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「富豪刑事デラックス」
投稿日 : 2006/04/26 14:10
投稿者 久保田r
参照先
2006年4月21日スタート 毎週金曜夜9時放送
公式HP http://asahi.co.jp/fugoh/

<スタッフ>
原作:筒井康隆「富豪刑事」(新潮文庫)
脚本:蒔田光治、福田卓郎
演出:長江俊和、常廣丈太(テレビ朝日)
音楽:辻陽
主題歌:オオゼキタク「トライアングルライフ」
プロデューサー:深沢義啓(ABC)、桑田潔(テレビ朝日)、蒔田光治(東宝)、大田雅腫(5年D組)
制作:ABC、テレビ朝日、東宝株式会社

<出演>
深田恭子、夏八木勳、市毛良枝、山下真司、西岡徳馬、升毅、寺島進、相島一之、鈴木一真、中山恵、野波麻帆、他
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第10話
投稿日 : 2006/06/29 12:19
投稿者 久保田r
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 最終回。全10話の「富豪刑事デラックス」であったが、先週の予告では最終回の映像が流れず、美和子が「撮影が間に合っていないんです」と嘘か真か洩らしていて、撮影がなかなか大変だった様子。毎回ゴージャスに見える大掛かりな撮影をしているので、それもそうだろうなぁ…と思わず頷いてしまった。

 最終回は、ゲストキャストにマギー、田口浩正、団二朗、梅津栄を迎えてマジック対決。マギーと田口浩正がマジシャンの兄弟役で、今回の犯人。団二朗は美和子のマジックの師匠で、梅津栄は、マギーと田口浩正が演ずる兄弟マジシャンのパトロンで殺される役となっている。兄弟マジシャンのマジックショーの最中に観客を殺すという脅迫文が届けられた為に、美和子は兄弟マジシャンよりも更に凄いマジックショーを開いて、世間の目を自分に仕向けるようにした。おかげで兄弟マジシャンの会場には客が一人も来ず、美和子は二人の怒りを買ってしまう。美和子は二人に拉致され、あわば殺されかけるが、美和子の祖父の喜久右衛門の機転により助かるという展開。

 マギーと田口浩正のマジシャン兄弟が、終始コミカルなマジシャンらしい手振りをしているので楽しい。団二朗は相変わらずの怪しさで(笑)、優雅な仕草の中にも得体の知れぬものが見え隠れしていて良かった。梅津栄は、台詞が二言三言しかなかったが、流石の演技力で印象を残した。

 最終回ということで、イリュージョン的に派手に終わりたかったような雰囲気を感じたが、いつもと変わらぬテンションで終わったように思う。でもそれで良かったのではないだろうか。これで次回に期待することが出来た。またいつか同じ焼畑署のメンバーに会いたい。あの一際美しく、目も眩むばかりのゴージャスさの神戸美和子お嬢様に。
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第9話
投稿日 : 2006/06/29 12:18
投稿者 久保田r
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 実はこの回、録画をセットするのを忘れていて、気がついたら既に21時30分で、慌ててそこから録画したので半分しか見ていない。おかげでストーリーの「起」となる部分を見逃してしまったが、いつもと変わらぬ展開だったので残り半分でも楽しめた。

 さて、今回のゲストキャストは、羽場裕一と、お笑いコンビのバナナマンの日村勇紀の二人。羽場裕一は、10億円金塊盗難事件の犯人役。日村勇紀は、その事件の容疑者役として出演している。この二人の容疑者を美和子の家に軟禁状態にし、例によって豪勢なパーティを開き、金が必要な状況に追いつめて、10億円の金塊に手を付けさせるという作戦。この作戦はすんなりとは行かなかったが、軟禁状態にしている間に時計の針を細工しておいたので、どうにか時効前に真犯人逮捕と相成った。

 今回は、いつも脇で華を添えている婦警の樋口純子と菊池裕美が大活躍。美和子の家で贅沢三昧している彼女たちは、至福の時という感じでとても楽しそうだった。美和子の祖父、喜久右衛門も自宅が舞台となり楽しそうだった。

 今回の名台詞は「たった10億円ぽっちで」。このドラマを見ていると、金銭感覚が分からなくなる。
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第8話「富豪刑事の社交倶楽部」
投稿日 : 2006/06/16 14:19
投稿者 久保田r
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 まぁ、毎度お馴染みの展開ではあるが、今回は金持ちだけの世界に絞られた話だったので、全体的に優雅に楽しめる内容だった。今回のゲストキャストは、石丸謙二郎と梨本勝。犯人役を石丸謙二郎が演じ、嫌味な金持ち役を貫禄たっぷりに演じていた。梨本勝は、レポーター役。

 今回のストーリーは、高級会員制クラブの会長が相次いで亡くなるという事件で、美和子はそれよりも更に高級な会員制クラブを作り、犯人に自分を狙わせるといういつもながらの作戦に出る。今回は、「和」が基調となっていて、美和子のファッションは着物をアレンジしたもの。着物独特の美しい柄が、美和子にとっても似合っていた。

 事件は、美和子の推理によって犯人が捕まるが、犯人の華族出身の大崎は、最後までプライドを捨てない頑固な男だった。美和子は大崎に「お金で買えない愛が大切なのです」と訴えるが、その言葉は大崎の心には届かなかった。
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第7話「富豪刑事の三ツ星レストラン」
投稿日 : 2006/06/05 15:22
投稿者 久保田r
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 今回は、いや今回”も”楽しかった。金持ちと言えば、料理。そして山下真司と言えば、料理。ということで、今回は犯人と料理対決。シェフに扮する深田恭子を見ることが出来る。

 今回はゲストキャストが多く、ヒルトン姉妹をもじったヨルトン姉妹や(笑)、峰岸徹、田中要次、石井正則、田崎真也などなど。ほんのちょい役程度に色んな人が出ていて、楽しかった。

 今回の事件は、三ツ星レストランのシェフがライバル店のシェフを殺すという事件で、美和子はまたしても犯人よりも格上の店を作り、犯人を刺激し、もう一度犯行を起こさせようという作戦に出る。ここまでならいつもと変わらぬストーリーなのだが、今回は思惑通りに運ばず、犯人は美和子ではなく事件の参考人を殺すという展開になる。そこで次に美和子が考えたのが、「料理の鉄人」もどきの「厨房の超人」対決。ここで美和子は、犯人に殺されたシェフの料理を犯人に作らせ、「あなたが犯人ですね!」となる。

 今回はパロディが多くて、山下真司が「さすらいの食いしん坊」と言ったり、石井正則が「料理の鉄人」の鹿賀丈史の真似をしてみたりと某局のパロがてんこ盛り。他にも笑いのツボが随所にあり、始めから終りまでテンポ良く楽しく見れる「富豪刑事」だった。

 それにしても最後の「この爺不幸者め〜!」が面白かった。事件解決の為に作ったレストランが利益を上げ過ぎて、祖父・喜久衛門の金が減るどころか増えてしまったことに対する怒声。美和子に金を全部使って貰うことを楽しみにしている喜久衛門は、逆に金が増えたので怒った。お金が増えて怒るなんて、私も一生のうちに是非とも経験してみたいものだ。
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第6話「ウェディング・プランナーの富豪刑事」
投稿日 : 2006/05/30 14:31
投稿者 久保田r
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 段々とストーリーの筋立てがパターン化して来ていますが、毎回お馴染みの起承転結でもドラマの中身はお金のかかったシャレの効いた楽しいものになっているので、安心して楽しく見ていられる刑事ドラマ(?)であります。

 今回のゲストキャストは、西村和彦と川崎麻世。そして、他局のドラマで失礼ながら『大奥』で「美味でございます〜!」と威勢の良い声を張り上げている久保田麿希。この3人の中で誰が犯人役でもおかしくはないのだけれど、犯人役は西村和彦。川崎麻世は美和子の経営するウェディング・プランニングの会社に客として来て、美和子に一目惚れする役(ミュージカル・アクターというキャラ設定で、しかも女性に惚れっぽいという役柄だったのでほとんど地に近い役だったんではないだろうか)。久保田麿希は、コミカルな役回りで、犯人を捕まえる為に花嫁衣装を着て捜査に協力するという役。川崎麻世と久保田麿希は、持ち前の良さを発揮していて楽しかったし、犯人役の西村和彦は、クールな顔立ちに似合う冷酷な犯人を演じていて良かった。前髪を下ろした顔が若返って見え、かっこ良かった。

 焼畑署のみんなもコメディの息がぴったり合っていて、笑いのキレが良くなっているし、これからも楽しみな富豪刑事。笑いだけではなくきちんと事件のトリックも暴いているので、今後もどんな事件が起こるのか楽しみ。
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第5話「富豪刑事と魔性の貴婦人」
投稿日 : 2006/05/20 13:52
投稿者 久保田r
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 今回は、美和子大活躍。いや、いつも大金を使って活躍しているけれども、今回は、身を張って捜査に当たっているので刑事らしい活躍振り。ビックリするようなゴージャスさはなかったが、今回は喜久衛門が予期せぬ活躍をして、松江と美和子に怒られながらも男っ振りを見せる事件解決への貢献度を示した。

 ゲストキャストは、喜多嶋舞と岡田浩輝。この二人は犯人役で恋人同士の役なのだが、二人とも金の為には手段を選ばないという冷血な役どころを上手くキャラを作って演じている。特に喜多嶋舞は、金の為に男を次々と乗り換えるというプライドの高い女を好演。はまり役だった。

 今回は美和子が奔走したので、他の焼畑署のみんなの影が薄かったが、鎌倉警部のエセ金持ち振りは楽しかった。残念なのは、布引の活躍の場がなかったこと。彼には、単なる強面ではない一味違った刑事役を望む。
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第4話「占星術の富豪刑事」
投稿日 : 2006/05/17 14:12
投稿者 久保田r
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 今回もなかなか良い目の付けどころの富豪刑事。占星術というテーマ、占星術を頼って粉飾決算し会社を急成長させている強引な社長など、時事問題と上手くリンクしてドラマが作られている。

 今回のゲストキャラは、秋本奈緒美、モロ師岡、飯星景子、ジローラモ他。飯星景子、ジローラモは、ほんの1カットずつ。凄いなぁ…富豪刑事。ドラマの中だけじゃなく、制作側にもお金があるんだ。毎回色んなゲストキャラがほんのちょっとずつ出ているから、こういったゲストキャラにもギャラが発生すると思うと、毎度の小道具費と合わせると相当なお金がかかっていると思う。凄い。

 秋本奈緒美の占星術師は、キャラが立っていて面白かった。占星術師っぽいオーラが出ていたし、後半追いつめられてコミカルっぽい演技が入って来てもキャラのイメージから離れていなくて良かった。

 今回の見せ場は何と言っても露天風呂にみんなが落ちたシーン。犯人の占星術師と社長を捕まえる時に、焼畑署のみんなが不必要に露天風呂に落ちてドタバタと逮捕劇を演じていたのが楽しかった。秋本奈緒美もモロ師岡も落ちていたし。たった一人落ちなかったのが、美和子。そりゃお嬢様だから落ちないんでしょうけど、ちょっとだけ仲間はずれっぽかった(笑)。
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第3話「偽装結婚の富豪刑事」
投稿日 : 2006/05/11 13:45
投稿者 久保田r
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 実質2話目。今回は、振り込め詐欺に焦点を当てた内容。美和子の屋敷に1本の電話がかかって来て、運転士の伊藤が事故を起こしたから示談金を振り込めというもの。この電話のやり取りのシーンが見物で、犯人が「300万です」と言うと、祖父の喜久衛門が「300万じゃと!?とんでもない、3億支払わせて下さい」。また「至急振り込んで下さい」と犯人が言うと、「そんな失礼なことは出来ん!すぐに会って土下座して謝り、その場で支払わなければ気が済まない!」と、常に犯人の思惑を超える発言をする。そして、電話を切った後、屋敷の中から美和子と共に運転士の伊藤が現れて、詐欺だと気づく展開。

 今回のゲストキャラは、ワイドショーリポーター役に実際の芸能リポーター・みといせい子、実行犯役に長井秀和、真犯人役に金子貴俊、振り込め詐欺被害防止ポスターに安田大サーカスのヒロと、今回も多数のゲストが出演。中でも金子貴俊と長井秀和は、重要な役回りを演じていて、美和子に翻弄される長井秀和はコミカルな演技で楽しかった。長井は、犯人役ながらも美和子(深田恭子)の婚約者という役回りで役得だったと思う。そして「間違い!」の決まり文句は、何故か「no doubt!」と英語で決めた。

 シナリオが良く出来ていて、詐欺に引っかかって犯人を捕まえ、次に黒幕を捕まえるという中身の濃いストーリーをポンポンとリズミカルに進めている。どのシーンも美和子の金持ち振りをアピールする演出と小道具は完璧なので、1カットがあっという間に終わってしまうのが勿体ないほど。TVの豪華さを満喫出来る内容。役者陣の呼吸も見事なので、ぜひ映画化して欲しい「富豪刑事」である。
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第2話
投稿日 : 2006/05/01 14:08
投稿者 久保田r
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 シルバー・キャット事件の解決編。今回のゲストキャストは、大木凡人。美和子が西村の家で花を習っている時に、外をパチンコ店の宣伝カーに乗ってアナウンスしながら登場。パチンコ店の名前は「パチンコ・ボンド」だったかな(笑)。1カットのみの出演だったが、にこやかな笑顔が相変わらずでした。

 さて、西村が豪華客船からシルバー・キャットを運び出した謎を解いた美和子だったが、証拠不十分で西村の怒りを買い、機嫌を取る為に西村を家に招待する。贅の限りを尽くしたもてなしは「流石」と言うべき内容だったが、時間の関係からか短めだったのが残念。美和子の家の贅沢振りをもっともっと見たかった。

 今回は、美和子の祖父・喜久衛門が活躍。自分に対抗意識を燃やす西村に「ヅーラ」という存在しないきのこを「食べたことがありますか?」とけしかけて探させたりして、孫の美和子の為に一肌も二肌も脱ぐいいおじいちゃん振りをアピール。喜久衛門のすることにはお茶目な部分があるので楽しい。

 事件は、全部西村が仕組んだことで、最後は、美和子の作った偽のスペインに西村を連れて行き、偽の取引を装って西村を追い込み、そこで全ての謎が解き明かされるという展開。この偽のスペインの設定は良く出来ていて、途中までこちらも騙されて見てしまった。なかなか良いシナリオだと思う。

 終りの美和子の「美しいものは時に人を狂わせる。それは罪なのですか?おじいさま」の呟きがかわいかった。焼畑署のみんなも良いチームワークで、次回の事件も楽しみな「富豪刑事デラックス」です。
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第1話
投稿日 : 2006/04/26 14:11
投稿者 久保田r
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 だーっはっは!(膝をパシッパシッと叩く)面白い!やっぱり面白いですがな「富豪刑事」。「デラックス」と言うだけあって前回よりも豪華さがパワーアップしていて最高。豪華さがアップすればするほど、こんなのあり得ないよという突き抜け感があって良い。やるからにはとことんバカらしくやらなくては面白味がない。TVの画面の向こうの華やかな世界というのをとことん誇張していて楽しい。

 さて、第1話のストーリーは、とある金持ちの屋敷から”シルバー・キャット”という幻のダイヤが盗まれそうになったところからスタート。美和子は、事件現場に自家用飛行機で乗り付け、金持ち振りをアピール。焼畑署のみんなも変わらぬ顔触れで勢揃い。

 犯人を捕まえる為に「シルバー・キャット オークション」を開き、金持ち達を豪華客船に閉じ込め、犯人捜しを開始。そんな中、客の一人が殺され、事件は広がりを見せる。この豪華客船のシーンには、デヴィ・スカルノ夫人が登場。殺された客を演じたのは伊武雅刀。初回だけあって豪華なキャスティング。

 一方、”シルバー・キャット”の持ち主、西村礼二郎から京都のお花の家元のところへ行って欲しいと依頼されて向かった布引は、家元の三姉妹の次女が殺され、必然的に事件に首を突っ込むことに。豪華客船の殺人と家元の次女の殺人と”シルバー・キャット”の関係は…?というところで第1話は終了。

 美和子のおっとりしたお嬢様刑事振りと、シーンごとに変わるファッションと、豪華なゲストキャストが楽しい「富豪刑事デラックス」。事件のシーンもミステリアスに満ちていて、ストーリーの続きが待ち遠しい。今シリーズも間違いなく楽しめそうな予感に溢れている。
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