「インディ・ジョーンズ/巨人の舞踏」 ロブ・マグレガー
投稿日 | : 2003/06/11 21:29 |
投稿者 | : Excalibur |
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マーカス・ブロディの紹介でロンドン大学の夏季コースの講師になったインディは、「アーサー王伝説に登場する魔術師マーリンは実在した」とする女子学生のレポートに惹かれてスコットランドのニニアン洞窟の発掘へ参加することに。『〜神々の陰謀』に続くインディの冒険を描いたシリーズ第2弾で、今度はストーンヘンジの謎に挑戦。前作で発見された神秘の石オンファロスがキー・アイテムとなり、親友ジャック・シャノンも再び顔を見せる。
物語の時代設定は1925年夏で、映画の2作目『魔宮の伝説』から遡ること10年。10年前というと、ハリソン・フォード的には『アメリカン・グラフィティ』あたりを連想すれば良い?
マーリンが、ギリシャ神話のアポロンと同一視される件が釈然としないのだが、一方で『指輪物語』とリンクさせるあたりは、読んでいて思わずニヤリもの。映画並みに一直線に展開される物語も読みやすい。