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「宇宙戦艦ヤマト2199/星巡る方舟」オリジナル・サウンドトラック
投稿日 : 2015/11/17(Tue) 15:02
投稿者 久保田r
参照先
2015年5月27日 ランティス

(1)最後の希望
(2)宇宙戦艦ヤマト2199のテーマ(葉加瀬太郎)
(3)蛮族襲来
(4)航海日誌
(5)想い
(6)バーガーの悲哀
(7)寛ぎ
(8)ガトランティス襲撃
(9)ダガーム
(10)ヤマトVSガトランティス
(11)火焔直撃砲
(12)降下するヤマト
(13)ヤマト激突ワープ
(14)薄鈍色の宇宙
(15)シャンブロウ
(16)豹変
(17)降下する試作宙艇
(18)密林に眠る大和
(19)幻影ホテル
(20)絵本
(21)航海日誌 〜ホテルにて〜
(22)悪夢
(23)バーガーの過去
(24)サーベラー
(25)ジレルの囁き
(26)追跡
(27)友情
(28)レーレライ
(29)目覚めの時
(30)共同作戦
(31)ヤマト出撃
(32)大帝の影
(33)ガトランティス
(34)大決戦 -ヤマト・ガミラス・ガトランティス-
(35)方舟は星の海へと還る
(36)わかれ〜わかれ -出航- (メドレー)
(37)地球を想う
(38)Great Harmony 〜 for yamato2199(宮川彬良 Feat. 平原綾香)
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Re: 「宇宙戦艦ヤマト2199/星巡る方舟」オリジナル・サウンドトラック
投稿日 : 2015/11/17(Tue) 15:05
投稿者 久保田r
参照先
 「宇宙戦艦ヤマト2199」の新作劇場版「星巡る方舟」のオリジナル・サウンドトラック。サントラは2種類発売され、先行して日本コロムビアより高音質でブルーレイプレイヤーのみで再生可能のBlu-ray audio盤が発売され、3ケ月遅れでランティスより通常のCD盤が発売された。収録曲は同じ。作曲は、TV版と同じく宮川彬良さん。

 作品の特長として音楽によるイメージ作りの比重が高めのため、当サントラを収録順に聞いていると自然とストーリーと映像が思い浮かんでくるほど。それほど作品と密着した音楽となっている。

 音楽の特長は、TV版のBGMをベースにそれを更に劇場版向けにスケールを広げたサウンドとなっており聞き応えあり。そして今作の強敵であるガトランティスのテーマと未知なる存在のテーマに「さらば宇宙戦艦ヤマト」から幾つかのテーマの流用があり、また後半のクライマックスには「永遠に」からのテーマの流用もあり、バラエティ感を醸しつつも音の響きにまとまりがあるため一つの作品のサントラとして仕上がっている。

 私的に一番の聞き所はバーガーのテーマ。「永遠に讃えよ我が光」をアレンジしたもので、ゆっくりと奏でるピアノの旋律がキャラクターの抱える悲哀さを帯びていて印象に残る曲となっている。

 他作品からのテーマの流用については、イメージと合っていると感じる部分もあれば何故ここにこのテーマが…と感じる部分もあり、諸手を挙げて全部に賛成というわけではないのだけれど、これで作品が完成しているため、今更あれこれと突くのは野暮なこととして細かいツッコミは止しておこうと思う。

 作品のオープニングに流れる主題歌ならぬ主題曲の「宇宙戦艦ヤマト2199のテーマ」は、バイオリニストの葉加瀬太郎さんの演奏によるもの。ハウスミュージックっぽいリズムサウンドを伴奏に、キレのよい葉加瀬さんのヴァイオリンが高らかに主題歌を奏でている。音楽のみを聞いていると「ヤマト」の音楽としては若干の違和感を覚えるものの、映像と合わせて鑑賞するとなかなかの迫力。

 エンディング・テーマの「Great Harmony 〜 for yamato2199」は、宮川彬良さん作曲、平原綾香さん歌唱による素晴らしい楽曲。彬良さんは、綾香さんのお父さんである平原まことさんと「Acoustic Yamato」のアルバムをリリースし、現在も共に音楽活動をしている縁もあり、まさに満を持しての強力タッグ。綾香さんの優しさの中に強さを兼ね備えたボーカルと、青空が広がるような広いスケール感のメロディーが爽やかな後味を生み出している美しい歌。ラストの「大志」のテーマが泣かせてくれる。
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