「ヒーリング・ショパン」
投稿日 | : 2011/01/27 13:42 |
投稿者 | : 久保田r |
参照先 | : |
2010年1月29日 デラ
(1)子守唄
(2)夜想曲 第8番
(3)夜想曲 第1番
(4)チェロ・ソナタ 〜第3楽章:ラルゴ
(5)ワルツ 第9番 「告別」
(6)夜想曲 第19番
(7)夜想曲 第20番
(8)前奏曲 第15番 「雨だれ」
(9)マズルカ 第13番
(10)アンダンテ・スピアナート
(11)ワルツ 第3番 「華麗なる円舞曲」
(12)ピアノ協奏曲 第1番 〜第2楽章:ロマンス
演奏:イディル・ビレット(ピアノ)他
Re: 「ヒーリング・ショパン」
投稿日 | : 2011/01/27 13:43 |
投稿者 | : 久保田r |
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”ピアノの詩人”と呼ばれるショパンの美しいメロディーに自然の音をミックスした「ネイチャー系クラシック」なるヒーリング・アルバム。
ショパンの名曲と、水の音や川のせせらぎ音や小鳥のさえずりなどといった自然の音を組み合わせ、さながら爽やかな高原にたたずんでいるような、森の中にいるような気分を味わうことのできるアルバム。”森ガール”なるものが流行している近年、例えるなら”森ミュージック”といったところかと…。
優しいタッチのピアノの調べと自然の音との組み合わせが思ったよりもマッチしており、慣れてくるとなかなかに心地よい構成になっていると感じた。だが、始めのうちは、ついいつものクセで演奏を聞くつもりで聞き始めてしまい、(なんだ?!この音楽は?!)といった違和感を覚えたのも事実。収録されている自然の音は音楽のような音色ではなくて、あくまでもヒーリング(癒し)を意識した音であるため、音楽との一体感はなく、広い自然の中で優しいメロディーの音楽が鳴っているというような感覚のする構成となっている。ヘッドフォンで聞くには少々不向きかも知れない。日常生活の中でさり気なく耳に入るという環境が望ましいようなアルバム。