DISC１
１．プロローグ／２．STAGE・I　白いモビルスーツ／３．STAGE・II　ギレン・ザビ
４．STAGE・III　出会い／５．いまはおやすみ／６．STAGE・IV　ララァ
７．STAGE・V　脱出／８．永遠にアムロ＜TVサイズ＞／９．いつか空に届いて
１０．虹を追って＜BGM＞／１１．STAGE・VI　アルへの手紙／１２．宇宙世紀００８０＜BGM＞
１３．遠い記憶／１４．STAGE・VII　カミーユ・ビダン／１５．STAGE・VIII　ホンコン・シティ

DISC２
１．水の星へ愛をこめて（Re Mix Version）／２．STAGE・IX　発動
３．STAGE・X　ジュドー・アーシタ（挿入歌「アニメじゃない」）／４．STAGE・XI　プルとプルツー
５．STAGE・XII　奔流（挿入歌「サイレントヴォイス」「一千万年銀河」）／６．「逆襲のシャア」ＭＡＩＮ　ＴＩＴＬＥ＜BGM＞
７．ＡＵＲＯＲＡ＜BGM＞／８．STAGE・XIII　革新／９．STAGE・XIV　主権／１０．STAGE・XV　アクシズ
１１．STAGE・XVI　光芒／１２．ＢＥＹＯＮＤ　ＴＨＥ　ＴＩＭＥ〜メビウスの宇宙を越えて〜
１３．エピローグ〜君を見つめて―The time I'm seeing you―

＜CAST＞
アムロ・レイ：古谷徹／シャア・アズナブル：池田秀一／ブライト・ノア：鈴置洋孝
セイラ・マス：井上揺／ララァ・スン：潘恵子／ギレン・ザビ：銀河万丈
カミーユ・ビダン：飛田典男／フォウ・ムラサメ：島津冴子／ハマーン・カーン：榊原良子
ジュドー・アーシタ：矢尾一樹／プル、プルツー：本多知恵子
クエス・パラヤ：川村万梨阿／ハザウェイ・ノア：佐々木望／クリスチーナ・マッケンジー：林原めぐみ
シーブック・アノー：辻谷耕史／セシリー・フェアチャイルド：冬馬由美／ナレーション：永井一郎

音楽：門倉聡／渡辺岳夫／松山祐士／かしぶち哲郎／椎名恵／三枝成章

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映画『機動戦士ガンダムＦ９１』公開に合せて発売された、「ガンダム・サーガ」のサウンド・ヒストリー。
これまでにリリースされた「ガンダム」ＣＤ群の中では異色だが、様々な派生作品によって世界観が広がりすぎてしまった今となっては、二度とこのような企画は実現しないかもしれないので貴重な存在でもある。
『Ｆ９１』の主役シーブックとセシリーが全体のナビゲーターを務め、永井一郎のナレーションの下、『機動戦士ガンダム』から『機動戦士Ｚガンダム』、『機動戦士ガンダムＺＺ』、『機動戦士ガンダム／逆襲のシャア』までの物語を（間にＯＶＡ『機動戦士ガンダム００８０／ポケットの中の戦争』を挟みながら）オリジナル・キャストで再現。レコード会社の枠を超えて主題歌やＢＧＭを揃え、名場面を堪能出来るのはお得感があり、手っ取り早く『ガンダム・サーガ」を点描出来るのは悪くない。
ただ新規にナレーションやモノローグを録り足すのはともかく、ドラマ自体を再現してしまっているのはスケール感という点で物足りないし、台詞が若干違っていたり、役者の芝居に対する取り組み方、意識が変わってしまっていることもあって多少の違和感を覚えるのも事実。ドラマが新録というのがセールスポイントであるのはわかるのだが、イメージの持続、維持という観点からすれば、オリジナルを尊重してサウンドトラックからの再録でも良かったのではないかと思う。

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