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「スター・ウォーズ/暗黒の会合」 ショーン・スチュワート
投稿日 : 2005/08/02 22:36
投稿者 Excalibur
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ドゥークー伯爵からの和平を求めるメッセージが、密かにヨーダに届いた。しかもジェダイ・テンプルへ戻りたいとも仄めかしている。罠と知りつつヨーダはドゥークーの元へ向うのだが・・・。
<クローン大戦>ノベルの第4弾で、前作『ジェダイの試練』直後の物語。アナキン・スカイウォーカーは、パダワンを卒業して騎士に昇格しているという設定。今回の中心になっているのはヨーダで、<新三部作>では象牙の塔に閉じこもった賢人・隠者といったイメージの強いヨーダが、初登場の『帝国の逆襲』の時のような我侭で頑固、お茶目な老人っぽい雰囲気を漂わせているのが特徴。併せてパダワン時代のドゥークーにも触れられているため、作品世界がより深く掘り下げられているようだ。他にスカウトとウイーという二人のパダワンにもスポットが当てられ、特に『エピソード3』のチョイ役から抜擢されたウイーというキャラクターがドゥークーとアナキンとの対比にも用いられている。しかしこの作品を読んだあとでは、『エピソード3』でのドゥークーはあっけない。途中でアサージ・ヴェントレスからダース・シディアスへの反逆を焚きつけられたときの反応など、『エピソード3』で全く触れられずに終わらせるのは勿体無い。
なお今回オビ=ワン・ケノービとアナキンはゲスト的出演だが、<クローン大戦>ノベルで彼らがコンビを組んで登場するのは意外にもこれが初めて。この頃のこの二人の掛け合いは絶妙だが、これが長続きしないのが悲劇である・・・。
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