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人体の不思議展
投稿日 : 2003/09/15 18:48
投稿者 F20!
参照先 http://www.jintai.jp/top.html
東京国際フォーラムでやっている「人体の不思議展」に行ってきました。

これは今から5〜6年ほど?前に上野の科学博物館でやったんですが、
今回はほとんど新しい標本を展示していました。

この人体展、言ってみれば現在のミイラの展示です。
すべて本物の人間の標本です。

これだけでも凄いのですが、ホルマリン漬けの標本と言うわけではありません。
すべて剥き身の状態です。しかし臭いはほとんどありません。

そうです。

「プラストミック」という方法を用いて水分を全て合成樹脂に置換したので、
筋肉も内臓も血管も神経も全てプラスティックみたいな感じです。
でも、生きたままのように標本を半永久保存できるようなのでリアルです。

触ることのできる標本があるのですが、
ゴムをもう少し固くした感じ、プラスティックをもう少し柔らかくした感じ、と言ったらいいでしょうかね。

そのため、骨格に筋肉や内臓をつけた状態の標本や、
色つき樹脂を使って、図鑑のように血管に赤青の色を付けたり、手術で筋肉を開いた状態にしたり、
MRIという内部断面を見る機械のようにスライスしたりが可能です。

きれいなのは血管に樹脂を流し込んだ後で、
筋肉等の組織を取り除いて毛細血管などだけにした標本がサンゴのように見えます。

胎児の標本もありました。
結構、ビジュアル的に衝撃を受けますね。
3ヶ月以降の標本ですが、ほとんどヒトの形してますからね。
女性の方が多く足を止めてました。

しかし、感覚が麻痺してきますね。
なんか人体模型でも見てるかのようでした。
でも、人体の解剖標本はなかなか見ることができないと思いますので、非常に必見です。

昨今、命を非常に軽視している風潮があります。
ぜひ見にいって、生命について考えていただければと思います。

有楽町の東京国際フォーラムで年内12/28までやってます。
午前11時〜7時半最終入場です。
12時以降、医学部の学生?研修医?が解説員として、質問に答えてくれます。

こういう展示にしては開始時間が遅いですな。
チケットは前売り等が用意してあると良いでしょう。

入場するとルートは決まってますが、場内はUターン可能です。しかしトイレはありません。
はっきり言って休日はお勧めできません、人大杉。
ワタシは10時半に並んで二番目、開場5分ぐらい前に入りましが、出たのは13時半すぎですもの。

出口でグッズ売り場がありますが、残念ながらMac用CD-ROMが売り切れだったので、
10月以降行く予定の人、あったら連絡下さい(爆)
笑えるのは「胃ペン」かな?胃の模型が上部に付いたボールペン。なんだかなぁ〜。

なお詳細はURLからどーぞ。

追伸:東京国際フォーラムは有楽町駅前もしくは、JR東京駅京葉線出口からだと真上です。
   地下にはバイキング?形式、好きなものを取って最後にレジするレストランがあります。
   よかったらどぞ。
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