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「ウクレレ・フォース〜スター・ウォーズ ベスト・カバーズ〜」
投稿日 : 2008/07/14 16:41
投稿者 久保田r
参照先
2005年7月11日 ジェネオン エンタテインメント

(1)20世紀フォックス・ファンファーレ/ウクレレカフェカルテット
(2)スター・ウォーズ メイン・タイトル/宮川彬良 & 銀河系ウクレレ交響楽団
(3)ジェダイの騎士の物語 〜フォースを学べ/栗コーダーカルテット
(4)モス・アイズレー宇宙港/James Hill
(5)レイア姫のテーマ/キヨシ小林 & ウクレレ・スウィング・ギャング
(6)ヒア・ゼイ・カム/松宮幹彦
(7)帝国のマーチ (ダース・ベイダーのテーマ)/栗コーダーカルテット
(8)ハン・ソロとレイア姫/はじめにきよし
(9)ヨーダのテーマ/栗コーダーカルテット
(10)アナキンのテーマ/松宮幹彦
(11)アクロス・ザ・スターズ/ウクレレカフェカルテット
(12)オージーの大楽隊/ウクレレカフェカルテット
(13)王座の間 〜エンド・タイトル/栗コーダーカルテット
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Re: 「ウクレレ・フォース〜スター・ウォーズ ベスト・カバ
投稿日 : 2008/07/14 16:42
投稿者 久保田r
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 SF超大作「スター・ウォーズ」の壮大な音楽をウクレレでカバーしているアルバム。ウクレレとはハワイを代表する楽器で、その音色は柔らかく常夏のムードを醸し出す弦楽器。このウクレレをメインとし、リコーダーその他の楽器を用いて複数のアーティストによるコンピレーション・アルバムが堂々完成。

 インターネットで話題になり、TVの情報番組などのBGMで演奏を耳にして(なんだ!?これは〜!?)と思わず吹き出してしまった、何とも力の入っていないユル〜イ演奏の「スター・ウォーズ」。「スター・ウォーズ」と言えば、SF映画の代表作とも言える作品で、数々のバラエティ番組などで壮大なイメージを出すBGMとして重宝されているが、このアルバムに収録されている音楽は、力みのあるスペクタクルさは皆無。程よい以上に力が抜けていて、それこそリゾート地で心身共にリラックスした気分で過ごす際のBGMにピッタリな演奏となっている。

 イチ押しは、かなり有名な(7)曲目の「帝国のマーチ (ダース・ベイダーのテーマ)」。軽やかなリズムに乗ったウクレレの伴奏があり、ややあってリコーダーによる「ダース・ベイダーのテーマ」がスタート。これが驚かずにいらりょうか(←驚きのあまり日本語がおかしい)。暗黒面に落ちた泣く子も黙る絶大な力を誇るダース・ベイダーのテーマが、ウクレレとリコーダーという二つの楽器の演奏でかくも「やるきのないダースベイダーのテーマ」に変化してしまうとは!絶妙なアレンジに拍手喝采。

 (1)「20世紀フォックス・ファンファーレ」からして出だしのほんの4秒ほどは映画の最初に聞くあのファンファーレのリズムだが、続くテーマをウクレレが奏でているだけで「ガクっ」と力が抜けてしまう。そして(2)「スター・ウォーズ メイン・タイトル」も、本来ならば壮大さと迫力さが全面に行き渡ったパワーの漲るメイン・タイトルなのだが、メインの楽器がウクレレというだけで壮大さと迫力がほどほどの力加減になっている。それでもメイン・タイトルだけあって威厳を保ったアレンジとなっていて、力を抜きつつもこのアルバムの中では「スター・ウォーズ」らしい響きの演奏となっている。

 何はともあれ「スター・ウォーズ」を知っていても知らなくてもウクレレの癒し効果を楽しめるアルバム。(7)「帝国のマーチ (ダース・ベイダーのテーマ)」を聞くだけでも価値あり。
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