の巻。
良かですねぇ…ラインハルト軍。優秀な提督方がその才能を発揮していて、戦いが美しかですよ。士気の高まり方も良いですし、ミッターマイヤー曰く「見たか。ばか息子ども。戦いとはこういう風にやるものだ」がよく表れています。よかよか。
キルヒアイスも美しかです。マントをなびかせて颯爽と指揮する姿、たまらなく凛々しいです。ラインハルトの傍にキルヒアイスがいないと、ブライトのないコーヒーのようですが、離れていてもラインハルトの絶大な信頼を得ているのがありありと分かるキルヒアイスは、頼もしいです。かっこいいです。
ファーレンハイトもようやく出て来たし、お気に入りの提督が揃い踏みでたまらない巻です。(涎)
第8巻
投稿日 | : 2005/06/23 10:37 |
投稿者 | : 久保田r |
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ドーリア星域の会戦の巻。
ピンナップのヤンがかっこいい。いつもこうしているとかっこいいのにね。でも近寄りがたいヤンはヤンじゃないけど。
レンテンベルク要塞での双璧対オフレッサー。オフレッサーの野蛮振りは、アニメでも目を覆いたくなるほどだったが、漫画でも野蛮人・オフレッサーは本領発揮。罠がアニメとは仕掛けが違うが、こちらの方が宇宙戦闘の理に叶っていると思った。
一方ヤン艦隊は、バグダッシュがヤンを暗殺しようとするが失敗してヤンの部下になるエピソードが描かれている。ジェシカの死ぬシーンは、やはり痛ましい…。
第7巻
投稿日 | : 2005/06/14 10:39 |
投稿者 | : 久保田r |
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双璧の巻。いよ!待ってました!
ミッターマイヤーとロイエンタールの生い立ちが描かれ、二人の戦いの歴史も描かれている。ミッターマイヤーの家族は、明るくて人が好くて清々しい。ミッターマイヤーがすくすくと育った感じがよく分かる。それと対照的なのがロイエンタールの生い立ちで、生まれたこと自体を否定されながら育ち、生きる意味を探す為に戦っているというのがよく分かるストーリーとなっている。
ラインハルト軍と貴族軍がいよいよ戦火を交える。貴族軍の無能さが露呈されていて、メルカッツ提督の気苦労が窺える。そういえば、ファーレンハイトは登場するのだろうか。次巻に期待。
第6巻
投稿日 | : 2005/06/13 09:07 |
投稿者 | : 久保田r |
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同盟軍クーデター勃発、帝国軍内戦勃発の巻。
どちらもラインハルトが絡んでいるだけに、事実上宇宙を手に入れているような気もするが、クーデターも内戦もこれからが本番なので気を緩まずに事に当たって欲しいところ。
同盟軍では、アンドリュー・フォークがクブルスリー提督を撃ってクーデターが表面化。帝国軍は、アントン・フェルナーがラインハルトを暗殺しようとして大失敗。このアントン・フェルナー、愛嬌があるどころかぬけぬけとしたところがあって憎めない。
第5巻
投稿日 | : 2005/06/08 13:19 |
投稿者 | : 久保田r |
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ヤン、ラインハルト魅力爆発の巻。ヤンとラインハルトがかわいくてかっこいい。お気に入りの巻。
皇帝が死んだことでラインハルトの地位がより大きなものに。キルヒアイスを宇宙艦隊副司令長官にするなど、着々と周囲を思い通りにして行き、自分の分身としてキルヒアイスをヤンに会わせたりする(捕虜交換式)。そして、アンネローゼともまた一緒に暮らせるようになり、おそらくこの頃が幸せな時期だったのではないだろうか。ラインハルトには通過点に過ぎないのだろうが、意気揚々としているラインハルトが一番美しく彼らしい。刹那的な美しさがこの時期にある。
一方、ラインハルトを倒す策を練っているヤンがヤンらしく、もったいないことである。この時期まだヤンには絶大な力がなく、且つ自身がそれを欲していないので、ラインハルトに勝てるであろうこのチャンスを十分に生かせないのが残念。いや、それがヤンらしいのだけれど。
イゼルローンでの新年パーティがとっても楽しい。ローゼンリッター連帯とコーネフの女装が綺麗でとっても似合ってる。ヤン艦隊の幸せな時期。
それにしても、ニュースに映るラインハルトの綺麗なことよ。同盟軍の女性兵と同じく思わずため息が出る。美し過ぎる。
第4巻
投稿日 | : 2005/06/03 11:13 |
投稿者 | : 久保田r |
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アムリッツァ大会戦。同盟がイゼルローン要塞を手に入れたことで、帝国へ大攻勢をかけるという作戦。作戦立案者は、アンドリュー・フォーク准将。このフォーク准将、個人的にヤンをライバル視しており、思惑通り事が運ばないとヒステリーを起こすという問題児。アニメでもその嫌な奴振りは表れていたが、漫画でもことごとく嫌な奴振りを発揮している。
そこここで細部の設定がアニメと違うが、漫画でも同盟軍ウランフ提督の戦い振りは光っている。ビッテンフェルト艦隊との戦いから逃げるシーンは、漫画でも泣けた。勇敢な指揮官に敬礼を。
巻末に帝国皇帝陛下の最期のシーンが描かれている。これはアニメではなかったので、良いシーン。皇帝陛下の隠された非凡さが窺える。
第3巻
投稿日 | : 2005/05/25 11:17 |
投稿者 | : 久保田r |
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ラインハルト主人公。帝国贔屓の私にはたまらない巻。ベーネミュンデ侯爵夫人の事件とカストロプ動乱が描かれている。
カストロプ動乱がアニメと内容が違う。キルヒアイスが討伐に行くのは一緒だが、アルテミスの首飾りが登場しない。出て来るのは、反射衛星砲。よってアニメと違う方法で攻略するので、また違ったキルヒアイスの手腕が拝める。
カストロプの息子もアニメと違う。アニメのいかにも強欲な太った息子ではなくて、痩身長髪の息子。そのうえ短髪の妹も登場し、コミックス独自の展開となっている。
ベーネミュンデ侯爵夫人の事件は、ベーネミュンデもまた宮廷の被害者であるという事件。狭い世界でしか生きることが出来なかった女性の悲しき結末。アニメと違い息絶える寸前、ベーネミュンデの瞳に皇帝の姿が見えていたのは救いがあって良かった。
第2巻
投稿日 | : 2005/05/22 10:33 |
投稿者 | : 久保田r |
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ヤン・ウェンリー主人公の巻。ヤンの子供時代とイゼルローン攻略が描かれている。ルビンスカヤ登場。
ヤンの子供時代がとてもかわいい。お父さんも髭面の男前。眼福。事あるごとに壷を磨きながら会話する光景が微笑ましい。
イゼルローン攻略は、ヤンならではの作戦。流石。ローゼンリッターのシェーンコップがかっこいい。
第1巻
投稿日 | : 2005/05/22 10:33 |
投稿者 | : 久保田r |
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クロプシュトック事件とアスターテ会戦が描かれている。このアスターテ会戦、アニメではロイエンタールとミッターマイヤーは一緒ではなかったが、ここではラインハルトの下で初めて戦うという設定になっている。ファーレンハイトが目立っていないのが私的に少し悲しい…(ファンなので。名前も登場してないよ/泣)
夜の公園、外灯の下で待つラインハルトがかわいい。