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「冬のソナタ」
投稿日 : 2005/01/11 23:18
投稿者 久保田r
参照先
<ストーリー>
ユジンとチュンサンは、高校生の頃に恋に落ちる。父親探しをしていたチュンサンは、ある日交通事故に遭う。事故死と告げられたユジン。そのユジンの前に10年後、チュンサンそっくりのミニョンという男性が現れ…。

<キャスト>
チョン・ユジン:チェ・ジウ
カン・ジュンサン/イ・ミニョン(二役):ぺ・ヨンジュン
キム・サンヒョク:パク・ヨンハ
オ・チェリン:パク・ソルミ
コン・ジンスク:イ・ヘウン/コン・ヨングク:リュ・スンス/キム・ジヌ(サンヒョクの父):チョン・ドンファン/ユジンの母:キム・ヘスク/カン・ミヒ(チュンサンの母):ソン・オクスク/キム次長:クォン・ヘヒョ/チョンア:パク・ヒョンスク

主題歌「はじめから今まで」Ryu
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Re: 「冬のソナタ」
投稿日 : 2005/01/11 23:23
投稿者 久保田r
参照先
 2004年日本に韓流ブームを巻き起こした『冬のソナタ』。多くの日本人女性を虜にし、出演者が来日する度に話題に事欠かない作品ですが、ロケ地へのツアーなどその勢いは留まるところを知らず、今尚多くの女性たちを魅了しています。

 昨年末BS2で放送された『完全版』をチラチラと見たのですが、残念ながら私はペ・ヨンジュンにはハマりませんでしたが、ストーリーの複雑さやドラマの設定にはついつい引込まれました。
 「親探し」「交通事故」「記憶喪失」「恋人との出会い・別れ・再会」など、恋愛ドラマに関するキーワードは一通り揃っていて、このことからストーリーの予測が大体立つのですが、これらのキーワードから作られる設定が韓国らしさというか、日本のドラマとは一味違うところに目が行きました。
 よりドラマチックであろうと思われる母親探しではなく父親探し。何度も交通事故に遭い、記憶喪失や後遺症で視力を失うといった役柄を、男性の主役のチュンサン(ペ・ヨンジュン)が演じています。

 「病弱で薄幸な主役」。これは、日本では今まで女性が主役であることが多かったように思います。同じ設定で日本人がドラマを作るとどうなるか。この試みをしたのが、昨年フジテレビ系列で放送された『東京湾景』(http://www.fujitv.co.jp/wankei/index2.html)だと思うのですが、いかんせん『冬のソナタ』が大ヒットし過ぎた為に陰に埋没した感があります。映像やカメラワーク等は、はっきり言って『冬のソナタ』よりも綺麗で洗練されています。が、設定に新鮮さを感じない。『冬のソナタ』も特別設定に新しいキーワードを使っている訳ではありませんが、魅了する何かが『冬のソナタ』にはあったように思います。

 『冬のソナタ』には、女性ばかりではなく、日本の男性も興味を持っています。決して強くもたくましくもない健気で奥ゆかしいところのあるチュンサンに目が離せないところがあるようです。チュンサンと対照的だったサンヒョクと比べると、サンヒョクの方がずっと男らしい行動を取っているのですが、彼は受け入れられない。ユジンが選んだのは、チュンサン。ここにドラマの鍵があるように思います。

 日本に新しい風を吹き込んだ『冬のソナタ』。今後の日本のドラマ界に変化が起こるのかどうか、その影響がどう出るのか、蒔いた種の発芽が気になります。
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