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「交響組曲 地球へ・・・」
投稿日 : 2002/04/03 23:23
投稿者 Excalibur
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監督:恩地日出夫、音楽:佐藤勝は日本映画界にあってはビッグ・ネームだろうが、アニメファンにとっては馴染みのない名前である。実写畑から人材を連れてこなければ「映画」として勝負が出来ないという発想が、当時の作り手側の戸惑いというか卑屈さを表しているように思えてならないのだが、それはそれ。ラッシュも見ずにシナリオだけで書きあげたというこの音楽は、ベテランの手になるものだけあって見事なものであった。
それほど佐藤勝の他の作品を聴いているわけではないのだが、それでも従来ほどのハッタリズムは感じられず、むしろ大人しめで意外な感じ。「青春映画」としてこの作品を捉えていたということの証なのかもしれない。また、単純に「戦闘シーン=マーチ」というような発想がないのが凄いところで、このサントラで「星の海の闘い」と題された曲などかなり新鮮に受けとめられた。
ただ惜しむらくは、映画そのものも大ヒットとはいかず、この音楽も一般客はともかくアニメファンの間でもあまり話題にならなかったことか。CD化もされず再評価の機会もない。先ごろ鬼籍に入った佐藤勝を追悼する意味でも、是非とも復刻を望みたいものだ。
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おくればせながら――
投稿日 : 2003/11/21 06:20
投稿者 Excalibur
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9/25にCD化されてますのでひとことご報告。

解説書を省き、完全限定でLPを低価格でCD化する”ANIMEX1200”シリーズの5枚目として発売されています。当時の解説書くらい復刻して欲しかったとは思いますが、ともあれCDで聴けることだけは素直に喜びたいと思います。
他のラインナップは『交響詩銀河鉄道999』、『交響組曲宇宙海賊キャプテンハーロック』、『交響組曲サイボーグ009』、『交響組曲科学忍者隊ガッチャマン』、『聖闘士星矢音楽集』、『未来警察ウラシマン音楽集』、『ドラゴンボール音楽集』、『ムーの白鯨音楽集』・・・etc。既にCD化された盤も多いんですが、『赤毛のアン』、『ハロー!サンディベル』、『アリーエンブレムグランプリの鷹』などのBGMコレクションなどなど初CD化作品も含まれています。各\1,260で30点発売中。
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データ
投稿日 : 2002/04/03 23:24
投稿者 Excalibur
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SIDE 1
1.地球へ・・・
2.遥かなる憧憬(あこがれ)の地
3.目覚めの日
4.眠れる獅子・・・ミュウ
5.苦難への旅立ち
6.アタラクシアの若者達
7.新しい生命の讃歌

SIDE 2
1.宿命の二人
2.メンバーズ・エリート キース・アニアン
3.燃える惑星ナスカ
4.星の海の闘い
5.ジョミー・マーキス・シン
6.友情の勝利
7.愛の惑星(プラネット)

作曲・指揮/佐藤 勝(SIDE1−2〜7、SIDE2−1〜6)
演奏/コロムビア・シンフォニック・オーケストラ
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