「スター・ウォーズ/決戦センターポイント」 <コレリアン・シリーズ> ロジャー・マクブライド・アレン
投稿日 | : 2003/06/02 22:51 |
投稿者 | : Excalibur |
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バラバラに描かれていたエピソードが一つにまとまってゆく過程は、やはり快感がある。特にクライマックスの戦闘シーンにおけるお馴染みのキャラクターたちが編隊を組む件――ハン、チューイ、レイアの乗る<ミレニアム・ファルコン>、マラ・ジェイドの<ジェイズ・ファイア>、ランドの<レディ・ラック>、そしてルークが駆るXウィング――は、大団円へ向けての強者集結ムードをいやでも高めてくれる。こと<スピンオフ小説>世界においては、彼らが最強チームなのだから。そしてラストは、ランドとテンドラがこれからを期待させてくれるハッピーエンドで、思わずニンマリ。一方で、ルークとの再会でロマンスがまた芽生えるのかと期待させてくれたゲリエルが、あっけなく退場してしまうのは残念。やはりヒーローは、簡単に身を固めてはいけない定めなのか・・・?
というわけでまだまだ彼らの冒険物語は続くのだが、ひとまず<コレリアン・シリーズ>はこれにて完結。