「ホルスト:組曲「惑星」/カラヤン」
投稿日 | : 2000/12/02 00:35 |
投稿者 | : 久保田r |
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「組曲 惑星」作品32
作曲:グスタフ・ホルスト
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ウィーン国立歌劇場合唱団
録音:1961年9月
発売元:キングレコード
1)火星、戦争の神(7:02)
2)金星、平和の神(8:20)
3)水星、翼のある使いの神(3:57)
4)木星、快楽の神(7:36)
5)土星、老年の神(8:31)
6)天王星、魔術の神(5:44)
7)海王星、神秘の神(7:38)
マニアックネタ
投稿日 | : 2000/12/14 23:41 |
投稿者 | : らっぱや |
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天王星 2度目に盛り上がるフレーズの最後で、パイプオルガンが一瞬入ります。カラヤン&ウイーンフィルの演奏の 惑星はそれが、聴けます。
太陽系を音楽で聴く
投稿日 | : 2000/12/02 00:38 |
投稿者 | : 久保田r |
参照先 | : |
初めて聴いた時からインパクトがあって、耳に残るという意味から気に入っているのは、「火星」と「木星」です。
「火星」は、最初の曲に相応しく、というと語弊があるかも知れませんが、力強いリズムの交錯が聴く者の心を奮い立たせるような勇ましい曲です。次の「金星」で一転して平和な世界の音が広がります。この気持ちを落ち着かせる効果は、次の「水星」にも引き継がれて、「国家的な祝典」と作曲者が表現するところのおおらかな喜びの曲への繋がります。その喜びの曲「木星」は、副題に「快楽の神」とついていることから、明るく聴き易い作りですので、単独で何度も聴きたくなるような曲です。
そして、「土星」「天王星」「海王星」としだいに大陽から離れて行きます。それは余りの遠さに心もとないような幻想的な雰囲気で持って、これらの曲は演奏されて行きます。
この組曲には「地球」と「冥王星」が入っていません。「冥王星」は、作曲当時にまだ見つかっていなかったとのことでありますから、入ってないのも頷けます。そして「地球」・・・。作曲者グスタフ・ホルストにとって「地球」はどのような惑星であったのか。もし作曲されていたならば、カラヤンはどのように解釈し、ウィーン・フィルハーモニーはどのように演奏したであろうか。このアルバムを聴く度に、私は思いを馳せずにはいられません。