ラインハルトの旗艦。
ゴールデンバウム朝時代、ラインハルトが大将に昇進した時に第36代皇帝フリードリヒ4世より贈られた。ラインハルトにしては珍しくこの皇帝よりの贈り物を本心から喜び、後にローエングラム王朝の初代皇帝となってからも旗艦を変えることなく、帝国軍総旗艦として生涯に渡って乗艦し続けた。

原作では、銀色にかがやきわたる流線形の「美女」、誇り高い不敗の女騎士。と表現されています。（トクマノベルズ　銀河英雄伝説外伝1巻）
映画『我が征くは星の大海』の始めの部分で、その白く滑らかな流線形を現します。ショパンの「ノクターン」のピアノの旋律に載せて現れるこのシーンはとても美しく、宇宙空間に漂う白亜の城といった赴きがあります。
「予に居城など必要ない。予のあるところがすなわち銀河帝国の王城だ。当分は戦艦ブリュンヒルトが王座の置きどころとなろう」
とは、ラインハルトの言。宇宙を移動する王城ブリュンヒルト。そう呼んでも決して引けを取らぬ美しさと風格さ。それがブリュンヒルトなのであります。

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