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「怪盗ロワイヤル」
投稿日 : 2012/02/17 15:40
投稿者 久保田r
参照先
2011年10月28日〜 金曜夜24:20〜24:50 TBS フライデードラマNEO

<スタッフ>
原案:mobage
スーパーバイズィングプロデューサー:那須田淳
チーフプロデューサー:伊與田英徳、杉山剛(ソニー・ミュージックエンタテインメント)
プロデューサー:川嶋龍太郎、佐藤毅(東宝)、臼井央(東宝)、山崎倫明(東宝)
演出:木村ひさし、大内舞子
主題歌:YUI「Lock On」
特別協力:ソニー・ミュージックエンタテインメント
制作協力:東宝株式会社
製作・著作:TBSテレビ

<出演>
松坂桃李/大政絢/福士誠治/ファン・チャンソン/相葉裕樹/菊田大輔/永瀬匡/田中要次/佐々木希/竹財輝之助/下條アトム/真野響子/峰竜太/小木茂光/伊藤かずえ/鈴木一真/池内万作/能年玲奈、他
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第9・10話
投稿日 : 2012/03/14 15:10
投稿者 久保田r
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 最終回は、2話続けて放映というスペシャル版。「1年前、藤堂に北場と父親を売ったのは俺だ」と告白した零は、迎えに来た車に乗り込んで藤堂の所へと向かう。藤堂は零に自分の後継者となるよう要求し、最後のテストとして「片桐夏蓮を殺して来い」と命じる。一方、夏蓮と大雅は零が裏切ったと知って大きなショックを受けていた。零は、夏蓮の前に現れ、所持していた銃で夏蓮を撃つ。零は倒れた夏蓮を藤堂の屋敷へ連れて行き、そして藤堂と対峙する。

 さすがに最終回、主人公の活躍の場が多く、零を演じた松坂桃李さんのクールな演技と印象的な表情とスリリングな展開を楽しめる内容となっている。印象に残ったのは、家族のこととなると涙を流すシーンが多いことであったが、その中にあって夏蓮を助けるために藤堂の告げるカウントのギリギリラストのタイミングで「霞埠頭だ」と言った表情と声の抑揚は最高に素晴らしかった。切羽詰まった感が滲み出ており、最高の表現力だった。

 最終回ということでずっとクライマックスが続いている状態を表すためか、やたらと拳銃を人に向けるシーンが多く、途中で気持ちが引けてしまったが、そういった拳銃や爆弾や小道具から目を逸らして役者に目を転ずると、なかなかにみな迫力があって格好良い出演者ばかりであると感じた。藤堂を演じた山下真司さんの大物人物らしい不敵な強さの表現や、藤堂に従う江崎を演じた田中要次さんも格好良かったし、いつも二枚目半な役回りの多い大雅は、今回はスーツ姿が似合っていて場に負けぬ存在感があって良かった。ゼア!圭助は、最後まで軽いキャラであったけれども、零や大雅とは違うタイプの爽やかな感じが清涼感となっていて良かった。

 女性キャラについては…微妙なところ。夏蓮は、スレンダーでお色気な部分が表立っていたので、ここぞというシーンではちょっと場に飲まれていた感があったが、演じた大政絢さんの年齢から考えると華奢な感じでそれでも良かったかも知れない。そんな夏蓮よりも謎な存在だったのが、シスター・スネーク。最後まで藤堂と直接やりとりするシーンがなく、結局何の役割のために銃を持って零たちを追っていたのかよく分からない。彼女の仕事はあれで成功だったのだろうか。考え出すともやもやとするばかりなので、演じた佐々木希さんのシスター姿が綺麗だったということで結果オーライ(笑)。

 5億円事件を追っていた刑事も最終回でこれといった活躍がなく、よく分からない存在のまま終わってしまった感があるが、最もよく分からないのは、ドラマのオチ。思わず「はぁ?」と目を疑ってしまった。ドラマとして見ていたので、ああいうオチは想定外で正直なところ鼻白んでしまった。スポンサーってかくも強いなぁ…を感じたしだい。
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第8話
投稿日 : 2012/03/12 13:52
投稿者 久保田r
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 ジャックに誘拐された北場洋子を奪い返すため、零たちは動き出す。北場を乗せた車を追って倉庫へと辿り着いた零は、ジャックから攻撃を受ける。ジャックは、内戦で行方不明となった家族を探すためにシーフとなり、金を得るために北場の敵である藤堂側についていた。予期せぬ圭助の行動で難を逃れた零と大雅は、夏蓮と合流し、倉庫内で江崎とジャックと対峙する。しかし江崎は「3人の中の1人が売った。北場とお前たちの父親を」という台詞を残して去る。北場を救出後、最後のミッションが指示される。狙うは、これがあれば藤堂を失脚させることが出来るという「パンドラの匣」。だがその時、シスター・スネークが現れ、北場が撃たれる。しかし、その場にはもう一人の人間がいた。それは、刑事の香月であった。

 ドラマは佳境へと入り、これまでの「記憶探し」が終了し、ここからは育ての父を殺した藤堂への復讐へと進む。藤堂は、裏で国を動かすことができる圧倒的な権力を持つ要人で、零たちにとっては強敵過ぎる相手。しかし、零たちは怯まずに敵中へと進んで行く。

 ジャック vs 零の格闘シーンが見どころ。肉体派ジャックの重みのあるパンチと蹴りを、始めのうちは躱すもののしだいに打ちのめされていく零の動きを味わえるシーンとなっている。かつて『シンケンジャー』で見慣れた松坂桃李さんのアクションシーンは、久しぶり。零は、肉体派ではなくて頭脳派なので、華麗なアクションシーンとはなっていないけれども、懐かしさも手伝って楽しく見ることができた。

 ゼア!圭助が、意外にいい働き。少々都合の良い唐突さだが、ここぞという時に役に立っているので見習いとはいえちゃんとした仲間になっていると思った。5億円事件を追っている刑事が、終盤に来てやっと実のある活躍をしそうだけれども、それは次回の最終回を見なくては分からない。
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第7話
投稿日 : 2012/03/04 16:09
投稿者 久保田r
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 5億円事件について書かれた原稿を読んで倒れた零は、北場の部屋で目が覚める。室内には、大雅と夏蓮がおり、北場洋子が部屋に入って来て零に戻った記憶を語らせる。零と大雅と夏蓮は、北場洋子夫妻の養子であり、義族になるべく育てられた。零たちは、5億円事件の2日前の夜に「義族の指輪」を受け取る。そして事件当夜、零たちは両親たちの一部始終を目撃する。

 ついに零たちの記憶が戻る。これまでの流れからおおまかな予測はついてはいたものの、零たちと北場洋子の詳細な過去が明らかになり、思わず「なるほどなぁ」と感心した人間関係だった。

 今回は、零役の松坂桃李さんの台詞が多め。戻った記憶を語りながら、零の持つキャラ特有の冷静な分析力を見せつつ、育ての親に対しての人間的な感情をも表すという難しい役柄をこなしている。

 幼い零たちの母親を演じた真野響子さんが、優しい微笑みで温かみがあって良かった。夫役の西村和彦さんは、義族という手段を選びながら自らの正義を貫く筋が格好良かった。

 ドラマの初回から何度となく思わせぶりに登場していた零と夏蓮が銃を向き合わせるシーンの謎が解け、その点については納得したものの、そのシーンの夏蓮の「あんたと出会わなきゃよかった」の台詞がやや突拍子もない。そのシチュエーションで何故今その台詞?という少々の意味不明さを覚えつつもシーンの雰囲気には合っていたのでまぁいいのかな…と…。

 ドラマ後半に入ってから不穏な動きが続いているジャックが、まともや驚きの行動に。北場洋子を誘拐した模様。そして、零にも変化が。「まだ盗むものがある」といった零の思惑とは?
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第6話
投稿日 : 2012/03/02 15:28
投稿者 久保田r
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 北場の部屋で血染めの布を見た零たちは混乱する。そこへ北場の秘書が現れ、次のミッションを伝える。次に狙うものは「ルポライターの遺稿」。5億円事件について書いた後、元刑事のルポライターが行方をくらましたという。その原稿を読めば記憶を取り戻せるという北場の言葉を聞き、零たちはミッションをスタートさせる。

 今回のお宝は貴金属の類いではなく、零たちが失くした記憶を取り戻すというミッション。零は、その原稿を書いた元刑事のルポライターである鳩村の娘と接触して原稿が存在するかどうかから探り始める。鳩村の娘のカエデは、零を父の部屋に入れる。零は、そこで大体の目星をつける。零は、見習いの圭助から鳩村の交友関係を聞き、5億円事件を執拗に追っている刑事と接触する。そしてカエデから連絡が入り、零は再び鳩村の自宅へと行き、手がかりの糸を手繰って遂に原稿を見つけ出す。カエデから原稿を託された零は、原稿を読んで頭を抱えて気絶する。そこへジャックが現れ、大雅と夏蓮を殴り倒して原稿を奪い、シスター・スネークを操っている謎の男へと手渡した。

 失くした記憶は零たちにとってはアキレス腱のようなもので、手がかりに触れる度に零が頭を抱えて呻く様子から、過去にとても重大な事件があったことが伝わって来る。記憶は、5億円事件と関わりがあるようで、零と夏蓮と大雅そしてジャックがどのように関連していたのかが今後の気になる謎となっている。

 ゼア!圭助の動きがほんの少々鬱陶しい(笑)。しかし、サングラス姿は格好よかったのでやはりルックスはいい。前回と引き続き、零の人の好さそうな人物に扮する芝居がユニークでギャップが楽しい。
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第5話
投稿日 : 2012/03/01 14:54
投稿者 久保田r
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 今回は、2つのミッションが同時進行。一つは、いつも通り北場からの指令で、天才ハッカーが所有する「ゴルジア家の十字架」を偽物とすり替えるというもの。もう一つは、零たち独断のミッションで、北場のことを調べるというもの。

 「闇のファイル」を手に入れる際、医師が洩らした「北場は殺された」という情報の真相を突き止めようと、零たちは北場の部屋に潜入するミッションを企てる。その一方で、北場からの指令である「ゴルジア家の十字架」を偽物とすり替えて本物を入手するミッションも同時に進行。零は、宝石商に扮して天才ハッカーの蛭田と接触。心理的動揺を誘い、まんまと本物を入手する。夏蓮は、シスター・スネークの格好をして北場の部屋へと潜入。北場は、ハードディスクなどを持ち出して既に部屋からいなくなっていた。零の指示により暖炉の奥からジェラルミンケケースを見つけたところへ、本物のシスター・スネークが現われ、夏蓮は窮地に立たされる。

 ほんの少しずつ事態が進展。シスター・スネークの出番が増え、夏蓮を通して零たちと接触し、その一方で「先生」と呼ばれる謎の男も登場し、少しずつだが零たちが記憶を失った事や、北場の事や、5億円事件のことなどについて具体的に動き始めたという感じ。

 ゼア!圭助が活躍。ちょっと能天気な明るいキャラがやはり似合う。ジャックのアクションシーンは格好よかったが、今回初めて黒塗りの車に乗って行くシーンがあり、新たな謎がまた一つ。
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第4話
投稿日 : 2012/02/29 16:35
投稿者 久保田r
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 今回、零たちが狙うのはお宝というよりも、前話で登場したマダム律子の死の真相が書かれたファイル。マダム律子は、零たちの前で射殺されたが、自殺と報道された。検死を行った赤川医師の「闇のファイル」を手に入れるというのが、今回のミッション。

 病院に潜入するため、零が医者に、夏蓮がナースに、大雅が患者に変装する。圭助は、零の指示に従って赤川医師を徹底的にマーク。赤川医師が海外出張に行く前に「闇のファイル」を手に入れようと、零は数々の仕掛けを施して赤川医師の行動を読んで行く。だが、一度は追い詰めたものの目の前でファイルを焼かれてしまう。そんな零たちの前に数人の刺客が現れる。ジャックが刺客たちを倒し、零は病院へと戻る。

 ドクターの格好をした松坂桃李さんは、医者にしては若過ぎるけれどもカッコイイし、ナースの格好をした大政絢さんも綺麗でかわいい。骨折患者の格好をした福士誠治さんは、ナイスな三枚目。見どころは、テーブルの下に隠れる零と夏蓮の接近具合…もあるけれど、最大の見せ場は、ファン・チャンソン演じるジャックのアクション。数人の刺客に囲まれ、たった一人で次から次へと倒していく華麗なるアクションが見事。

 零たちの記憶を消したのは、シスター・スネークであることが判明。そして、零たちの雇い主である北場は殺されたとの情報も。今後の展開が気になる。
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第3話
投稿日 : 2012/02/23 14:01
投稿者 久保田r
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 今回、零たちシーフが狙うお宝は「オーロラの雫」と呼ばれる水晶玉。有名な占い師であるマダム律子が占いの際に使用している水晶で、依頼人の過去をスラスラと当ててしまうという能力を見せる。先ずは、大雅が占いの館に潜入。先行して潜入していた夏蓮の案内でマダム律子と対面するが、1年より前の記憶との引き換えにバックにいる人物を明かすよう求められる。そこへ零と圭助が合流。零は、自分の昨日の行動を言い当てたら自分たちのバックにいる人物を教えると取引を持ちかける。得意気に言い当てるマダム律子に対し、零は…。

 謎のシスターが銃を発砲。どんな立場の人物なのかまだ皆目分からないけれども、シスターのバックにも大物人物がいる気配。それにしても美女がシスターの姿で機関銃のようなものを持っていると、「セーラー服と機関銃」や「二代目はクリスチャン」といった作品を思い出してしまう。

 お宝の持ち主が占い師のためか、零の芝居が今回はいつにもましてわざとらしかったように感じた。マダム律子が昨日の行動を言い当てるのを予測してすり替えを行っていたにも関わらず、大雅の昨日の行動を言い当てられているシーンでは動揺してみたり、昨日の行動を言い当てられたシーンでも大袈裟に「負けだ」と言ってみたりとか。全て予測範囲内でありながら分からぬフリをしている零の姿が面白かった今回の内容だった。
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第2話
投稿日 : 2012/02/22 15:50
投稿者 久保田r
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 今回のターゲットとなるお宝は、19世紀にヘレーネ王国で首と胴体が分かれた状態で発掘された「ネメシスの女神像」の首の部分。その首は、日本の名倉カンパニーが所有しており、ヘレーネ王国の存亡の危機を救うため、神村零たちシーフは、名倉カンパニーの催すハロウィンパーティーへと潜入する。

 スピーディーな展開で、トントン拍子にミッションがスタート。前回でメンバーが揃ったためチームとなって行動するのかと思いきや、相変わらずの単独行動。でも、それぞれに得意分野があるため、夏蓮は政治家に近づいて得意の色気で不正の告白をしっかり録音。大雅は、零の指示に従ってセキュリティを解除。圭助は、奇妙な変装で零に情報提供。ジャックは、裏方ですり替え任務。そして零がネメシスの首をまんまと奪う…という流れ。

 単独行動ではあるけれども零がズバ抜けた計算能力を発揮して総合的に動いているので、零をリーダーとしてまとまりがあるように組まれてあって面白かった。深夜帯の放送からか、夏蓮のお色気シーンが多いのはサービスカットなのでしょう(ウインクが上手)。その夏蓮と零がなにやら妖しい雰囲気に。二人の間に何があったのか…が今後の気になるポイント。
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第1話
投稿日 : 2012/02/17 15:41
投稿者 久保田r
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 携帯電話専用の無料オンラインゲームで人気のある「怪盗ロワイヤル」をオリジナルストーリーで実写ドラマ化した作品。主人公の神村零を演じるのは、『侍戦隊シンケンジャー』『アスコーマーチ』『僕たちは世界を変えることができない』『アントキノイノチ』などの話題作に出演し活躍中の松坂桃李さん。共演者には、同事務所の佐々木希さんや、『シンケンジャー』共演後に同じ事務所となった相葉裕樹さん、韓国アイドルグループ2PMのファン・チャンソンさんなど。

 ドラマの特徴はゲームとの連動で、毎回ドラマ内で表示される4桁の数字パスワードを入力すると、その回でターゲットとなったお宝を入手できるという仕組み。スリルなドラマを鑑賞後には、ゲームのアイテムまでもゲットできるという仕掛けが楽しいドラマとなっている。

 第1話は、メンバーの登場と、主人公、神村零の凄さに触れる内容。ターゲットとなるお宝は、「アレキサンダーの涙」と呼ばれる大きな宝石。この宝石を手にした者は不幸になると言われており、これ以上の犠牲者を出さないために盗むというもの。零は、類い稀な記憶力と計算力で立ち回り、どんな状況下でも巧みに躱して相手を着実に追い詰めて行く。

 メンバーには、女の色気を活用する片桐夏蓮、様々な工作が得意な技能派の岸原大雅、身体能力の優れた肉体派ジャック、アシスタントの倉田圭助らがおり、彼らに指示を出す女会長の北場洋子と執事の西崎祐司が彼らを取りまとめている。

 初回は、彼らがどういう組織でありどんな人間関係であるのかといった顔見せの内容であるので、ひたすら二転三転するシーンを鑑賞するのみであったが、30分間のドラマの割には登場人物が多く、それぞれが謎に包まれているので、華麗な盗みのシーンと共にキャラクター達の謎が明かされていく過程も楽しみな出だしとなっている。取り分け、記憶喪失となっている零の今後が楽しみ。
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