「スター・ウォーズ/帝国の後継者」 ティモシイ・ザーン
投稿日 | : 2001/04/30 22:06 |
投稿者 | : Excalibur |
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今日の、『スター・ウォーズ』ブーム再燃の原動力となったのが、このティモシイ・ザーンの手になる小説だろう。
物語は<エンドアの戦い>より5年後。新たな指導者スローン大提督に率いられた帝国軍が、共和国軍に対して戦線布告してきたのだ。ルークやレイア、ハン、ランド、チューバッカ、C−3PO、R2−D2といったお馴染みのキャラクターに加えて、密輸業者のタロン・カルデ、ルークを狙う女戦士マラ、ジェダイの長の生き残りクボースといった新しいキャラクターも登場し、新生『スター・ウォーズ』ユニバースの開巻に相応しい充実ぶり。まさに「The Saga Continues...」である。
マーク・ハミルやハリソン・フォードを起用しての新たなルークたちの冒険の映像化は、イメージの点からも難しかろうが、小説ならばそのあたりは自在なわけで、これは着眼点としてはいいかも知れない。
なお、この作品も映画本編同様の3部作で、その第1作目にあたっている。