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「陰陽師」
投稿日 : 2001/04/29 23:45
投稿者 Excalibur
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夢枕獏の人気小説のTV化。
話題になっているということと、稲垣吾郎が演じる安倍晴明に興味を持ったので、殆ど予備知識なしで見始めたのだが、なかなかどうして面白い。
セットなどの予算面ではいかにもTVドラマ調ではあるが、杉本哲太や本上まなみ等レギュラー陣は悪くないし、各話のゲストもそれなりに揃っているし、何よりも稲垣吾郎が良い。やはりこの手の役はハマっている。最近ではジャンル物には欠かせない役者になりつつある。
原作ファンにはどのように受けとめられているのかはわからないが、先ずは及第点というところだろう。
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#5 「たらちね」
投稿日 : 2003/07/06 19:50
投稿者 Excalibur
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娘を捨てた母親と、その母を待ちつづける少女。その少女に、自分自身を投影して行く晴明。原作の飄々とした味はまるでない、全くの別人としての清明が描かれているのだが、稲垣吾朗の好演もあってこの変更は是とする。些か「お涙頂戴」を強調しすぎた演出なのが、今回のドラマ化の限界かもしれないが。なお、この母娘を導く役回りとなった白比丘尼(高橋恵子、好演)が、実は清明自身の母親なのではないのか、という含みを持たせて物語は終わる。
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#4 「鉄輪」
投稿日 : 2001/11/03 23:18
投稿者 Excalibur
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自分の奏でる笛の音を愛でてくれた美しい女性に心を奪われる博雅。
だが彼女には心に秘めた決意があった。自分を捨てた男を呪い殺そうと。
鬼と化した女性、呪われた相手。そうと知らずに博雅は、二人に深く関ってしまう・・・。

回を重ねたことにより、清明と博雅それに蜜虫との関係もこなれたきたようである。これで奥行きのないセットや演出にもう一工夫あれば傑作になり得ていたかもしれないが、これがTVドラマの限界だろうか。
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#3 「迷神」
投稿日 : 2001/05/04 20:16
投稿者 Excalibur
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夫を失った妻の心の叫びが、生霊としての夫を蘇らせてしまった。その夫に身を任せることは、自らの死を意味する。自分がいなくなった時、残された幼い息子はどうなるのか? その時彼女は、「女」か「母」かの選択を迫られるのだった。
南野陽子、西村和彦、寺尾聡らゲストの好演もあって、しまった一本となった。
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#2 「這う鬼」
投稿日 : 2001/05/01 23:29
投稿者 Excalibur
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名門貴族の娘である恋多き女、田舎で出会った素朴な女、二人の女性の間で揺れる一人の男。これが悲劇の始まりであった。約束を信じ田舎から出てきた女は、男に裏切られたと知ってその男を殺し、奪った貴族の娘に呪いをかける。だが、一見高慢で欲望の固まりのような貴族の娘も、実はその昔晴明との別れから生まれた心の穴を何かで埋めようとしていたに過ぎなかった、という二重三重の報われない感情に縛られた男女の物語、ということになる。
実直な、直情径行型の博雅と、飄々としてクール、捉えどころのない晴明のコンビネーションが効いている。杉本哲太と稲垣吾郎のコンビ自体も良好である。
ゲストは櫻井淳子。
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#1 「玄象」
投稿日 : 2001/04/30 02:58
投稿者 Excalibur
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安倍晴明と源博雅との出会いを描くキャラクター紹介編。
盗まれた<玄象>と呼ばれる帝の大切にしていた琵琶と、羅生門の鬼を絡めたストーリーで、<鬼>と呼ばれた異邦人と貴族の娘との許されぬ恋をテーマにした物語である。
もう少しミステリアスというかオカルト風味の、多少なりともアクション要素の強い物語を想像していたのだが、その予想はいい意味で外れた。切ない悲恋物語として、この一編は終了する。
永沢俊矢、山口紗弥加、宮川一郎太らがゲスト出演。
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