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「スター・ウォーズ/タトゥイーン・ゴースト」 トロイ・デニング
投稿日 : 2003/11/14 23:02
投稿者 Excalibur
参照先
物語の設定は『ジェダイの復讐』から5年後で、『レイアへの求婚』からは8ヶ月後、そして『帝国の後継者』の直前に位置している。
反乱軍のスパイ・ネットワークの機密が隠されたオルデランの名画が、タトゥイーンで競売にかけられるという情報を入手したハンとレイアは、何としても帝国軍の手に渡すわけにはいかずタトゥイーンにやってくるが、・・・という大筋とは別に、かつてのアナキン・スカイウォーカーの親友だったキットスターが再登場して絵を盗んで逃亡したり、アナキンの母シミ・スカイウォーカー(レイアにとっては祖母にあたる)の残した日記が出て来たり、とこの物語は新3部作と旧3部作の橋渡しをする役目をも担っている。
その流れの中で『エピソード1』や『エピソード2』をご覧に方にはお馴染みの展開(9歳のときにポットレースで優勝してタトゥイーンを去ったことや、その10年後に再びタトゥイーンを訪れた際に母を誘拐したタスケン・レイダースを虐殺したことなど)も紹介されるのだが、この時点でレイアが、ここまでアナキンの過去を知ってしまって良いのか(今後の展開への矛盾点が生じないか)、という点では疑問符もついてしまう。
ただ全体としては何とか大きな破綻もなくエピソードをはめ込んだな、という感じ。時間軸の流れを無視して新作を発表し続けている<スター・ウォーズ・ユニバース>では、パッチワークが上手くいくかどうかの心配が常にあるのだから。
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