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「リバース 〜警視庁捜査一課チームZ〜」
投稿日 : 2013/05/02(Thu) 15:04
投稿者 久保田r
参照先
放映:2013年4月5日(金)21:00〜22:54 日本テレビ系列 金曜ロードショー特別ドラマ企画

<スタッフ>
チーフプロデューサー:神蔵克、宮崎啓子
プロデューサー:前田伸一郎
演出:岩本仁志
脚本:酒井直行
音楽:吉川清之
製作著作:日本テレビ

<出演>
松坂桃李/杏/池内博之/笛木優子/六平直政/満島真之介/鈴木浩介/鶴見辰吾/笹野高史/原田夏希/竹富聖花/相島一之/神尾佑/世良公則、他
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Re: 「リバース 〜警視庁捜査一課チームZ〜」
投稿日 : 2013/05/02(Thu) 15:06
投稿者 久保田r
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 特別ドラマ企画として金曜ロードショーの枠にて放映されたドラマ。主演は、連続テレビ小説「梅ちゃん」や「ツナグ」「今日、恋をはじめます」などに出演し主役等を務めている松坂桃李さん。幼馴染み役であり相棒役を演じるのは、「妖怪人間ベム」や「幽かな彼女」に出演している杏さん。他にチームのメンバーに池内博之さん、笛木優子さん、六平直政さん、満島真之介さんといった多彩な顔ぶれを揃える。

 葛飾署勤務であった江上亨は、警視庁捜査一課の「チームZ」に緊急配属される。父親は、警視庁副総監。「チームZ」には、様々な部署から能力の長けた個性派な人材が集まっており、同じく新人に幼馴染みの佐野希も配属されていた。着任早々、大手食品会社の商品に小型爆弾が仕掛けられるという事件が発生する。「ばくだん星人」と名乗る犯人から2ケ所に1億5千万円ずつ持って来るよう指示され、江上と佐野は運搬役の任に就くが、犯人を取り逃がすという失態をしてしまう。

 新米捜査官、江上亨を演じる松坂桃李さんの活躍を見るためのドラマで、新米らしい失敗をしながら独自の勘の良さでしだいに犯人へと近づいていくという展開が描かれている。しかしただ勘が良いというだけでは警察が動く理由とはならないため、チーム内に各分野のベテランがいることによってあやふやなものが徐々に確かな事柄へと形が変わって行き事件解決の糸口となるという、そのために多くの登場人物が必要なドラマとなっている。

 「チームZ」は組織の中にあって独自の捜査を許されている部署であるため、個々の能力が発揮できる所。そのため身軽且つハイセンスな部署であるが、彼らが籍を置く捜査一課は昔ながらの気質を持っている部署のために衝突もしばしば。新と旧のぶつかり合いがドラマのもう一つの見どころとなっており、ところどころで見受けられる一昔前の刑事ドラマっぽいシーンと現代的なシーンとの混在が持ち味になっているように感じられた。

 タイトルが「リバース」であるだけに素直にまっすぐに受け取れるシーンなどはほとんどなし。登場人物のほとんどがワケありで人には言えない秘密を持っているので、刑事ものとはいえ刑事を信用できない展開となっている。警察という巨大な組織の内部は、これまでにもいくつものドラマのネタとなって来たため、正直またかという気持ちではあるが、あちらこちらに伏線が張られ、謎めいたシーンがあり、意味ありげな台詞がポツポツと登場するので続きが気になって仕方がない。ストーリーの内容にツッコミ所は多少あれど、一旦風呂敷が広げられたこのドラマがどういう展開を経てどういう結末を迎えるのかに注目。
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