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<ETERNAL EDITION> File No.5&6 「宇宙戦艦ヤマト/新たなる旅立ち & ヤマトよ永遠に」
投稿日 : 2001/01/19 23:24
投稿者 久保田r
参照先
ETERNAL EDITION File No.5「宇宙戦艦ヤマト/新たなる旅立ち」

2000年12月30日 日本コロムビア(株)

(1)オープニング(2)メインタイトル〜ヤマトに敬礼(3)英雄の丘
(4)ヤマト瞑想〜大いなる愛と供に(5)出航前の緊張
(6)ヤマト!!新たなる旅立ち(TVサイズ) (7)若き大鷲達(8)無限に広がる大宇宙
(9)デスラー追想(10)侵入者(11)デスラー襲撃(12)ガミラス星の消滅
(13)暗黒星団帝国(14)新コスモタイガー(15)ツンパのマーチ(16)安らぎ
(17)放浪のイスカンダル〜守とスターシャ(18)試練(19) デスラー孤独
(20)ヤマト到来(21)大戦争(22)イスカンダルの危機(23)再会(24)自動惑星ゴルバ
(25)ゴルバの驚異(26)デスラーの想い(27)守とスターシャ
(28)別離(29)サーシャわが愛(TVサイズ)

作曲・編曲・指揮:宮川泰(1〜29)
歌:ささきいさお、フィーリング・フリー(6)、島倉千代子(29)
作詞:阿久悠/ギター:木村好夫/スキャット:川島和子
演奏:シンフォニック・オーケストラ・ヤマト

ボーナストラック「合唱組曲 宇宙戦艦ヤマト・新たなる旅立ち」より
(30)宇宙戦艦ヤマトー無限に広がる大宇宙 宇宙戦艦ヤマト
(31)宿敵ー好敵手 白色彗星 探索艇
(32)想いーおもかげ星 イスカンダル ヤマトより愛をこめて
(33)新たなる旅立ちー愛の生命 出発 ヤマト!!新たなる旅立ち
合唱編曲:久石譲/演奏:岡本仁指揮 くにたちカンマー・コール/ピアノ:法嶋晶子


ETERNAL EDITION File No.6「ヤマトよ永遠に」

2000年12月30日 日本コロムビア(株)

(1)プロローグ・静かなる侵略(2)動き始めた重核子爆弾(3)降下兵の奇襲
(4)暗黒星団帝国(5)壊滅する無人艦隊(6)愛しあう二人(7)傷ついた戦士たち
(8)脱出(9)悲恋(10)アルフォン少尉(11)重核子爆弾(12)俺たちのヤマト
(13)星のペンダント(映画用)(14)サーシャ・幸せ(15)未知なる空間を進むヤマト
(16)黒色銀河(17)サーシャの想い(18)暗黒星雲(19)二重銀河
(20)二百年後の地球(21)巨大戦艦グロデーズ(22)運命の対決〜アルフォン少尉とユキ
(23)母星(デザリアム)の崩壊(24)デザリアム攻防戦(25)ヤマト突入
(26)水晶都市〜サーシャ・別れ(27)新銀河誕生

作曲・編曲:宮川泰(1〜27)/作詞:阿久悠(13)/歌:ささきいさお(13)
スキャット:川島和子、伊集加代子/コーラス:ミュージッククリエイション
演奏:シンフォニック・オーケストラ・ヤマト
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「ヤマトよ永遠に」
投稿日 : 2001/01/19 23:26
投稿者 久保田r
参照先
「永遠に」は、ヤマトが暗黒星雲を抜ける所で「ワープ・ディメンション」という仕掛けが盛り込まれていて、これはスクリーン・サイズが変わるというもので、フィルムが変わるのと同時に、音声もモノラルから4チャンネルステレオに変わる。この仕掛けのために、このCDは前半(18曲目まで)と後半(19曲目〜)とでコンセプトが異なっている───と、解説書にあります。
この「ワープ・ディメンション」は、実際に映画館で見るとその鮮やかな変わり目が楽しめるそうなのですが、残念ながら私は実際に見る機会には恵まれておりません。ということで、私はTV、ビデオで「永遠に」を見た訳で、その折角の仕掛けも、TVのブラウン管では画面サイズが狭まった位にしか違いが分りませんで、音声までそのような違いがあるとは分かっていませんでした。なので、今回この解説書を読んで音声の「ワープ・ディメンション」の詳細を知ったことになりまして、試みについては理解出来るのですが、「ETERNAL EDITION」としての統一性が若干欠けてしまったことについては多少残念に思います。解説書に「いつの日か、DVDオーディオ等のマルチチャンネルディスクで、後半部分の完全版BGM集が発売されることを願いたい」とあるように、私も心待ちにしたいと思っています。
そこで、後半(19曲目〜)は、既発の「音楽集2」とステレオマスターからの選曲でストーリー・イメージの再現がなされています。ストーリー・イメージの再現というのは、「ETERNAL EDITION」のコンセプトである使用順・使用状況を重視して構成する、に準拠しています。が、出所が「音楽集」となりますと、実際に本編で使われた音源ではないので、1曲毎の時間数が長めである、ということになります。そこでバランスを取るためなのか、前半部分についても演奏時間が長めのものがチョイスされている感があります。以上のことを鑑みますと、CD全体が”ストーリー・イメージの再現”としての色が濃く、”映画を音楽で見る”というよりも、”映画を音楽で喚起する”という感じがします。
”ストーリー・イメージの再現”という言葉を受けてではないですが、「永遠に」にはイメージを膨らませる曲が盛り込まれています。(15)未知なる空間を進むヤマトは、お馴染みのヤマトの主題曲をスピード感あるアレンジで、聴く者の心を煽ります。そして、(19)二重銀河。お馴染みのスキャットのアレンジとなっていますが、二重銀河の壮大なイメージを伝えています。
「永遠に」でヤマトは、40万光年というスケールの大きい航海をしました。”ストーリー・イメージの再現”は、そんなスケールの大きい航海のイメージ作りに適っているのかも(?)知れません。
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「宇宙戦艦ヤマト/新たなる旅立ち」
投稿日 : 2001/01/19 23:25
投稿者 久保田r
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それぞれの作品での使用順・使用状況を重視して新構成していくことを主眼とした”YAMATO ETERNAL EDITION”───と、解説書にあります。そうすると必然的にTVシリーズ作品の使用順は極めて難しいと思われるので、映画作品は使用順を主に、TV作品は使用状況を主に、という構成になると思われます。使用順を主とした構成では、あたかも”映画を音楽で見る”かのごとく、ストーリーと共に台詞まで蘇る思いがします。片や使用状況を主に構成となると、データ的色合いが濃くなります。使用順か使用状況か、それぞれに特徴がありますので、どちらがどうとは言い様がなく、聴く側の主体に選りけりで様々な意見が出てくることと思います。
で、私自身の意見はどうか、と言うと「ETERNAL EDITION File No.2&3(さらば)」を聴いた時、実に鮮明に
映画のシーンが思い出され、胸が切なくなる思いを味わいました。ドラマ編に匹敵するドラマ展開を見せる音楽集として、私はこういうアルバムを待っていたかも知れない、とさえ思いました。
そういった思いから、私は自然とこの「File No.5(新たなる旅立ち)」でも、音楽とストーリーの密接な関係を楽しんでいます。
「新たなる旅立ち」は、新乗組員のフレッシュさが光っている作品です。なので、彼らを象徴した曲たちも若さに溢れています。(14)新コスモタイガー(15)ツンパのマーチ、の2曲は中でも一押しの楽曲です。
そして、「File No.5&6」としてまとめられてはいますが、「永遠に」では残念ながら登場することのなかったガミラス星のデスラー総統も「新たなる旅立ち」では主となる存在です。彼の名前を冠した曲たちも味わい深く聴かせてくれます。その内の1曲(11)デスラー襲撃、は、なかなかに渋くかっこいいです。
キャラクターを際立たせる音楽。私はこれをこの「File No.5」から感じ取りました。

さて、”ボーナストラック「合唱組曲 宇宙戦艦ヤマト・新たなる旅立ち」より”についてもコメントすべきなのかな?(笑)。するとしても、ストーリーとは直接関係ないのでまた後で(笑)。
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