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「鉄腕バーディーDECODE」
投稿日 : 2010/09/15 22:42
投稿者 ZAP01533
参照先 http://www.birdy-tv.com/season01/
『鉄腕バーディー』(平成版)を叩き台にして作られたテレビシリーズ。
 若干の設定変更やデザイン変更、当時その作品のみに出たキャラなど(一部続編となる『鉄腕バーディーEVOLUTION』で活用された)普通の原作ファンはどう受け取ったのかやや気になる。

 しかし一番特筆すべき点はつとむが原作よりも男らしかった。

 それがバーディーの女らしさを引き出した。
 第一期十三話にてそれを語っていこう。
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二話【The Partnered one】
投稿日 : 2010/10/06 15:16
投稿者 ZAP01533
参照先
 別空間にいるような感覚に混乱するつとむ。
 暗転後、全裸状態で見知らぬ場所(バーディーの宇宙船)に寝ていた事に戸惑う。
 男に起きるよう促されたつとむの口が勝手に動いて女の声を紡いだ時から、現在までに考案された精神寄生ドラマの表現方法を全部やったのは立派。
 声のみでの会話、異空間の画面割、ネット小説でみかけた鏡を介しての対峙。
 理解の範疇を越えたつとむは更に虫の立体映像から謝辞を述べられて怒り出す。
 その際、日本語が通用している時点で原作とは違う。その上精神感応状態にもなっているし。
(中盤の伏線となってしまった)
 そして。勘違いしている、と出してきたのは真のつとむの肉体。傷口等を乱反射口実に見せないのはなんか規制があるらしいが、どこか片手落ちになっているような気がする。
(昭和版設定では死滅したつとむの細胞をバーディーの活性細胞で補完する手段だったが、平成版はバーディーの脳につとむの記憶を移植し、つとむの姿を模倣する設定)

 一方、当時オリジナルキャラだった少女・中杉 小夜香は交通事故に巻き込まれていた。
 事故車両には義賀の“私物”が入っていた。事故現場を眺める女。
 それが混乱の元となる。

 中杉の事故を受けて、見舞いを提案する級友須藤。その言葉で意味が判らなかった単語をバーディーが質問し、それに答えているつとむの図(早宮から見れば不吉な事をぶつぶつ言っている状態)はよかった。
 事故現場にバーディーと同じアルタ人の匂いをかぎ取ったギーガーの弟分、バチルスは捜査官が‘リュンカ’を持ち去ったとみて罠を張る。

 原作ではつとむ八割バーディー二割の生活で済んだけど人気アイドル・有田 しおんとしての生活も追加されたので多忙。
 不意に入った出演依頼で中杉のお見舞いをすっぽかされてしまうつとむ。《おまえら生き残ってどーすんだよぅーっ!》といつかは帰還するバーディー達が芸能界の仕事も重視する姿に突っ込んだのには同感。
 出演依頼はバチルスの罠。その立ち回りを撮影する男は女が有田 しおんではないかと疑い出した。
 逃げるバチルスを追おうとしたバーディーをつとむが引き止める。セットの下敷きになった人を見かけて。
《また殺すのか?俺みたいに、また殺すのか?》
 この言葉は結構重い。
 つとむが男〜室戸〜を知っていたのは意外。カメラを踏み潰された室戸はまたしても徳田さん化。
 翌日、中杉は普通に登校。判断力が低下したバチルスはギーガーを捕食してその肉体と能力を手に入れ、表向き‘リュンカ’の所在は不明となった。
 視聴者に嫌な予感を抱かせて。
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一話【ONE PLUS ONE】
投稿日 : 2010/09/19 21:39
投稿者 ZAP01533
参照先
 原作がまだ未完(というか放映開始直後連載雑誌が休刊)状態もあり、当座の目的を形成しないと展開できない。
 そこで‘リュンカ’という‘危険物’を密輸した連中を逮捕してその‘危険物’を回収するという任務をバーディーに与えた。
 まだ一話は原作を知らない人向けの人物紹介に終始している。表向き。

‘リュンカ’を所持した犯罪者、ギーガーが未開惑星地球に潜伏したという情報を受け、バーディーと相棒テュートも潜入捜査を続けて半年近く過ぎていた。
 仮職業としてアイドル・有田 しおんとマネージャー・サトルとして過ごす二人。
 一方、高校生・千川 つとむ(まさかこの子がかつて『ティガダイナガイア』に出て『千と千尋』のハク演ってこのまま実写俳優になると思いきやあれよあれよと人気俳優になって『プリキュア5』で本性はモモンガぽいけど化けると目元涼しい美青年と化すナッツ演るとは思わなかった)は近所にあった廃ホテルの探検を企てていた。
(平成版では中三の春休みに、昭和版は三学期の半ばに事件に巻き込まれてた。今回は六月二十五日)
 それを目撃した幼馴染・早川 夏美がそれについていく。そこでつとむは原作では語らなかった廃墟に魅かれる理由を彼女に熱く語る。廃墟に‘死’を感じる、自らの死生観を。
 そんな二人の前に立ちはだかったのは義賀と名乗る男と他二人。
 まさか彼等が地球人ではないと知る由もないつとむは退去命令にあっさり従う。義賀の横柄な態度に憤る早宮だが、つとむにとって誰かが使っている建物はもう‘死んだ’ものではないからと切り替えが早かった。そこが伏線だったのかもしれない。
 つとむ達を追い払った義賀の前に現れたしおんことバーディー。ギーガーの姿に戻って立ち回りを始める義賀。それを向かいのビルから撮影してしまった男。カメラを撮り落した姿に「あんたは『エクスカイザー』の徳田さんか?」と突っ込んだのは当方くらいか?
 頭上の騒動にただならぬものを感じたつとむは早宮を連れて逃げようとする。そこへバーディーとの戦闘で怪我を負ったギーガーが現れた。咄嗟につとむは早宮をかばう。
 この姿は原作では観られなかった。
 そして。
 赤い背景のシルエットでつとむの肉体がバーディーに貫かれる。
(こんなシーン『魔界探偵脳噛ネウロ』でも観た)
 暗転し・・・・・普通に目覚ましを止めたつとむは布団の中だった。
 しかし‘異変’は既にあった。習慣で眼鏡を(昭和版では眼鏡はなかったが、両親が眼鏡かけているのに子供が裸眼はおかしいと指摘されたのか?)かけて度が合わないことに驚き、裸眼でも大丈夫な事に戸惑う。
 それよりも。両親が長期出張、姉は独立でつとむが一人暮らしになるとは思わなかった。
(後に『鉄腕バーディーEVOLUTION』で使われたが)
‘物凄い夢’は早宮も見ていたが話題はそれで終わり。一人暮らしの初日を感じた夜につとむに話しかける女声。
 ただ、階段で話しかけて欲しくなかった。
 つとむの波乱万丈は始まったばかり・・・・。
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