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「恐竜博2005/恐竜から鳥への進化」
投稿日 : 2005/07/17 22:10
投稿者 Excalibur
参照先
毎年のように恐竜の展示会が行われ、毎回行きたいなぁと思いつつ、場所が遠かったり日程が合わなかったり先立つものがなかったり・・・で、なかなか行けなかったけれど、今回はうまーくタイミングが合いましたのでようやく見に行けました。生で恐竜見るの、何年ぶりだろう?国立科学博物館なんか行くの、何十年ぶりだろ?久方ぶりに本物の恐竜の大きさ、多様性を実感した次第であります。
しかしちょっと油断していると、恐竜に関する学説はコロコロ変わるから困ったもんだ、いや刺激があって良いですねぇ(苦笑)。今回のテーマは「恐竜は絶滅せずに鳥へと進化した」というもので、羽毛恐竜のようなキワモノ(?)も大々的に取り上げられているし、一昔前なら「んなバカな」と一笑に付されたようなものが今じゃ定説扱い? ちっちゃな頃に読んだ恐竜図鑑の類なんぞ、地動説以前の天動説みたいなもんなんでしょうなぁ。とはいえ、今は主流を占めている説も5年後10年後にはどうなっているかわからない、スリリングさもありますね。毎年のように恐竜博には足を運ばないとダメだね、こりゃ。それだけ需要があるということだし。
さて、今回の目玉展示は”世界最大のティラノサウルス「スー」、日本初上陸!”、これです。
世界で最大かつもっとも完全に近い個体である「スー」、発掘に関するエピソードだけじゃなく、その後の所有権を巡る争いなどなどでも話題を提供してくれていましたが、やはりでかい!そして本物ならではの迫力!!
・・・だと思っていたんですけれど、これ「全身”複製”骨格」、なんですね。なーんだ、本物じゃないんだ、ガックリ・・・。それでも実物化石の”一部”も来日しておりましたので、本物の「スー」に会えるってことには間違いないんですけれど、ちょっと宣伝の仕方があざといような・・・?それでもやっぱり感激はしますので、まぁ良しとしましょうか。
最後に常設展示会場の方も覘いてみたんですけれども、本館は工事中なので新館だけなんですね。「恐竜博」含めて展示スペースが小さすぎる気がしたのは少々残念でした。 (2005.5.19)

2005.3.19〜7.3 国立科学博物館
主催:国立科学博物館/朝日新聞社/テレビ朝日

2005.7.16〜9.25 2005年日本国際博覧会ささしまサテライト会場
2005.10.8〜11.27 大阪市立自然史博物館
2005.12.23〜2006.3.31 北九州市いのちのたび博物館
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Re: 「恐竜博2005/恐竜から鳥への進化」
投稿日 : 2005/07/18 16:19
投稿者 F20!
参照先 http://homepage3.nifty.com/HiroMacky/999iroha.html
折角なのでちょっとウンチク。

>羽毛恐竜のようなキワモノ(?)
ここ数年、『始祖鳥』と恐竜の間?とされる羽毛恐竜の発掘が続いてます。
特に中国では「ミクロラプトル・グイ」などの羽毛恐竜が学術的に貴重な発見とされてます。

>一昔前なら「んなバカな」と一笑に付されたようなものが今じゃ定説扱い?
そうですね、「恐竜温血説」などは最たるものではないでしょうか?

>今は主流を占めている説も5年後10年後にはどうなっているかわからない、スリリングさもありますね。
>毎年のように恐竜博には足を運ばないとダメだね、こりゃ。
科学の発展は凄まじいものがあります。
是非、恐竜に限らず博物館巡りなどをしてみてはいかがでしょうか。

>「全身”複製”骨格」
化石標本は”石”ですからその重量はとても重いのです。
また、今回の「スー」はティラノサウルスの中でも1,2を争うぐらい重要かつ貴重な標本なんです。
そのため「スー」ぐらい大きく貴重な化石はレプリカを作成して貸し出します。

また、貴重な標本はレプリカを作成して、他の機関の標本と交換することもあります。
実物はあまり外に出ませんが、研究の際には所有機関に直接行って研究させてもらいます。

ということで「複製」と言う文字を見ると騙されたような気がすると思いますが、
上述の理由のためであることをご承知下さい。

それでも”世界最大のティラノサウルス「スー」、日本初上陸!”ということで、
ワタシは会期中2回も見に行ってしまいました。
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