「ヤング・インディ・ジョーンズ/裏切りの館」 ウィリアム・マッケイ
投稿日 | : 2001/05/05 02:30 |
投稿者 | : Excalibur |
参照先 | : |
TVシリーズ『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険』に先だって復活したインディアナ・ジョーンズの新たなる冒険譚で、<ジュニア小説>シリーズの1冊目。
舞台は1913年の春。南北戦争前に亡くなった大地主の謎の言葉に従ったインディと地主の孫娘リジーとの冒険で、映画『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』冒頭で描かれた<コロラドの十字架>事件以降のストーリーということになる。映画で13歳のインディを演じたリバー・フェニックスのイメージを重ね合わせるのはなかなか難しいが(苦笑)、これはこれで面白い。財宝の謎をめぐるミステリアスな展開というのも、映画版とは違った味があると思う。
それにしてもメディアミックス展開によって映画、TV、小説、コミック、ゲーム、とインディは常に冒険また冒険の人生になってしまった。これじゃなかなか落ち着かないよなぁ。