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「スター・ウォーズ/崩壊の序曲」 アラン・ディーン・フォスター
投稿日 : 2002/03/30 22:09
投稿者 Excalibur
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複雑な同盟に結ばれた辺境の惑星アンシオン。この星そのものは取るにたらない存在だが、もしアンシオンを共和国から脱退させることが出来れば連鎖式に多くの星々が脱退することになり、共和国を解体に追い込むことが出来る。極秘裏に進むこの陰謀を察知した元老院とジェダイ評議会は、4人のジェダイをアンシオンへと派遣した。彼らはアンシオンの脱退を阻止することが出来るのか――。

これが映画『エピソード2』のプロローグとなる物語なんだそうである。
時代は『エピソード1』から10年後、アナキン・スカイウォーカーは、未だジェダイ・マスター、オビ=ワン・ケノービの元で修行中の身。今回は彼ら2人の他にも、小説『スター・ウォーズ/偽りの仮面』でデビューしたルミナーラ・アンドゥリとその弟子であるバリス・オフィーという二人の女性ジェダイも登場。映画公開前ということで色々制約も大きいであろうオビ=ワンとアナキンの描写を、彼女達の目を通して描くという上手い構成になっている。なお、彼女らも『エピソード2』には登場するとのこと。今後どんな役割を担っていくのかが楽しみ。また、陰謀の黒幕としてチラっと顔を見せる新登場のドゥークー伯爵だが、これが『エピソード2』でも重要なキャラになるとか。
つまりこのお話、映画『エピソード2』を見てからでないと正統に評価出来ないということでもある。

それにしてもアラン・ディーン・フォスターが登板したのは感慨深い。
1作目(エピソード4『新たなる希望』)ノベライズのゴーストライター(ジョージ・ルーカス名義)を務めた彼は、スピンオフというか続編小説の『侵略の惑星』も手掛けた、小説世界における『スター・ウォーズ』の先駆者。不幸にして『侵略の惑星』はその後のシリーズの流れの中では除外されてしまい、何らかのわだかまりがあったことも推測されるが、今回の復帰と相成ったのは喜ばしい。
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