トップページ > 記事閲覧 
「鉄子の旅」
投稿日 : 2009/04/08 16:35
投稿者 久保田r
参照先
2007年6月24日〜9月23日 CS ファミリー劇場 放送

<スタッフ>
監督:永丘昭典
原作:菊池直恵(旅の案内人:横見浩彦)(小学館 IKKICOMIX刊)
シリーズ構成・脚本:相馬和彦
キャラクターデザイン:工藤裕加
美術監督:河合伸治
音楽:SUPER BELL"Z、渡部チェル
主題歌・鉄音効果:SUPER BELL"Z
アニメーション制作:グループ・タック
製作:「鉄子の旅」製作委員会

<キャスト>
キクチ:富坂晶/横見浩彦:檜山修之/イシカワ:川島得愛/カミムラ:太田哲治/編集長:古川登志夫/きなこ:豊岡真澄/オープニング・ナレーション:原田芳雄、他

<紹介>
小学館マンガ雑誌「IKKI」にて掲載されていたノンフィクション鉄道漫画のアニメ化。漫画家の菊池直恵さんと編集者が、トラベルライターの横見浩彦氏の計画した鉄道の旅に同行するというもの。鉄道好きが高じてトラベルライターとなった横見氏の計画する旅は、ひたすら鉄道に愛情を注いでいる内容ばかり。(コミックレビュー:http://chaos-i.com/review/comic/patio.cgi?read=3&ukey=1
記事編集 編集
第13旅 これが北海道だ!
投稿日 : 2009/07/14 13:23
投稿者 久保田r
参照先
 編集長も参加し、寝台特急北斗星にて北海道への旅に出発。北斗星の車内での様子は、残念ながらモノローグでの描写がメインだが、冒頭では横見氏と編集長が仲良く窓の外を見ながらシートに座っていて、二人の「テツ」振りをアピールしている。

 編集長は、北斗星を降りると、後のことをカミムラさんに任せて早々に帰路に。どうやら単に北斗星に乗りたかっただけらしく。去り際にキクチさんに「横見さんは弦が1本多いギター」と名言を残す。

 北海道の旅は、横見氏曰く「板切れ駅の旅」。屋根もなく板が張ってあるだけの駅のことを指しているらしいが、行ってみると立派な駅舎こそないけれども屋根があったり床がコンクリートであったりと、それなりのホームとなっていて、キクチさんは「これのどこが板切れ駅なんすかっ!」とキレる。それに対して横見氏は「これぞ北海道って感じでしょ!」の一点張り。増々キクチさんの怒りのボルテージは上がり、「トラベルライターなんだから、ちゃんと良さを言葉で伝えて下さい!」と追い詰めるが、横見氏は決めの台詞でシャットアウト。「来れば、分かる!!」

 横見氏にとって多くの言葉は不要。体感することこそ良さが伝わる全て。横見氏の「凄いでしょー」「俺って天才!」「来れば、分かる!!」の三大決め台詞は圧倒的パワーを持っている。
記事編集 編集
第12旅 見どころ満載、肥薩線
投稿日 : 2009/07/14 13:22
投稿者 久保田r
参照先
 台風が接近する中、新幹線で九州を目指す鉄子一行。新大阪駅に着くも、台風の影響で西へ向かう全ての列車が不通になり、横見氏はショックを受ける。大阪でギリギリまで粘った成果か、”横見マジック”が起こり、何とか今夜中に九州入りする。

 翌日は、予定通りに熊本の駅巡りの旅へ。JR九州の車両は、レトロでおしゃれなものが多く、横見氏は例によって「いいでしょー!凄いでしょー!」を連発。道中「鉄ヲタブランド化計画」発言を繰り出し、キクチさんとカミムラさんを驚愕させる。
記事編集 編集
第11旅 長野電鉄の魅力を味わう
投稿日 : 2009/07/14 13:22
投稿者 久保田r
参照先
 4部構成で長野電鉄を魅力を伝える旅。第1部のテーマは「郷愁」。大正時代から続く古き良き駅舎を訪ねる。民家とセットになっている駅も登場。

 第2部のテーマは「哀愁」。廃線となった旧・木島線の駅を訪ね、線路は取り払われているもののバスの待合室として残っている駅舎に往年の姿を思い浮かべる。

 第3部のテーマは「安らぎ」。湯田中駅の足湯に浸かり、ひととき旅の疲れを癒す。

 第4部のテーマは「感動」。日本三大車窓の一つである姨捨駅から夜景を見て、一同感動する。横見氏は、この夜景の素晴らしさを情報に頼らずに自分の足で見つけたことに、キクチさんはちょっとだけその凄さを見直す。横見氏はしきりに駅寝を勧めたが当然の如く却下される。
記事編集 編集
第10旅 祝・鉄子ご一行様四国初上陸
投稿日 : 2009/07/10 14:38
投稿者 久保田r
参照先
 古くて良い駅が少ないという理由で今まで訪れていなかった四国へ「鉄子」が初上陸。橋の真ん中にある駅へ行ったり、琴平駅へ行ったりと四国の旅を満喫している最中に、担当のカミムラさんが度々切符をなくし、横見氏から散々怒られる。

 旅の1日目のラストに訪れた坪尻駅は、テツにとっては有名な秘境駅で、目の前でスイッチバックが見れることから、横見氏のテンションが上がりっ放し。道らしきものはあれど、人が通れる様子もなく、見事な秘境駅の雰囲気に3人は浸る。そこへ、おじいさんが列車から降り、荷物を担いで道なき道を歩いて30分かけて家へ帰るという。3人は感動する。そして夜には、空に満点の星空が輝き、さすがのキクチさんも坪尻駅の良さを認めていた。
記事編集 編集
第9旅 まだ間に合う!くりはら田園鉄道
投稿日 : 2009/07/10 14:38
投稿者 久保田r
参照先
 廃線が決まった宮城県のくりはら田園鉄道を紹介する旅。「鉄子」で紹介すれば、多くの人が来て廃線が中止になるかも知れないという期待を込め、横見氏の発案のもとに「くりでん」へ。

 しかし、横見氏は”俺の思いつきって凄い!俺のおかげ!”だけを連発し、具体的な「くりでん」の良さや歴史に関してはとんと無頓着。とにかく、廃線になることだけが悲しく、その思いだけで「くりでん」を救えれば…という情熱のみで動いている。「くりでん」は、車体が木の床であったり、駅舎が田園風景の中に佇む長閑な時の流れる魅力のある路線。その「くりでん」の廃線決定は、キクチさんならずとも思わずしんみりとした気分になる。

「くりでん」のラストランには、アニメスタッフが現地に訪れて取材をしており、臨場感のある「くりでん」の最後の光景がぬくもりのある映像で描かれている。
記事編集 編集
第8旅 飯田線・秘境駅巡り
投稿日 : 2009/07/10 14:38
投稿者 久保田r
参照先
 これまでにもローカル線の古びた駅巡りをして来た鉄子一行だが、今回の旅は、最初から「秘境駅」へ行くことを目的としたローカル線の旅。

 「秘境駅」とは、ローカル線の中でも”何故こんな所に駅が!?”と思うような閑散とした駅のことを指しており、そのためかいつもハイテンションの横見氏が旅のスタートから落ち着いた大人の雰囲気で登場。道中でもあくまでもクールな態度を通し、キクチさんの意見に従ったり気遣ったりと、いつもの横見氏らしからぬ言動と行動にキクチさんは疑惑の目を向ける。

 旅のラストの駅は、小和田駅。この駅は、カップルで訪れる人が多く、横見氏はついドリームの世界へ。その姿にピンと来たキクチさんは、カミムラさんの取っていた「横見氏発言メモ」を見て怒りが爆発する。今回の旅は、デートコースのシミュレーションであり、キクチさんは彼女としての実験台にされていたことを知り、「この男は〜〜〜!」と怒りまくる。
記事編集 編集
第7旅 海底駅そして北海道初上陸
投稿日 : 2009/07/07 13:15
投稿者 久保田r
参照先
 青函トンネルを通って函館へと向かう旅。世界一長いトンネルと海底駅があるということでいつにも増してテンションの高い横見氏。

 「竜飛海底駅」では、担当のカミムラさんが「海の魚が見れる駅」と発言してキクチさんを喜ばせるが、それは大いなる勘違いで、駅は地中にあり泳ぐ魚の姿なんて一切見ることのできない駅だった。駅には案内人がおり、青函トンネルの説明をしてくれ、地上に出ると竜飛岬の景色を堪能することができる。

 函館に着くと、横見氏のテンションはさらに上がり、キクチさんの為にスケジュールに観光を入れていた筈が、急遽駅巡りの旅に変更。これに対してキクチさんは、不平不満を抱えながらついて行く。

 北海道の駅に感動しまくって「おおお〜〜〜〜〜〜〜っ」と、ず〜っと長〜く声を挙げている横見氏の姿が面白い。
記事編集 編集
第6旅 わたらせ渓谷鐵道と廃線跡歩き
投稿日 : 2009/07/07 13:14
投稿者 久保田r
参照先
 仕事にかこつけてきなこちゃんとのデートを目論む横見氏発案の旅。「人数が多い方が楽しいし〜」という横見氏の発言を真に受けて、担当のカミムラさんが、レールクィーン候補に応募して来た鉄道好きの吉本の女性芸人と旧担当のイシカワさんを勝手に同行させ、横見氏の怒りのボルテージが上がる。きなこちゃんは、やはり今回も横見氏のリクエストに応えてミニスカート姿で参加。

 デートコースというだけあって、今回の旅は観光が多い。足尾銅山を見学したりトロッコに乗ったり、まともに食事をしたり割と普通の旅。

 だが、「ここから廃線跡を歩こう〜!」と、きなこちゃんを連れ立って意気揚々と歩き出した横見氏は、次第に興奮し始め、きなこちゃんを置き去りにして自身が列車になったかのごとく走り出してしまう。この辺がやはり普通の人の感覚と異なる。
記事編集 編集
第5旅 岩手県の自然を味わう旅
投稿日 : 2009/07/07 13:14
投稿者 久保田r
参照先
 旧担当のイシカワさんも参加し、4人で向かった先は、岩手県。盛岡駅で山田線に乗り換え、”東の横綱”と異名を持つ岩泉線へと乗り換える旅。4人が使用した切符は、3連休パス。3連休以内なら、新幹線を含めて東日本管内の全ての列車乗り放題という、まさに「鉄(テツ)」には打ってつけのお得な切符。

 岩泉線は、鉄道好きならば知らない人はいないというくらい有名な路線らしく、そういう「鉄(テツ)」にとって有名な路線ということは、一般人にはあまり馴染みのない路線ということになり、岩手県在住者である私は「鉄子の旅」を読むまでは知らなかった。何しろ、海まで通じる筈の線路が国鉄再建の煽りを受けて中途半端な状態のままとなっている路線では、一般的に有名な観光名所でもない限り利用する機会はないのが普通。そういった路線を利用するのは住民がほとんどで、その他は、そういった路線が大好きな「鉄(テツ)」のみということに。だが、原作の漫画を読んで、秘境駅である「押角駅」の圧倒的な孤独感に感動を受け、いつか行ってみたいと思うようになった。

 アニメでは、残念ながら原作ほどの孤独感は味わえなかった。キクチさんが豊かな自然に笑顔を見せていて、心に余裕があるような表情だったので、普通の山間の田舎駅といった雰囲気になっていた。やはりこの駅の圧倒的な孤独感を味わうには、実体験するしかなさそう。

 尚、旅のラストに訪れた滝観洞のシーンが原作と異なっていたのが残念。
記事編集 編集
第4旅 南東北・横見スペシャル
投稿日 : 2009/06/05 15:36
投稿者 久保田r
参照先
 この旅から編集の担当がイシカワさんからカミムラさんへとバトンタッチ。今回の旅は「横見スペシャル」という内容になっており、横見氏自身がスペシャルだと信じている駅を巡る旅。

 のっけからキクチさんが「もう飽きた」と呟き、新人担当のカミムラさんは慌てる。「飽きた」と言われても自分の組むスケジュールに落ち度はないと信じている横見氏は、「大丈夫!今回は横見スペシャルだから!」と根拠のない自信で強引に押し進める。

 横見氏のランク付けは、新しいものほど低く古いものほど高いので、最初におしゃれな駅を見てこれなら期待できそうと思ったキクチさんは、横見氏ランクが上がるにつれて落胆が激しくなっていく。とうとう最高ランクの駅では駅舎すらなかった。

 「峠の力餅」が登場するが、原作ではキクチさんが得体の知れないものを想像して恐怖していたが、アニメではそのシーンがなくなっていてインパクトが減っていた。駅員のいない駅で「峠の力餅」を売る人がいるという心温まるエピソード的な雰囲気となっていて、この駅でだけはつい「峠の力餅」を買ってしまうという横見氏のスペシャル振りが強調されていた。
記事編集 編集
第3旅 土合・湯檜曽…鉄子流デートコース
投稿日 : 2009/06/05 15:36
投稿者 久保田r
参照先
 レールクイーン候補のきなこちゃん登場。きなこちゃんの声は、ホリプロのタレントであり原作にも登場した豊岡真澄さん。豊岡さんは、ミニコーナー「鉄分サプリ」のナレーションを担当しており、「鉄子」とは縁の深いタレント。

 きなこちゃんは、横見氏の友人の友人という間柄で、列車に乗って旅をするのが好きな年齢22才という若い女性。鉄道の知識はないけど興味はあることからレールクイーン候補として参加。今回の旅は横見氏企画による「デートコース」なので、横見氏の希望でミニスカート姿で登場。明るく素直な性格で、土合の日本一のもぐら駅の階段を「わ〜面白〜い!」と楽しそうに元気よく駆け上がって行った。それを見た横見氏とイシカワさんは「いい反応だ〜」と喜び、横見氏は真似をして階段を駆け上がって行ったがじきにダウン。土合駅の階段は、途中に休憩用のベンチがあるほど予想以上にキツイ階段のよう。

 今回の旅は、海が眺められる駅など風変わりな駅を訪ねる旅なので確かにいつもよりはデートコースっぽくはあるが、でも朝の7時前に集合というのはどうだろう…。それに普通の人にとっては旅の楽しみの一つである駅弁を低いテンションで食べる横見氏の態度は、いただけない。
記事編集 編集
第2旅 130円・一都六県大回り
投稿日 : 2009/04/08 16:43
投稿者 久保田r
参照先
 これまた普通の人には過酷かつ忍耐を強いる旅。なんと、130円の切符で、東京都と周辺の六県を15時間もかけて大回りするというもの。こういった安い運賃で時間をかけて列車の旅をするのは、「テツ」の楽しみの一つ。

 東京駅に朝7時に集合した3人は、130円の切符を買っていざ大回りの旅へ。都心の通勤型電車から郊外を走るローカル電車まであれやこれやと乗り換えて夜の10時に東京駅の隣の駅に到着。横見氏とイシカワさんは達成感を味わっていたが、キクチは、怒濤ごとく疲労感に包まれていた。

 とにかく横見氏のように「今日もいっぱい列車に乗れるぞ」というような列車に乗ってさえいれば幸せという「テツ」向けの旅。横見氏は、「デートコースにぴったり!」と豪語していたが、それを聞いたキクチは「別れたいカップルにおすすめです」と普通の人の感覚の冷静な意見を返していたのが面白かった。

 横見氏が「鉄子の旅」の企画に関わったのは、鉄道に興味のある女性と親しくなりたいから…というよこしまな動機が明らかに。レースクィーンならぬ「レールクィーン」の誕生を心待ちにしている。

 それにしても、駅員に向かって「大回り中です!」と力を込めて言う横見氏とキクチのシーンは、どちらも楽しかった。
記事編集 編集
第1旅 久留里線全駅乗下車
投稿日 : 2009/04/08 16:42
投稿者 久保田r
参照先
 これが「鉄子の旅」の基本だ!と洗礼を受けるかのような、地味で忍耐力の要る旅からスタート。

 漫画家のキクチは、旅のプロに案内してもらえるグルメツアーを期待していたが、実際は、甘い期待とは真逆の久留里線の全駅を改札を出ずに制覇するという何の楽しみもないような地味なツアーにがっかり。旅の案内人の横見浩彦氏は、ただただ列車に乗るのが大好きな「テツ」なので、横見氏本人的には「これぞ鉄道の旅!」といったハイテンション振りなのだが、「旅といえばグルメ!」を連想していたキクチは、どこまでも続く田舎風景の駅の乗下車の繰り返しにテンションが下がりっ放し。この二人の天地ほども異なるテンションの温度差が面白い。

 キャラの声の印象は、イシカワさんは違和感はなかったが、横見氏は、メリハリがちょっと弱い感じ。ハイテンション時の声は、もう少しキンキンとした高音をイメージしていたので、意外に男らしい声でもったいない感じがした(笑)。キクチさんの声は、イメージしていたよりも可愛らしく高い声だった。
記事編集 編集
件名 スレッドをトップへソート
名前
メールアドレス
URL
画像添付


暗証キー
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
コメント





- WEB PATIO -