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「Around 40 〜注文の多いオンナたち〜」
投稿日 : 2008/06/17 17:53
投稿者 久保田r
参照先
2008年4月11日(金)22:00〜 TBS

<スタッフ>
プロデューサー:瀬戸口克陽、高成麻畝子
脚本:橋部敦子
演出:吉田健、ほか
音楽:山下康介
主題歌:竹内まりや「幸せのものさし」
製作:TBS
制作:TBSテレビ

<キャスト>
緒方聡子:天海祐希/岡村恵太朗:藤木直人/森村奈央:大塚寧々/大橋貞夫:筒井道隆/竹内瑞恵:松下由樹/緒方達也:AKIRA/緒方マキ:さくら/緒方友康:林隆三/緒方晴子:加賀まりこ、他
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第3話「思いこみ女 vs 非常識男」
投稿日 : 2008/06/26 16:07
投稿者 久保田r
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 思いこみ女とは聡子のこと。そして、非常識男とは、岡村のこと。ある日、聡子のもとに声が出なくなった少年が学校の職員に連れられて診察にやって来る。聡子は「今度は、お母さんと一緒に来てね」と言うが、少年はまた一人でやって来て岡村とキャッチボールをする。岡村は、少年を助けようと病院にとっては患者扱いではない少年に積極的に関わっていく。小児科のカルテから住所を調べ出し、いきなり少年の自宅を訪ね、非常識だと聡子から諌められる。一方、奈央は、「結婚して出産をしても女をあきらめない」をコンセプトに新雑誌を立ち上げるが、病院での検診で自分が子供を産み難い体質と知りショックを受ける。瑞恵は、心の相談室の担当心理士の岡村に好意を寄せる。そして、岡村の携帯電話に少年からヘルプ・コールが入り、少年が声が出なくなった原因を知ることになる。

 女も39歳になると、自分のことが分かってきて思い込みも強くなって来るが、それはそういうものだと思う。もう少し心に柔和さがあれば、聡子ほどの女ならば何歳になってもモテると思うのだが。岡村の非常識振りは、いただけない。特に個人情報の利用。ドラマでは、いい結果で終わっているが、こんな困ったちゃんは病院としては扱い難い。副院長が「岡村さんは、辞めてもらいます」と言うのも頷ける。33歳の男ならば、もう少し職場にかかる迷惑も考慮して行動すべき。だが、困っている人を見捨てておけないという性格は、医療現場に携わる者にとっては必要なもの。そのバランスが難しい。副院長の「(岡村の行動に対して)正しい。けど、正しくない」の台詞が印象的だった。
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第2話「39歳のプライドと偏見」
投稿日 : 2008/06/23 16:21
投稿者 久保田r
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 聡子は、親友の奈央と瑞恵にも内緒で結婚相談所に入会。39歳の市場価値は承知していると言うものの、相談所から紹介される男性に納得がいかない。そんな折、奈央からバツ1の素敵な男性を紹介され、聡子は舞い上がる。奈央は、結婚後も仕事を続け、現在のところ順風な暮らし。瑞恵は、社会から取り残されている不安と、家族から取り合ってもらえない不安から、心の相談室へと行く。相談担当員は、聡子と共に働いている心理士の岡村恵太朗。その岡村は、自分の歓迎会で口うるさくエコを連発し煙たがれる。

 39歳ともなると、働き盛りで責任のある仕事を任される年齢となっているので、プライベートのことでもプライドが顔を出してしまう。要は自分の社会的地位に見合ったステイタスを身につけたいというプライドなのだが、結婚市場での39歳の価値は反比例して低く、自分では謙虚なつもりでも譲れないものが自分の中に断固としてある以上、なかなか上手くいかない。その辺の折り合いが難しいところ。聡子の場合は、結婚相談所に入会しなくてもよいように思うのだが、医師として誇りのある聡子でも女性として不安に思うところがあるよう。

 個人的には、瑞恵の境遇に共感。主婦は、傍から見ると家族がいて幸せそうに見えるが、実際は孤独感で一杯。取り残されているような気分になる。家族の為にせっせと食事を作ってもそれを食べてもらえないんじゃ、家族からも見放されたような気分になる。瑞恵が今後どのようになっていくのか見守りたい。

 「ケチじゃなくてエコ」の岡村恵太朗は、場の空気読みなさ過ぎ。あそこまで考えを押し付けるのは、エコじゃなくてエゴ。患者のことでも自分の考えを押し通すし、結構困ったちゃんな感じがする。というか、どういう立ち位置のキャラクターなのか未だに掴めない。

 そして、目下のお気に入りキャラは、マーくんこと大橋貞夫。このまま聡子と奈央と瑞恵にとって都合のいい脇キャラで行くのか、それとも重要な役どころとなるのか、今後の展開に注目。

 今回得た教訓「タイミングは、自分から踏み出すものか、他人から押してもらうものか?」
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第1話
投稿日 : 2008/06/17 17:54
投稿者 久保田r
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 初回は15分拡大スタート。「Around 40」とは、40歳前後のことを指し、略して「アラフォー」。この「アラフォー」世代をメインとしているドラマ。

 主役は、39歳で独身の精神科医、緒方聡子(天海祐希)。実家の近所のマンションで一人暮らしをしており、勤務先の総合病院で精神科を任されているほどの典型的なキャリアウーマン。だが、彼女は、結婚も出産も諦めておらず、同窓会やら方々で「もう40になるのよ!?」と現実を突きつけられ、実家には弟家族が同居しており、39歳の崖っぷちを思い知らされ、高級温泉宿に一人で宿泊しては傷心を癒す日々を送っている。そんな自分が幸せかどうかは「私が決める!」が第1話での口ぐせ。

 聡子の友人の竹内瑞恵(松下由樹)は、この春息子を私立の中学へ入れた典型的な主婦。生命保険会社に勤める夫は家にいても仕事の電話がかかって来るし、息子は自立し始め、孤独を感じ始めている。主婦仲間は仕事やボランティアを始め、そしてとうとう40歳の誕生日を迎え、焦りの日々。

 聡子より4歳年下の後輩であり親友の森村奈央は、「結婚しない宣言」をしていたが、女性ファッション誌の編集長になれず、ここが人生の転換期と見定めて考えを一転して急遽結婚。相手は、仕事で知り合ったライフスタイル・プロデューサーの新庄高文。この結婚を巡って聡子と衝突するが、和解。

 以上がメインとなる女性3人のあらまし。ドラマは、ポンポンとテンポよく進行していて、初回でいきなり奈央が生き方を変えて結婚してしまうのには驚いた。聡子といいコンビ(?)になりそうな存在の岡村恵太朗(藤木直人)は、次回から絡んで来そう。恵太朗の口ぐせは「ケチじゃなくてエコ」。

 主題歌には竹内まりやさんを起用し(天海祐希さんがコーラスで参加)、まさに真っ向から「アラフォー」世代をターゲットとしている。バブル期に青春時代を過ごした世代に送る夢のあるドラマとなるのか、現実を突きつけるドラマとなるのかは今後の展開次第。
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