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加羽沢美濃「やさしい風 〜いくつもの風景」
投稿日 : 2004/01/02 22:32
投稿者 Excalibur
参照先
01. ふるさとの風 ***
02. もうひとつの風景 ***
03. ヴェネチアの祈り
04. パリ気分
05. 雨のプラハ **
06. 氷の洞窟
07. 想い出の風景 *
08. やわらかい日差しの中で ***
09. ライン河の流れ
10. 埋葬された手紙 ****
11. 木漏れ陽のティータイム
12. やさしい風 ***
13. 夕焼け雲

加羽沢美濃(作曲・編曲 ・ピアノ)

幸田聡子(ヴァイオリン) *
古川展生(チェロ) **
飯森範親指揮 室内オーケストラ(ソロ・ヴァイオリン:後藤勇一郎) ***
後藤勇一郎カルテット&斉藤輝彦(コントラバス) ****
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Re: 加羽沢美濃「やさしい風 〜いくつもの風景」
投稿日 : 2004/01/02 22:32
投稿者 Excalibur
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一度聴けば強く印象に残るというタイプのメロディ・メーカーだとは思わないが、何度でも聴きたくなるような居心地の良いメロディーを紡ぎだす、加羽沢美濃はそんなタイプの作曲家だと思う。
このアルバムのテーマは「旅」。実際に訪れた場所から夢の世界まで、そのヴァリエーションは幅広い。よしガンバルぞ、と気分高揚する「ふるさとの風」、しっとりと泣きたい気分の「もうひとつの風景」、足取りも軽やかなおしゃれな散歩「パリ気分」、陰鬱な重み深みを味合わせてくれる「雨のプラハ」、夢幻的な「氷の洞窟」、幼い頃の想い出が蘇ってくるかのような「やわらかい日差しの中で」、素敵な日常生活「木もれ陽のティー・タイム」、郷愁を感じさせる「夕焼け雲」、そしてアルバム・タイトルにもなっている「やさしい風」・・・。曲調も雄大かつダイナミックなものから、ノスタルジックに浸るセンチメンタルなものまで、サブタイトル通りの「いくつもの風景」が奏でられてゆく。
それが単に作曲家という枠に留まらずに、アレンジャーとしても演奏家としても活躍できる彼女の強みだろう。
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