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「映像研には手を出すな!」(実写)
投稿日 : 2020/09/24(Thu) 18:48
投稿者 Excalibur
参照先
大童澄瞳の漫画「映像研に手を出すな!」の第1巻を原作にし、2020/4/6から5/11までMBS系列”ドラマイズム”枠で30分・全6話で放送されたテレビドラマ。
主人公の3人――浅草みどり/齋藤飛鳥、金森さやか/梅澤美波、水崎ツバメ/山下美月――を演じるのは乃木坂46のメンバーで、他に小西桜子、グレイス・エマ、福本莉子、鈴之助、出合正幸、??嶋政宏らが出演。

”ドラマイズム”枠の作品は劇場用映画と連動するケースがあるが、この作品も「続きは劇場で」というパターン。
というより「映画ありき」で、その前日譚をテレビドラマで(映画の宣伝を兼ねて)放送した、というのが正確なところだろう。

先に放送されたアニメ版が好評だったのに対し、この実写版は「酷い」との感想がSNS上では目立つが、然もありなん。
確かにお話は原作第1巻で描かれた要素をピックアップして組み立てられてはいるが、ハッキリ言ってキャラクターもストーリーもまるで別物だ。

原作にはまるで出てこない数多くの部と、生徒会との予算獲得のバトルがメインとなり、肝心の3人がアニメーションを作る場面が埋没してしまっている。
学園紛争まがいのドタバタ劇なんていらないのだ。

浅草みどりは引っ込み思案の小心者でいつもオドオドしているし、水崎ツバメはお嬢様育ちの面が強調され、ちょっぴり我が儘でちゃっかりしてるキラキラ女子に。
ルックス面では梅澤美波の金森氏はかなり原作に寄せてきていると思うし、山下美月の正統派の美少女ぶりも”カリスマ読モ”の水崎氏としては悪くない。

ただ齋藤飛鳥の浅草氏だけは可愛すぎる。
極度の人見知りではあっても、浅草氏は「心は冒険家」。その挙動不審ぶりは、むしろいじめられっ子のようだ。あんな甲高い声でワーキャー騒ぐ浅草氏ではない。
年齢的なことを無視すれば、アニメ版で浅草氏を演じた伊藤沙莉の方が、ルックス含めてまだ納得がいく。

ただテレビドラマ版はあくまで序章で、本番は劇場版。
ということで、浅草氏ではないが「細工は流々、仕上げを御覧じろ」、ということでとりあえず今のところは劇場版待ちだ。

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