１．大宇宙空間　（作曲：平尾昌晃・宮川泰／編曲：宮川泰）
２．海　キラめく波頭〜怒れる海〜母なるもの　（作曲：平尾昌晃／編曲：船山基紀）
３．宇宙空母・ブルーノア〜大いなる海へ〜　（作詩：山上路夫／作曲：平尾昌晃／編曲：船山基紀／歌：川崎麻世）
４．真のテーマ　残されたオルゴール〜闘魂　（作曲：平尾昌晃／編曲：船山基紀）
５．ケイのテーマ　弧身〜献身　（作曲：平尾昌晃／編曲：船山基紀）　
６．愛　（作曲：平尾昌晃／編曲：宮川泰）
７．ナイト・クルーズ　海の沈黙　（作曲：平尾昌晃／編曲：船山基紀）

１．ゴドム　人工惑星の停止〜回想〜流離（さすらい）の旅路〜侵略者　（作・編曲：宮川泰）
２．ブルーノアのテーマ　果てなき航路　（作曲：平尾昌晃／編曲：宮川泰）
３．シイラのテーマ　（作曲：平尾昌晃／編曲：宮川泰）
４．交戦　（作曲：平尾昌晃・宮川泰／編曲：宮川泰）
５．夜間航海（ナイト・クルーズ）　（作詩：山上路夫／作曲：平尾昌晃／編曲：船山基紀／歌：川崎麻世）


音楽プロデュース：西崎義展
　

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　Sony Music Shopで、このアルバムのＣＤ化復刻の予約を募集中です。
　期間内に予約数が規定に満たないと企画がボツになっちゃいますので、ご興味おありでしたらぜひ、ご予約お願い致します！
(2008.2.6まで)

http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=DYCL-76

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主に地球側の音楽を平尾昌晃（作曲）と船山基紀（編曲）、ゴドム側を宮川泰で分担させた豪華な音楽集。平尾昌晃と西崎義展は古くからの交友があり、今回＜ヤマト＞との差別化を計る意図での作曲依頼とのこと。だが＜ヤマト＞色を払拭させたかったのならば、何故宮川泰を起用したのかに疑問は残る。後の『オーディーン／光子帆船スターライト』でも＜ヤマト＞との違いを強調しながらも、宮川泰と羽田健太郎をコンビで起用しているのだが。
ただ『ＹＡＭＡＴＯ２５２０』でデビッド・マシューズを起用しながらも、雰囲気は見事に＜ヤマト＞を踏襲していたことを考えるならば、結局は作曲家が誰であれ西崎義展という「音楽プロデューサー」の強烈な個性が同工異曲のイメージを醸し出してしまうのかもしれない。
結果、この音楽集も＜ヤマト＞の延長線上と捉えても違和感はない。時期的には『新たなる旅立ち』と『ヤマトよ永遠に』の過渡期の作品でもあり、『新たなる〜』で試みられた敵味方双方のテーマが入り乱れる戦闘シーンの曲の発展形が、ブルーノアのテーマとゴドムのテーマが激しく絡み合う＜交戦＞として結実することになる（更に翌年の『永遠に』で同様の手法が用いられるのだが）。またゴドムのテーマそのものが、二つの作品で夫々異なったテーマを与えられた暗黒星団帝国のミッシングリンク的な雰囲気も感じられて興味深い。

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