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「踊る大捜査線 THE MOVIE」 オリジナル・サウンドトラック
投稿日 : 2001/06/10 23:38
投稿者 久保田r
参照先
1998年10月28日 マーキュリー・ミュージックエンタテイメント(株)

「RHYTHM AND POLICE」THE MOVIE
「RHYTHM AND POLICE」ORIGINAL SOUND TRACKIII
Produced by AKIHIKO MATSUMOTO
FUTURE FUNK SOUND SYSTEM(F.F.S.S.)
(1)R.A.P Jams
(2)The Sabbath
(3)Ding Dong [Latin Mix]
(4)G-Groove [Rockin' Beats Mix]
(5)Abduction
(6)SHINJYO
(7)March of C.X.
(8)Rhythm And Police [Drum'n Bass Ver.]
(9)Insect Man
(10)Odiex [The Theme of Teddy]
(11)The Mission of CONGA
(12)Requiem
(13)Rhythm And Police 1998 [New Mix]
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まさにTHE MOVIE
投稿日 : 2001/06/10 23:40
投稿者 久保田r
参照先
『踊る大捜査線』の映画のサントラです。元々TV用に作られた前2作のサントラとも良い仕事としてその出来栄に感嘆した私ですが、3枚の中でも最もクォリティの高い良い仕事であると一番に感動したのはこの「THE MOVIE」であります。
映画音楽としての聴かせ所がよく研究されている音楽であると思いました。映画のストーリーのために新たに作られた曲からお馴染みのテーマ曲まで、一つの映画作品の音楽が映画音楽のレベルとしてここに集結していると思います。
(1)曲目「R.A.P Jams」は、イントロダクション的に一連のテーマ曲を軽い雰囲気でまとめています。この入り方は、これまでのサントラの流れを受けていて、導入部として入りやすいと思いました。そこに続く(2)曲目の「The Sabbath」。一転して寂しげな音から始まるこの曲は、このアルバムはこれまでのサントラとは違い、一つのストーリーの元に作られたサントラであるとして、物語の深淵さを窺わせる重みのある曲となっています。かと思えば、続く(3)曲目の「Ding Dong 」では明るさを前面に出していて、映画のサントラの中にも『踊る大捜査線』カラーを失わない、エンターテイメント性溢れるサントラとなっています。
全13曲の中で特に気になり、気に入ったのは、(7)曲目の「March of C.X.」です。これは、もう何度も耳にしているテーマ曲のアレンジなんですが、映画音楽としてスケールの大きいアレンジとなっています。音の深みといい、広がりといい、何といってもそのアレンジ法は、映画音楽の作曲家のハンス・ジマーさんの世界観に共通していて、自然と引込まれて行ってしまうのです。
女性の歌声が入った(10)曲目の「Odiex 」は、そのあまりにも澄んだ恐ろしいまでの美しい歌声とその楽曲の作りに、物語のサスペンスさをここで感じることが出来ます。そして(12)曲目の「Requiem」とラストの「Rhythm And Police 1998」の2曲で、重みのある締めとなっています。
全体として心理的に食い込む音楽であると思いました。流れるシーンをより印象深くするための音楽。『踊る大捜査線』の映画のドラマチックさを存分に堪能出来るサントラであると、思いました。
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