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「宇宙戦艦ヤマト」 石津嵐/豊田有恒・原案
投稿日 : 2003/06/30 23:07
投稿者 Excalibur
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ソノラマ文庫の映えある第1号である。それ以前に単行本として刊行されているということだが、現物未確認。なんせ小学生のお小遣いでも買える値段とあってファンが飛びつき、皆でむさぼるようにして読み、そしてアニメーション版とのギャップの激しさに、多いに悩んだものである。
なんせ基本設定と発端部分だけ押えて後は全くの別物。これが豊田有恒のアイディアなのか、それとも石津嵐の筆の勢いのなせる技なのかは知らないが、よくぞこの内容でプロデューサーがOK出したものだ。古代と雪と島のドロドロの(?)三角関係、ガミラスとイスカンダルの正体、そして完全なハッピーエンドではない結末などなど、アニメ版よりも多分にミステリーというかサスペンス要素が強まり、人によっては実作品以上に<SF作品>として評価する人もいるかも知れない。最近はとんと見かけなくなったが、「ヤマト」ファンを自認される方なら一度は目を通しておいた方が良いだろう。
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