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「チェンバロ・レボリューション」有橋淑和
投稿日 : 2002/12/04 22:38
投稿者 Excalibur
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モデルとしても活躍しているチェンバリスト・有橋淑和(ありはし・すみな)の、今日発売のデビュー・アルバムで、Jクラシックにまたもや美人演奏家の登場!という感じで取り上げられている。なんせジャケットも彼女のドアップの写真だから、アイドル系(というにはちょっと歳が行きすぎ?)やJ-POPのアルバムに混ぜても全く違和感はない。
ただ僕はチェンバロの音色が好きだということと、伊福部昭の新曲(!)が聴ける、という二点で事前のレビューをチェックした時点で購入を決意したので、決してジャケットを見て衝動買いしたわけではない(苦笑)。それに僕的にはジャケットの写真はイマイチで、公式HPの写真の方が可愛らしい(爆)。

で収録曲を眺めていると実は知っている曲があんまりなかったので、正直早まったかなぁという思いもあったのだが、聴いているうちに自然にチェンバロの音色に惹かれていってしまう。オススメはラストに収録されている「バロック・ホーダウン」で、これはディズニー・ランドの<エレクトリカル・パレード>で使われているお馴染みのもの。このメロディを気に入ったウォルト・ディズニー本人の希望でパレードに使用されるようになったそうで、意外にもディズニー・オリジナルではなかったというのは新たな発見だった。

ところでチェンバロとの出会いを若い世代に問うと、バロック音楽からという至極真っ当な答えは少ないそうだ。ライナーノーツにも書いてあるのだが、ポール・モーリアからとか、『キャンディ・キャンディ』の主題歌のイントロからという答えが案外多いそうである。彼女自身もそうだったらしいが、考えてみると僕も同じで、少なくても意識しだしたキッカケは『キャンディ・キャンディ』で間違いない。その後の『円卓の騎士物語燃えろアーサー』のサントラが決定打となるのだが、それはまた別の話。してみるとこのチェンバロ、古くて新しい楽器といえなくもない。そこらへんに魅力があるのかもしれないが、使いこなすのが難しくてシンセサイザーで代用してしまうことも少なくないとか。ちょっと残念な話でもある(余談だけど、『宇宙戦艦ヤマトV』の<ボラー連邦のテーマ>が、チェンバロを想定されながらシンセ演奏に変えられたという例がある)。
 
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〜プティット・ロマンス〜
投稿日 : 2002/12/04 22:40
投稿者 Excalibur
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Cembalo Revolution
〜petite romance〜
モーリス・ラヴェル/スピネットを弾くアンヌ
ジュール・マスネ/メヌエット
ガエターノ・ドニゼッティ/変奏曲ト長調
フレデリック・ディーリアス/舞曲
フランシス・トーメ/リゴドン作品97
フェルッチョ・ブゾーニ/ソナチネ第3番「子供のために」
 第1楽章 モルト・トランクウィロ
 第2楽章 アンダンティーノ・メランコリーコ
 第3楽章 ヴィヴァーチェ(行進曲風に)
 第4楽章 モルト・トランクウィロ
 第5楽章 ポロネーズ
リヒャルト・シュトラウス/カプリッチョ組曲
 バスピエ
 ジーグ
 ガヴォット
アレクサンデル・タンスマン/前奏曲とフーガ
 前奏曲
 フーガ
信時 潔/東北民謡集
 さんさ時雨
 南部牛追唄
アレクサンドル・チェレプニン/組曲 作品100
 第1曲 序奏
 第2曲 連続
 第3曲 探究
 第4曲 間奏
 第5曲 終結
ドミートリー・ショスタコーヴィチ/オフェーリアの踊り
ミェチスワフ・ワインベルク/ヴィンニー・プーフ(熊のプーさん)
ホアキン・ロドリーゴ/前奏曲とリトルネッロ
 前奏曲
 リトルネッロ
伊福部昭/サンタマリア
伊福部昭/小ロマンス
ジャン=リュック・ペリー&ガーション・キングスレー/バロック・ホーダウン

有橋 淑和(チェンバロ)
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