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「不思議の国のアリス」
投稿日 : 2003/02/03 23:51
投稿者 久保田r
参照先
1996年3月5日 マーキュリー・ミュージックエンタテイメント(株)

<スタッフ>
原作:ルイス・キャロル/柳瀬尚紀訳(ちくま文庫)
脚本:岡本蛍/演出:若林和弘/調整:依田章良/効果:依田安文/収録スタジオ:東京テレビセンター/DBスタジオ:整音スタジオ/録音プロデュース:斯波重治、糠塚忠幸/録音制作:(株)オムニバスプロモーション/音楽:尾形真一郎/企画制作プロデュース:岡田洋、斎木俊介/プロデューサー:三好伸一/エグゼクティブプロデューサー:三浦光紀、田中裕/企画・製作・著作/(株)ドリームタイムエンタープライズ、マーキュリー・ミュージックエンタテイメント(株)

<キャスト>
アリス:かないみか/チェシャ猫:緒方賢一/帽子屋、針鼠:島田敏/三月兎:鈴置洋孝/白兎:松本保典/王さま:品川徹/女王さま:島津冴子/公爵夫人:みきさちこ/海亀フー:丸山詠二/グリフォン:檜山修之/うとうと鼠、兵士:上田祐司/二太郎、七太郎:一条和矢/フラミンゴ、五太郎:有馬克明/芋虫、首切り役人:中嶋聡彦/ジャック:大川徹/鳩、赤ん坊:大橋真幸/ルイス・キャロル:井上和彦

<インデックス>
(1)アリス、兎穴を下って (6:37)
(2)芋虫の忠告と公爵夫人の豚ん坊?! (8:31)
(3)チェシャ猫のにたにたにゃろりん (2:13)
(4)はちゃめちゃお茶会 (11:26)
(5)女王さまと首切り役人 (10:48)
(6)グリフォン、海亀フーの身の上話 (5:28)
(7)パイ裁判、盗んだのは誰なの? (5:00)
(8)アリスの証言 (9:55)
(9)おまけ (2:56)   Total Time 62:54

<ストーリー>
 とある昼下がり、アリスは、時計を手に慌てて駆けて行く白い兎の後を追って兎穴へと飛び込みました。地球の反対側へと突き抜けてしまいそうなほど暗くて深い穴。アリスは、その中を延々と落下して行きました。「いったいどこまで行くのかしら?」アリスの不思議の国の冒険の始まり始まり。
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不思議の国へようこそ
投稿日 : 2003/02/03 23:54
投稿者 久保田r
参照先
 『不思議の国のアリス』と言えば、童話で有名な作品ですが、このCDは、その音声版です。バラエティに富んだキャラクターの声を、沢山の声優さんが演じていらっしゃいます。
 かないみかさんが、主人公のアリスの声を演じていらっしゃいます。可愛い張りのある声が、お茶目なアリスを演出していて、アリスの好奇心の強さと子供らしい活発さをとてもよく表現しています。
 チェシャ猫役の緒方賢一さんが絶妙です。私にとって緒方賢一さんと言えば、『宇宙戦艦ヤマト』のアナライザーが真っ先に思い浮かびますが、この『アリス』に登場するチェシャ猫も、ちょっとおとぼけ風なキャラクターとなっていて、緒方賢一さん独特の声の特性が存分に活かされています。セリフの語尾に付く「〜にゃろりん」の口調が、緒方賢一さんならではであります。
 登場キャラクターの他に、案内役として原作者のルイス・キャロルが出演していて、その声を井上和彦さんが演じていらっしゃいます。優しく導くような語りかけは、井上さんの声の柔らかさを充分に引き出していて、自然と物語の世界へと吸い込まれて行きます。
 そして、私にとって忘れてならないのが、三月兎役の鈴置洋孝さん。人間の役ではないことを承知して聞き始めた当CDですが、正直、最初、一度聞いた段階では、これが鈴置さんの声だとは分かりませんでした。普段のクールな二枚目役の彼の声からは、一瞬想像出来ないような声です。これが声優の仕事なのだな、という見事な化けっ振りです。「僕、もうダメだっち」、「〜〜だっち」、と、語尾に「っち」を付けて話す鈴置@三月兎。流石なまでの役への同化でありました。
 CDの最後には、おまけとして、声優さん一人一人の「自分にとっての不思議の国」についてのコメントが一言ずつ入っています。活躍中の声優さんが多数ご出演されているドラマCDです。声優ファンの方、童話ファンの方にお薦め。
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