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「SPACE CRUISER YAMATO」
投稿日 : 2003/09/10 04:06
投稿者 Excalibur
参照先
SIDE A
1.THE EARTH IN CRITICAL DANGER!
   SOS地球!
2.A MYSTERIOUS CAPSULE FOUND!
   謎のカプセル
3.THE CHALLANGE OF A JOURNEY OF 296,000 LIGHT YEARS!
   29万6千光年の挑戦!
4.THE WARP TEST! FASTER THAN THE SPEED OF LIGHT
   ワープテスト!光を飛び越えたヤマト
5.GORGON’S BASE ON PLUTO DESTROYED!
   冥王星ゴルゴン基地攻略!
6.OUT OF THE SOLAR SYSTEM
   さらば太陽圏

SIDE B
1.A DRILL MISSILE HITS THE YAMATO!
   ドリルミサイル命中!
2.DOMERU’S SHIP SELF−DESTRUCTED!
   ドメル艦隊の自爆!
3.IS ISCANDER A DOUBLE PLANET?
   二つのイスカンダル星?
4.INTO THE SULPHURIC ACID SEA! WILL THE YAMATO MELT?
   硫酸の海へ!溶けるヤマト?
5.THE YAMATO’S WAVE MOTION GUN! THE GORGON EMPIRE EXPLODES
   波動砲の威力!ゴルゴン帝国の大爆発
6.THE YAMATO RETURNS TO MOTHER EARTH!
   地球よ、ヤマトは帰ってきた!

企画・原案/西崎義展  英語台本/GINO TANASESCU
音楽/宮川 泰  設定デザイン/松本零士

沖田十三:MARVIN MILLER   ジェーソン古代:REX KNOLLS
シェーン・オツール:PAUL SHIVELEY   森 雪:MERCY GOLDMAN
サムュエルソン:JERRY HARLAND   デスラー:LARRY BARREL
ドメル:DUDLEY COLEMAN   ヒス:JERRY HARLAND
ナレーター:MARVIN MILLER

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Re: 「SPACE CRUISER YAMATO」
投稿日 : 2012/10/15 17:30
投稿者 久保田r
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 「宇宙戦艦ヤマト Part 1」の英語版ドラマ編。オリジナル発売日は、1977年11月25日。「YAMATO SOUND ALMANAC」シリーズにて初CD化。Blu-spec仕様。

 英語が出来ない私には英語版という以外に特にこれといった感想はないのだけれど、唯一感動したのは、劇中で使用されている音楽と効果音がオリジナルのままということに率直に感動。この”ヤマトの音”さえあれば、台詞が全て英語であろうと、喋っているのが一体どのキャラクターなのか今ひとつ分からなくても、今がどのシーンなのかすぐにピン!と来る。素晴らしか!ヤマトの音楽!

 キャラの声を認識出来たのは、沖田艦長のみ。アニメと同様の重みのある渋い声だったので、すぐに認識することができた。後のキャラは…シーンごとの雰囲気で今喋っているのはジェーソン(古代)なんだろうなぁ…というぐらい。正味51分ほどにまとめられているので、各キャラの登場は少なく、雪の登場はほんの少しで、デスラー総統も本星決戦で敗れた時の「ハーッハッハッハー」という笑い声くらいしか印象に残らない感じ。ナレーションの声が一番多い。

 そのようなストーリー展開の中で感銘を受けたシーンは、沖田艦長とドメル司令の会話。沖田艦長の訴えに対し長めの溜めの後にドメルの「I can't.」の一言。通常、英語の台詞では長めになることが多いだけにこの短い台詞が活きていた。ドメルの覚悟が読み取れて良かった。

 「ヤマト」の英語タイトルは、アメリカでは「スターブレイザーズ」というタイトルで放映されたため、洋題としてはこちらの方が浸透しているが、国内ではしばらくの間「スペース・クルーザー・ヤマト」と表記されていた。後年になって少しずつ「スペース・バトルシップ・ヤマト」が定着するようになり、実写版のタイトルとして正式に使用された。これは、「ヤマト」の長い歴史の中での時代の移り変わりに伴う変化。日本語タイトルではっきりと「宇宙戦艦」と名乗っていてもどことなく対外的な気遣いが感じられる「スペース・クルーザー・ヤマト」という表記には、爽やかで流れるような響きがあり、私は今でも気に入っている。
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『宇宙戦艦ヤマト』英語版ドラマ編
投稿日 : 2003/09/10 04:09
投稿者 Excalibur
参照先
『宇宙戦艦ヤマト』の劇場版は2時間10分程度あるが、海外向けには更に1時間38分に再編集してセールス。これはその音源を再構成したものだろう(企画そのものは、海外版が先行していたとも聞く)。肝心の海外用再編集版そのものを見ていないし、対訳テキストだけでは何とも言えないが、音楽や効果音はオリジナルと同一のものが使われていることから、当時は英語になったことで「ヤマト」のスケールの広がりを感じ取ったものだった。
ただ出演者の名前にも馴染みはないし、更なる短縮版ということから内容そのものは推して知るべしだろう。当時の現地での反響も不明である。

キャラクター名は沖田艦長や雪、加藤、南部、相原、佐渡らはそのままだが、古代はジェーソン古代という日系人に(”ジェーソン=イアソン”は、「アルゴ船の冒険」で知られるギリシャ神話の英雄からのネーミングだろう)、島はシェーン・オツールに、徳川はトムプソン、真田はサムュエルソン(一部ではサナダという表記も)に変えられている。ガミラス(これはゴルゴンに変更)側ではデスラー、ドメル、ヒスはそのままだが、シュルツは何故かグランツという、シュルツとガンツが一緒くたにされたような名前に。なおアナライザーはトボルと呼ばれているが、これはTOBOR、逆さにすればROBOT(ロボット)で、あちらのSF作品にはよくあるネーミングである。

同時期に『マジンガーZ』や『キャンディ・キャンディ』の英語版ドラマ編もリリース(音源は?)。更に間を置いて『ウルトラセブン』や『宇宙海賊キャプテンハーロック』『銀河鉄道999』も発売されたが、ここら辺になると無理矢理作りました、という雰囲気が濃厚でかなりガッカリ。アニメブーム勃興期の珍品の数々である。
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