本来クラシックには興味なんかないのに、松本零士のジャケット・イラストに惹かれてついつい買ってしまった、という人もいると思う。きっかけがなんであれ、それでクラシックに興味が出たなら、それはそれでいいことなんじゃないかな。
同時に３枚発売されたシリーズ。この「冒険の章」では、「船出」をイメージした曲を選んだとのこと。そういうテーマの曲を集めたということではなく、あくまでそういうイメージを喚起させてくれた曲、ということであり、私には全然違うイメージのものもあるけれども、それは聴く方の感性の違いだからとやかく言うことじゃあない。３枚通すと、グリークの『ペール・ギュント組曲』からのセレクトが多いことに気付くが、なんでもＴＶ版『銀河鉄道９９９』の音楽のベースに指定したのだとか。う〜ん、そうだったのか・・・・。
　

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アルカディアからの旅発　青春の大航海／松本零士クラシックセレクション　　　〜冒険の章〜
　　　　〜終わりなき大航海の始まり〜
１．アニトラの踊り　〜≪ペール・ギュント≫組曲より（グリーグ）
２．ペールギュントの帰郷　〜≪ペール・ギュント≫組曲より（グリーグ）
３．情景（第２幕）　〜バレエ音楽≪白鳥の湖≫より（チャイコフスキー）
４．４羽の白鳥の踊り　〜バレエ音楽≪白鳥の湖≫より（チャイコフスキー）
５．第１楽章　〜交響曲第５番≪運命≫より（ベートーヴェン）
６．第４楽章　〜交響曲第５番≪革命≫より（ショスタコーヴィッチ）
７．いけにえ　〜バレエ音楽≪春の祭典≫第２部より（ストラヴィンスキー）
８．断頭台への行進　〜≪幻想交響曲≫より（ベルリオーズ）
９．若き王子と女王　〜交響組曲≪シェエラザード≫より（リムスキー＝コルサコフ）
１０．オーゼの死　〜≪ペール・ギュント≫組曲より（グリーグ）

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