「ハリー・ポッターと賢者の石」 J・K・ローリング
投稿日 | : 2001/11/23 21:09 |
投稿者 | : Excalibur |
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世界的な大ベストセラーになってしまった<ハリー・ポッター>。全世界で『聖書』の次の次くらいに売れてるそうなので、これはとんでもないことだ。日本でも児童書という枠にとらわれず読まれているようで、かなり厚手の決して安価とは言えない本が、これだけ部数を伸ばしてるのはちょっと異常な現象。これから映画版の公開を控えているので、更なるファンの増殖は必至だろう。
でもこのお話って取り立てて革新的という内容でもないのだけれども、こんなに持て囃されてるのは何故なんだろう? 確かに分厚い割りにはグイグイ引っ張る展開なので、あっという間に読み終えてしまうのは事実だし素直に面白いとも思うけれど、ならばそれ以前の同工異曲の作品群がさして話題にならなかった理由もわからない。この第一作のキーになっている「賢者の石」にしたって、手垢がつくほど古典的なアイテムだし。それでも何故? その答えを今後のシリーズを読み進めることで得たいと思う。
・・・ということで、なんのことはない、それだけ私自身も<ハリー・ポッター>にはまってしまっただけだ
ったりするのだ。おそるべし・・・。
Re: 「ハリー・ポッターと賢者の石」 J・K・ローリング
投稿日 | : 2002/02/05 13:03 |
投稿者 | : 森 雪 |
参照先 | : |
賢者の石の作り方
水銀とルリヂシャという植物の葉と茎の汁、それに最高級品の蜂蜜
を一緒に煮る。そしてその液体の灰汁をとりのぞいてろ過する
これとは別に ゲンチアナという植物の根を白ワインにいれて
灰で熱しかき混ぜながら1日かけて煎じる
これを布で濾す
そして2つの液体を混ぜ合わせて蜂蜜を加えながらシロップ状になるまで
煮こみ 陶器の壷で冷やす
(ハリー・ポッターの魔法ガイドブックより)
錬金術師の実在したといわれる ニコラス フラメルがこうして
作った賢者の石をアイテムに使った面白い童話でした
映画を見た後に その魅力にひかれて買った原作・・・
ポッターがとてもおりこうに顕わされていた映画と違って
11歳の心情が素直に書かれていました
随分マグルの家で気の毒な生活を送っていて
ちょっぴりそれに反抗したい気持ちが現れているのを見ると
ほっとしました(笑)
まさに一気に読める童話です
ラストは 映画よりも感動しました
原作を読んでから映画を見た人の
物足りない気持ちもよくわかりました
第2巻を早速読んでおります