「パトリオット・ゲーム」 オリジナル・サウンドトラック
投稿日 | : 2002/09/10 22:19 |
投稿者 | : Excalibur |
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1.メイン・タイトル
2.宮殿広場の襲撃
3.ハリーズ・ゲーム (唄)クラナド
4.暗殺
5.断片の組みたて
6.高速道路での惨事
7.ライアン家襲撃
8.電子技術の戦場
9.海上での対決
10.クロージング・クレジット
(音楽)ジェームズ・ホーナー
トラディショナル・ミュージック
投稿日 | : 2002/09/10 22:20 |
投稿者 | : Excalibur |
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『レッド・オクトーバーを追え!』に続くジャック・ライアン物の映画化作品だが、音楽はベイジル・ポールドゥーリスに替ってジェームズ・ホーナーが担当している。ホーナーといえば「マーチ大好きッ子」などとも揶揄されるぐらいジャカジャカ鳴らす人であるが、今回は全体的にかなり抑え気味。題材(アイルランド独立運動)を意識してかケルト風の音楽なのだ。オープニングとエンディングに流れるマギー・ボイルのヴォーカル曲やクラナドの曲などが一層民族的な色合いを深めており、ホーナーの音楽としてもアクション映画の音楽としてもかなり異色の仕上りである。そのため作品を見たときもサントラ盤を聴いた時も、戸惑いのほうが強かった。もっとも更なる続編『今そこにある危機』では、気持の良いオーケストレーションを聴かせてはくれるのだが。
ホーナーとケルト風音楽という取り合せはこの作品以降も続き、『ブレイブハート』や『デビル』を経て、『タイタニック』へと結実してゆくのである。