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「スター・ウォーズ/破砕点」 マシュー・ストーヴァー
投稿日 : 2005/07/23 10:23
投稿者 Excalibur
参照先
<ジオノーシスの戦い>から半年後、分離主義勢力に与した政府に対抗するゲリラ組織の支援のため、ジェダイ・マスターのデパ・ビラバは惑星ハルウン・コルへと送られたが、やがて彼女は消息を絶つ。さらに彼女に関する不穏な噂も伝わり、かつてのデパの師であるメイス・ウィンドゥ自らが、故郷の星でもあるハルウン・コルへと赴くが・・・。
『エピソード2』と『エピソード3』のブリッジとなる<クローン大戦ノベル>の第一弾で、主人公はジェダイ評議会の長老メイス・ウィンドゥ。他にはヨーダやパルパティーンが出てくるが、オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーは(名前だけで)登場はしない。メイスの日記の引用という形で時折一人称を挟んだりと趣向を凝らしてはいるものの、ハルウン・コルの設定、その社会を構成している住民の特徴、キャラクターの配置などがわかりづらく、最後まで読みにくさは抜けなかった。馴染みのキャラクターが少ないのも理由の一つかも知れないが、個人的に、由緒ある人物(最初の『スター・ウォーズ』構想段階から、主人公の名前として挙げられていた)の割にメイス・ウィンドゥに思い入れがないからかもしれない。これは演じているサミュエル・L・ジャクソンのせいで、映画を見る限り偉大なマスターというより胡散臭い人物に見えてしまうからだが。
もう一方の主人公であるデパは、映画『エピソード1』にも『2』にもジェダイ評議会の一員として出てくる正統派(?)キャラクターだが、まさかこのような運命を迎えるとはねぇ・・・。
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