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「高嶋ちさ子&加羽沢美濃/気軽にクラシック」
投稿日 : 2004/02/28 19:39
投稿者 Excalibur
参照先
2004.2.21 sat 15:00〜 ティアラこうとう 大ホール

G線上のアリア/J・S・バッハ
愛のあいさつ/エルガー
スペイン舞曲/ファリア
アヴェ・マリア/カッチーニ
ヒット曲ファンタジー/加羽沢美濃・編
高嶋ちさ子のヴァイオリン講座
チャルダーシュ/モンティ

チルソクの夏/加羽沢美濃
ホテル・ビーナス/加羽沢美濃
マジャールの刻印/加羽沢美濃
シンバ/大島ミチル
加羽沢美濃のリクエスト・コーナー
タイスの瞑想曲/マスネ
ツィゴイネルワイゼン/サラサーテ
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Chisa&Mino
投稿日 : 2004/02/28 19:40
投稿者 Excalibur
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ようやっと念願の「Chisa&Mino」のコンサートに行って来ました〜!
「ここ、ティアラこうとうのホールは『新題名のない音楽会』の収録で良く来たので懐かしい」という加羽沢美濃に対して、「ああ、あのクビになったヤツね」と返す高嶋ちさ子。これだけでもツカミはOK、という抜群のコンビネーション。場内爆笑の渦に包まれることしばしばで、こりゃ人気あるのもナットクであります。
オープニングから二人のコンビの演奏が続き、途中でカバちゃんのソロ演奏で「アヴェ・マリア」(カッチーニ!)と「ヒット曲ファンタジー」。この「ヒット曲ファンタジー」では「何を演奏するか考え中」なのでいきなり「サザンの『TSUNAMI』と、『千と千尋のナントカ』の曲と、SMAPの『世界で一つだけの花』のどれがいいですか?」と客席にアンケートを実施。「結果は聴いてのお楽しみ」ということで、演奏されたのはSMAPでした。僕は『千と千尋のナントカ』(爆)に一票投じたんだけどなー。
続く「ヴァイオリン講座」のコーナーでは、愛用のストラディバリウスと廉価版のヴァイオリン(通称「水陸両用くん」というらしい)との音色比べなどを。「どっちの音が良いですか〜?」と客席に問いかけるのだが、ホールの音響が良いせいかどっちも良い音色。これには困ったちさ子さんはあの手この手で(?)ストラディバリウスの良さをアピールしようとするのだが、「今日は水陸両用くんの調子がいいみたいですねぇ」というカバちゃんの一言でケリ。そのカバちゃん、本気で言ってるのかどうか知らないが、終始「ストラなんとかザウルス」と呼んでましたが。ちなみにこの「水陸両用くん」、ロケ先などで活用するそうで(楽器は湿度に弱いなど敏感だから)、撮影時にはこちらを演奏し、後でストラディバリウスで演奏しなおしたものを画面に被せるのだとか。なるほど〜。「チャルダーシュ」を最後に第一部は幕。

第二部はカバちゃんの自作曲のソロ演奏から。彼女が担当した映画音楽を2曲。続いてちさ子さんを交えて「マジャールの刻印」。これはアルバムでは別の人と組んでいたはずだが、ちさ子さんをイメージした曲?また「マジャール」が何だかわからないってのは・・・? 次に演奏された「シンバ」はちさ子さんが司会を務めていた『芸術に恋して』という番組のテーマ曲だったことから、番組にまつわる失敗談の数々を披露。しかしその全てが、結局はカバちゃん攻撃(?)のネタになってしまうところがなんとも。ホント、良いコンビだなぁ。
第二部に用意されているのは「リクエストコーナー」で(「私のコーナーに対抗して生まれた」とはちさ子さんの弁)、ジャンルを問わずにリクエストを受付け、それを即興でカバちゃんが弾くというもの。ただし「カバちゃんが知っている曲」というのが大前提で、客席からはかなりの有名曲へのリクエストが飛ぶが、首をかしげるばかり。最初は必死にフォローに廻っていたちさ子さんも途中からは呆れていました。それでも何とか形にするあたりは、流石にプロだなぁと思えます(苦笑)。
「タイスの瞑想曲」「ツィゴイネルワイゼン」の2曲をもってコンサートも終了。アンコールではちさ子さんもピアノを演奏し(二人で並んで弾いている姿は実に楽しそう)、正味2時間ひたすら楽しめました。次の機会にも是非行きたいのだけれども、平日公演が多いのが難点なんだよなぁ・・・。

最後に客席に一言。
「フライング拍手、多すぎ!」
曲が終わるまで黙って聴いていられないのかよ・・・。
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