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「いまひとたびの」 志水辰夫
投稿日 : 2001/11/19 01:57
投稿者 しお
参照先
こちらでは初投稿です。
最近は全く本を読んでおらず、7年前の作品についてです。

『背いて故郷』や『行きずりの街』などのセンチメンタル・ハードボイルドを
代表作とする(恐らくけっこう有名な)小説家、通称シミタツによる短編集です。
それまでのイメージとはガラリと変わり、読み物というより純文学に近いと思います。

『本の雑誌』で年間1位(北上次郎1人が絶賛したためかも^^;)になったり
直木賞候補になったりした(逃しましたが)ので既にお読みの方も多いかもしれません。
僕は書店で平積みされていたのを一目見てカヴァー装画に惹かれて思わず購入しました(^^)。

全9篇のうち、個人的には最初の2篇がお薦めです。
評論家には3篇目がベストと言う人が多いので最初の3篇だけでも読む価値ありです。
いずれも“死”がテーマなので面白い話ではないですがよろしければどうぞ。

▼参考リンク
http://www.elle.co.jp/home/enter/books/000831.htm
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