2001年夏

「蚊」です「蚊」。も一つおまけに「蚊」(笑)。
パッケージの写真が、「バシッ！」と思わず叩き落としたくなるほどリアル。足の指の先に止まった「蚊」・・・。うわ〜〜〜叩きたい〜〜〜。と、うずうずします。
と、いう、パッケージだったので、てっきり「蚊」を叩き落とすゲームなのかと思いましたら、逆でした。そう。プレイヤーが「蚊」になり、人間の血を吸うのです。これを吸血と、言います。（まんまですね。済みません(^^;)。ゲーム中、ガイドのお姉さんの声が「どうやら吸血に慣れたようですね」と、語りかけてくるので、普段使わない言葉だけにドキッとします）
さて、プレイヤー扮する「蚊」が狙う人間は、山田家の人達です。ちょっと頭のはげたお父さんと、何故か料理中に宙返りをするお母さんと、一人娘のれなちゃんです。れなちゃんは高校生くらいです。
最初はれなちゃんのお部屋からスタート。「何か楽しいことないかな〜」と呟きながらベッドの上でごろごろしているれなちゃんの足に刺し、血を吸うのです。
しかーーし！そう簡単に刺せないのがゲーム。れなちゃんに見つかった時は、バトル開始です。「何なのよ。もぉーー！」と攻撃して来るれなちゃんからひたすら逃げ、隙を見てはリラックスポイントに体当たりをして、れなちゃんをリラックスさせて、再び血を吸いに行く。そして、血を指定量吸い上げればそのステージはクリアとなります。
次のステージは、物置きでアルバムを探すお母さんの足がターゲット。その次は、居間で寝転んでテレビを見ているお父さんの頭。そしてその次は、入浴中のれなちゃんの首筋。と、次々と山田家の部屋を回って行きます。部屋によっては蚊取り線香の煙りや風呂場ではシャワー攻撃を受けたりしますので、それらを上手くかいくぐって、ターゲットの血を吸います。
シーズン商品であるこのゲーム。「蚊」に刺されて忌ま忌ましい思いをしたことがある方。このゲームで一つその忌ま忌ましい「蚊」になって、人間の血を吸ってみましょう。「蚊」の気分が分るかも！？

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