ソルトレーク・オリンピック、ショートトラック男子1000mの金メダリスト。
人呼んで「世界で一番幸運な奴」＼(^o^)/
なんといっても彼は、準々決勝、準決勝と後方にいながら、全て先行選手が転倒・失格して勝ちあがり、決勝でも、熾烈なトップ争いを繰り広げた４人が全員転倒した間隙をぬって、１／４周遅れからスーッとゴールイン。観客のブーイングも何するものぞ、見事南半球に冬季五輪初の金メダルをもたらしたというラッキーな男。リアルタイムでレースを見ていた私も、思わずあっけにとられてしまった。
やはり、何があるかわからない、簡単に諦めちゃいかん、という見本のような「世紀のタナボタ」だが、過去にはレース中の事故で大怪我をしたりと「傷だらけの男」。今回で五輪は引退ということらしいが、不運続きの男に神は最後に微笑んだということか。祖国オーストラリアでは記念切手も発行されるとか。
なお、後日行われた500mの予選でも最後方を走りながら２人がコースアウトしたため２位通過。更に準々決勝でも２人が転倒して３位にあがるなど、レースを盛り上げたラッキーぶりは健在。

編集