「スター・ウォーズ／暗黒の艦隊」 ティモシイ・ザーン
通称＜スローン３部作＞の第２部。映画版でいうならば『帝国の逆襲』に対応している。
このシリーズではハンとレイアが既に結婚していてその体内に双子が宿っている、という設定。『ジェダイの復讐』のラストを踏まえたにしても、「おいおい、いつの間に？」という感じだが、その間の事情に関しては、また別の物語がちゃーんと用意されている。
とはいうものの、アクバー提督の失脚に始まる共和国政府の政争劇や、レギュラー以上に比重を置かれている新キャラクターの活躍に違和感を拭い去れないのは仕方ないんだろうな。戦争が終結したとなれば、今まで表面に現れなかった文官が武官に取って代わって表舞台に登場するのは当然だろうし、皇帝やダース・ヴェーダー亡き後の帝国側には必然的に新キャラクターが必要。また、映画版で共和国ＶＳ帝国という図式に一応の決着がついている以上、それを単に繰り返すだけでは能がない。となれば第３勢力の出現も選択肢の一つというわけだ。ま、難しいことは抜きにしても、要はどれだけ面白いか、にかかっているわけだから、素直に物語の流れに身を任せるのが良いだろう。・・・・・・単純にそれが出来ないのもまた、ファン心理なのだが（苦笑）。
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ジェダイマスターの生残り
『帝国の逆襲』では、ジェダイマスターのヨーダが登場してルークを鍛えるのだが、この作品ではクボースがルークを鍛えなおそうとする。
この展開がなかなか笑えるので、めまぐるしい展開の中ではちょっとした息抜きに・・・・は、ならないかな？(^_^;)
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