「スター・ウォーズ/ダース・モール 闇の狩人」 マイケル・リーヴス
投稿日 | : 2001/06/19 23:13 |
投稿者 | : Excalibur |
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映画『エピソード1』に直結する物語で、先行するコミック作品(未翻訳)と映画との橋渡しをするブリッジ・ノベル。
題名通りダース・モールが中心で、映画本編に登場する直前まで遂行していた任務にまつわる物語である。
シスの暗黒卿ダース・シディアスは、トレード・フェデレーションを裏で操り覇権を握ろうと画策するが、この企てを記録したホロクロンが盗まれてしまう。シディアスは弟子のダース・モールに、ホロクロンの奪取と秘密を知るものの抹殺を命じる。
一方、ジェダイの素質を見込まれた息子と引き離されたことでジェダイに恨みを持つ情報屋ローン・パヴァーンは、ホロクロンを偶然入手。女性ジェダイのダーシャ・アサントとも巡り合い、必死の逃亡が始まる。
『エピソード1』直前と言うこともあってオビ=ワン・ケノービも登場するが、本筋には絡まないゲスト的出演に終始している。この展開なら出さなくてもとも思うのだが、映画との流れから登場は必然だったのだろうか。
「運命の戦い」