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「ミス・ダンデライオン/南十字星(サザンクロス)駅で」
投稿日 : 2010/03/05 18:51
投稿者 丘澄絵梨奈
参照先 http://2421.seesaa.net/
演劇集団キャラメルボックス25th@ ハーフタイムシアター・ダブルフィーチャー
『クロノス・ジョウンターの伝説』
〜『ミス・ダンデライオン』『南十字星(サザンクロス)駅で』〜

<公演期間(東京公演)>
中野:2010年3月4日〜5日(なかのZERO大ホールにて)
池袋:2010年3月12日〜4月4日(サンシャイン劇場にて)

<ミス・ダンデライオン ストーリー>

横浜大学付属病院で働く医師・鈴谷樹里(すずたにじゅり)は、11歳の頃、小児性結核で入院していた。
その時、同じく入院していた作家志望の青年・青木比呂志(あおきひろし)と出会い、「ヒー兄ちゃん」と呼んで慕うようになる。
ヒー兄ちゃんは、幼い樹里に楽しいお話をたくさん聞かせてくれていた。
しかし、ヒー兄ちゃんはチャナ症候群という難病のため、亡くなってしまう。

19年後、樹里は、チャナ症候群に劇的な効果をもたらす新薬を手に入れる。ヒー兄ちゃんを救うため、樹里はクロノス・ジョウンターに乗り込み、19年前の過去へと飛ぶ。

<南十字星(サザンクロス)駅で ストーリー>

元エンジニア・野方耕市(のがたこういち)は、79歳。
ある日、熊本の科幻博物館から、収蔵品の修理を依頼される。
それは、43年前に自分が開発した、クロノス・ジョウンターだった。
修理するうち、野方の脳裏に青年時代の記憶が蘇る。大学4年の夏、野方は親友を失った。名前は萩塚敏也(はぎづかとしや)。
萩塚は屋久島で沢登りしている最中、鉄砲水に流されて亡くなったのだ。
萩塚に屋久島行きを勧めたのは、野方だった……。

萩塚と最後に会った日に、もう一度行こう。野方はクロノス・ジョウンターに乗り込み、57年前の過去へと飛ぶ。


<ミス・ダンデライオン キャスト>

鈴谷樹里 岡田さつき
青木比呂志 岡田達也
吉澤 阿部丈二
北田/武子 前田綾
古谷 筒井俊作
葉山/吉本 石原善暢
水村/祥子 小林千恵
11歳の樹里 稲野杏那
野方耕市 西川浩幸


<南十字星(サザンクロス)駅で キャスト>

野方耕市 西川浩幸
片倉珠貴 岡内美喜子
萩塚敏也 左東広之
海老名/佳江 坂口理恵
鶴巻/松田 多田直人
耕平/湯河原 三浦 剛
凛香/山北 原田樹里
めぐる 渡邊安理
頼人/22歳の耕市 畑中智行


<ハーフタイムシアターとは>

気軽に観られる上演時間60分の短編演劇です。
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「ミス・ダンデライオン/南十字星駅で」3/13
投稿日 : 2010/03/14 20:02
投稿者 丘澄絵梨奈
参照先
観劇日:2010年3月13日(サンシャイン劇場にて)


ブログライター企画(「キャラメルボックスをクチコミで広げよう」という企画です)による 無料招待で観劇してきました。

抽選ということだったので、難しいかなあと思いましたが、当選連絡にビックリしました。同時にうれしくもありました。

チケットを引き換え後、中へ入りました。

<ミス・ダンデライオン 感想>

樹里とヒー兄ちゃん、それぞれのお互いを思う気持ちが伝わってきました。

クライマックスで樹里に対して不審を抱く吉澤先生に対し、達也さん演じるヒー兄ちゃんが言うセリフに涙が止まりませんでした。

未来で2人が再会する場面も印象的でした。


<南十字星(サザンクロス)駅で 感想>

西川さん演じる野方さんの友達を思う気持ちに、心を打たれました。

過去へとんで、友人の萩塚さんに「(屋久島へ)行かないでくれ!」と頭を下げて必死に頼み込む場面、ラストの未来で珠貴さんと再び会う場面が印象に残っています。


「ミス・ダンデライオン」、「南十字星(サザンクロス)駅で」ともにハッピーエンドというか、救いのある終わり方で本当によかったです。


公演終了後に行われた、ブログライターさんたちによるインタビュー。

インタビューに答えてくださったのは、脚本・演出担当の成井 豊さん、西川浩幸さん、岡田達也さん、岡田さつきさん、畑中智行さんでした。

この企画自体、私が参加するのは今回が初めてだったので、他の方が質問されて 役者さんが答えるのを聞いていました。

皆さん、いろいろ質問されていて積極的だなあと思いました。

西川さんたちも、ひとつひとつ丁寧に答えていらしたのが印象的です。

特に印象に残っている質疑応答が、「演じていて好きな場面、好きなセリフは何ですか?」というものでした。

それに対して、皆さんの答えは以下のような感じでした。

西川さん:同級生が集まってくる場面での珠貴の顔が印象に残っています。

畑中さん:頼人が見送るときに野方さんが言う「萩塚は俺の親友だ」というセリフです。

達也さん:11歳の樹里が大人の樹里に「うそつき!」という場面。それに対して樹里が「ごめんなさい」と頭を下げる場面。(ベッドで寝ている場面なので、あまりよく見えないとも補足していました。)

さつきさん:ヒー兄ちゃんに「小説家になって」というセリフです。(プライベートでも同じようなことがあり、重なったと言っていました)

最後に役者さん含め、全員で写真撮影をして終了となりました。


皆さん、終演後でお疲れのところ、本当にありがとうございました。
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「ミス・ダンデライオン」2010/3/5
投稿日 : 2010/03/05 19:09
投稿者 丘澄絵梨奈
参照先 http://2421.seesaa.net/
2年前に見た、「君の心臓の鼓動が聞こえる場所」以来、久々のキャラメルボックスの舞台です。

ギリギリまで予定がわからず、サンシャイン劇場でやるまで待とうかなあと思いましたが、「ミス・ダンデライオン」のみなら 見られそうだなあと思い 前日にネットでチケットを予約しました。

今回の公演は、キャラメルボックス25周年の記念公演でもあります。

公演する作品は、梶尾真治先生原作の「クロノス・ジョウンターの伝説∞インフィニティ」の中から2作品。

「鈴谷樹里の軌跡(公演名:ミス・ダンデライオン)」と、「野方耕市の軌跡(公演名:南十字星(サザンクロス)駅で)」です。

図書館で本を借りて、とりあえず 公演される2作品は読みました。
それ以外のお話も後ほど ゆっくり読みたいです。

ちなみに見たことがあるクロノスシリーズは、去年の3月にキャラメルボックスTVで見た「クロノス」(原作本だと「吹原和彦の軌跡」に該当します)のみです。
キャラメルボックスでは、この「クロノス・ジョウンターの伝説」を何作品か舞台化しているそうですが、それ以外の公演は見たことがありません(苦笑)。

「ミス・ダンデライオン」も再演だそうですが 初演を見ていないので 新鮮に見られるなあと思いました。

チケットを引き換え、中に入りました。
定時になって 舞台が始まりました。

初演を見ていないので、比較のしようがないですが 皆さんの演技がすばらしかったです。

オープニングのダンスも素敵でした。

樹里を演じるさつきさんの語りで、物語が進行して行きました。

1時間という時間の中だったので、結構とんとん拍子にストーリーが展開していっているなあと思う場面もありました。

前半はアドリブがあって楽しめましたし、和めました。

樹里がヒー兄ちゃんを救うためにクロノス・ジョウンターへ乗り込んだ後半から最後までは、涙なくしては見られませんでした。

樹里がヒー兄ちゃんに自分がなぜここにきたのかを話す場面や、クライマックスの、吉澤先生に不審がられる彼女をかばうヒー兄ちゃんの場面が印象的でした。
特に、樹里をかばいながら言ったセリフ(「命がけで、ここまで来てくれたんだ!!」といったようなセリフだったと思います)に、涙してしまいました。

最後、樹里とヒー兄ちゃんが未来で再会する場面でも また泣いてしまいました。
ヒー兄ちゃんを演じている達也さんの優しい表情がよかったです。
この場面以外にも優しいまなざしで樹里を見ている場面がありました。

また、樹里の頭をなでる場面も印象的でした。


今回は、このあとに公演される「南十字星(サザンクロス)駅で」は見ることができませんでしたが、来週から始まるサンシャイン劇場の公演では、こちらも見たいです。
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