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「ウルトラセブン/太陽エネルギー作戦」
投稿日 : 2001/01/28 10:24
投稿者 Excalibur
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1994年3月21日(通産省指定の<太陽の日>)に、日本ソーラーシステム振興協会提供で放映されたスペシャル版。『ウルトラセブン』50番目のエピソードという位置付けで、『ウルトラマンレオ』に至るシリーズは除外されている。
旧シリーズからはフルハシとアンヌのみ登場。フルハシはウルトラ警備隊の隊長となり、アンヌはクスハラ教授の弟と結婚し、一人息子に「ダン」と名づけているという設定。
『セブン』の世界観とソーラーシステムの宣伝との狭間で、ちょっと窮屈そうな印象が残る。フィルムではなくビデオ撮りなのも、シリーズとの乖離を感じさせてしまい残念。ピット星人やエレキングもオリジナルを彷彿とさせる描写も多いものの、根本的な説得力(何故、ピット星人なのか?)には幾分欠けるものがある。
ウルトラ警備隊の隊員の中には『特捜エクシードラフト』の隊長がいるが(苦笑)、メンバーが4人というのは少なすぎるようだ。少数精鋭といえば聞えはいいが、画面としては淋しい。
またファンサービスか、円谷皐社長(当時)以下、佐原健二、黒部進、二瓶正也、桜井浩子ら旧作ゆかりの役者が実名で(!)出演している。佐原健二に関しては旧作同様タケナカ参謀役の方がすんなりと受けとめられたと思うのだが。
何はともあれ、ゲスト出演や再編集という形ではなくウルトラセブンの新たなる活躍が見られたことは、素直に評価したい。ナレーションも担当した森次晃司の「デュワッ!」も健在。
 
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ダンとアンヌとダンと
投稿日 : 2001/06/18 23:18
投稿者 Excalibur
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物語の終盤、ピット星人に拉致されたダン少年をウルトラセブンが救出。助け出された息子に駆け寄ったアンヌが「セブン!ありがとう!」と声をかけるシーンがある。
放送当時からこのセリフに、どうも引っかかるものを感じていた。つまりアンヌがウルトラセブンに対して「セブン!」と呼びかけることに対してだ。あそこはやっぱり「ダン!」と呼びかけるべきだろう、と。
実はこのセリフ、シナリオでは当然「ダン!」となっていたのだが、撮影現場でアンヌ役のひし美ゆり子が「息子もダンでセブンもダンだと見ている人が混乱するから」と提案。それを監督が了承しての変更と相成ったようだが、オンエアー後に彼女の元にファンからの苦情が殺到。改めてファンの作品やキャラクターに対する想いの深さと、自分の解釈とのギャップの大きさに反省しきりだった・・・と彼女のエッセイ集にある。なるほどねー。そういう事情だったのねー。脚本家も怒ってたらしいし(苦笑)。
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