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「Another Piano Stories 〜The End of the World〜」 久石譲
投稿日 : 2009/10/21 16:29
投稿者 久保田r
参照先
2009年2月18日 ユニバーサル シグマ

(1)Woman
(2)Love Theme of Taewangsashingi(太王四神記)
(3)Les Aventuriers
(4)Prologue 〜 Theme(おくりびと)
(5)Prayer(おくりびと)
(6)Theme of Departures(おくりびと)
(7)Ponyo on the Cliff by the Sea(崖の上のポニョ)
(8)Destiny of Us (from Musical Turandot)(トゥーランドット)
(9)I. Collapse
(10)II. Grace of the St. Paul
(11)III. Beyond the World
(12)IV. The End of the World
□ ボーナストラック
(13)I'd rather be a Shellfish(私は貝になりたい)
(14)I will be
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Re: 「Another Piano Stories 〜The End of the World〜」
投稿日 : 2009/10/21 16:32
投稿者 久保田r
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 約3年振りにリリースされたソロアルバム。ピアノ・ストーリーズシリーズの第4弾に位置づくアルバムとなっており、全編ピアノの音をメインに、表現力豊かなチェロと控え気味なリズムを響かせるパーカッションの音色が久石氏の音楽世界を盛り上げている。

 「おくりびと」「崖の上のポニョ」「太王四神記」等の作品のテーマ曲を半数ほども盛り込みながら、均整のとれたアレンジにより、見事にクォリティの高いソロアルバムとして仕上がっている。さすがの完成度。久石氏の音楽は、何と言ってもピアノの響きが変わらぬ基本というかなくてはならない絶対の自信であると思うので、数々の作品のテーマ曲を手掛けながらも、自身の持つピアノの響きを中心に一つのアルバムにまとめあげているアレンジが素晴らしい。

 どの曲も心に染み入るように丁寧に奏でられている。真ん中に位置する(7)「Ponyo on the Cliff by the Sea(崖の上のポニョ)」も、オリジナルの主題歌は子どもらしい可愛さに満ちた愛らしいサウンドであったが、ここでは、他の曲と均整のとれた落ち着きのあるアレンジと演奏により、ゆったりと聞くことのできる楽曲となっている。

 アルバムタイトル曲の(12)「IV. The End of the World」とラストの(14)「I will be」が対称的な響き。アルバム全体的には、久石氏の持つ音楽世界の暗さの伴う深い部分を美しく奏でていると受け取っているが、ラストの(14)「I will be」の強いサウンドと麻衣さんのボーカルが、一条の光となって救い上げている。これにより完成していると感じた。
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