『ウルトラマンの歌』から『ウルトラマンガイア！』までのシリーズの主な主題歌を、和田薫や服部隆之といった気鋭の若手作曲家の編曲・指揮で、日本フィルハーモニー交響楽団が演奏したアルバム。原曲に忠実というわけではなく、かといって決してイメージを損なっているわけでもない絶妙のアレンジが、大編成のオーケストラを伴い新しい魅力を生み出したと言える。おそらく知らずに聴けば、これらが「ウルトラ」シリーズの主題歌であることにすぐには気付かないのではあるまいか。むしろ「ウルトラ」シリーズのファン以外の、一般的なクラシック・ファンにこそ聴いて欲しい一枚である。
オススメはやたら勇壮かつ壮大な＜ウルトラマンタロウ＞。ノーテンキな作品イメージにはそぐわない感もあるが。

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１．ウルトラマンのうた〜序曲〜　　（作曲：宮内國郎）
２．ウルトラマンタロウ　　（作曲：川口　真）
３．ウルトラマンダイナ　　（作曲：鈴木キサブロー）
４．ウルトラマン８０　　（作曲：木村　昇）
５．ウルトラマンレオ　　（作曲：川口　真）
６．ザ・ウルトラマン　　（作曲：宮内國郎）
７．ウルトラマンＡ　　（作曲：葵まさひこ）
８．帰ってきたウルトラマン　　（作曲：すぎやまこういち）
９．ＴＡＫＥ　ＭＥ　ＨＩＧＨＥＲ（ウルトラマンティガ）　　（作曲：ＰＡＳＱＵＩＮＩ−ＢＡＴＴＥＮ−ＣＯＮＴＩＮＩ）
１０．ウルトラセブンのうた　　（作曲：冬木　透）
１１．ウルトラマンガイア！　　（作曲：松原みき）
１２．ウルトラマンのうた〜シンフォニックマーチ〜　　（作曲：宮内國郎）

演奏：日本フィルハーモニー交響楽団

編曲・指揮：和田　薫　（１．２．５．６．９．１２）
編曲・指揮：服部隆之　（３．４．７．８．１０．１１）

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