「小学校低学年から読めるふりがな付き！」のジュニアノベル第３弾。『スター・ウォーズ』のノベライズ、スピンオフ小説は色々な作家の手を経ているが、この＜新三部作＞のジュニアノベルだけは同じ作者で継続されているのは非常に珍しいこと。それだけその仕事ぶりは評価されているということだろう。
ただ『エピソード１』は兎も角として、『エピソード２』はかなりダイジェストの感が強くなっていたが、今回はそれに輪をかけて物足りない。分量に制約があったのだろうが、シーンや台詞がかなり割愛されているので子ども向けとしてはかえって不親切な作りだ。むしろもっと説明を増やしてあげないと、小学校低学年にはわかりづらいだろう。小学校高学年ならば、多少無理してでも頑張って通常のノベライズ版を読むほうが良いと思う。

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